掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

開春の会

2008-07-02 16:12:12 | 出来事
先日6月29日(日曜日)にて島根県大田市温泉津の酒蔵「開春」(若林酒造)若林社長・山口竜馬杜氏を招いての、酒の会が「居酒屋いぶしぎん」で行われ夫婦で参加致しました。
若林酒造さんは、勿論当店もお取り引きのある蔵元さんです。
蔵の方にも何度かお邪魔させて戴き、今年も本日この会を企画された「いぶしぎん」小牧教官と今年2月にも蔵見学にご一緒させて戴きました。
また5月には私も参加させて戴いた「酒合宿」in瑞穂(同じく小牧教官の企画)では、山口竜馬杜氏もご参加されおり、何かと交流を持たせて頂いております。

会は、PM2:00 より若林社長(左写真)・山口杜氏の挨拶に続き小牧教官の乾杯で、始まりました。この会には、もう一方のゲスト島根県浜田市の素敵な酒販店イタ○トさん(以前書いたブログタイトル「どっきり(その1・その2)」で載せさせていただいたご本人)もお越しになっており、素晴らしいセンスで燗付け番をしていらっしゃいました。本当にご苦労様でした・・・。

最初の乾杯のお酒は、夏向きのお酒として開発された、生き生きとしたガスを閉じ込めた危険物これを社長自ら見事な爆弾処理の技で無事開栓先ず冷たいままで頂きました。
プチプチとはじける炭酸ガスと爽やかな味わいの中に、ボディー骨格を感じる思ったより確りしたお酒でした。その後このお酒を、イタ○ト氏お勧めの温燗(35度位)に上げて飲むとア~ラ不思議・・・・クリーミーで、カルピスの様な味わいと微妙な炭酸ガスがとても面白い味わい、個人的にはこちらの方が好みでした。熱めに燗を付けると、渋味が結構浮いて来ます。
その後、開春竜馬(生もと)純米吟醸生おりがらみ・開春竜馬(生もと)純米生おりがらみ・開春竜馬(速醸)純米火入れ・開春竜馬(生もと)純米火入れ・・・・と続くのでした。(写真向かって右:眼鏡を掛けた黒いシャツの方が山口竜馬杜氏)
通常の熱燗かなり熱めのものを急冷した燗冷まし・・・自然な形で燗冷ましにしたもの・・・・かなり過酷な条件の中でもそれぞれに違った顔を出す「開春」に改めてこのお酒のポテンシャル・可能性を感じました。これだから純米酒はやめられない午後2時から始まった「開春の会」は、6時まで行われたようですが・・・・私は別の用事があり、午後5時で後ろ髪を引かれながら会場を後にしました。
後ほど二次会後半戦には間に合い、再び合流を致しました・・・そして更に