公共施設の老朽化:「業務上過失致死傷罪」が問われる!

2013年02月08日 | news
2013年2月7日(木)

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テーマ 公共施設の老朽化:「業務上過失致死傷罪」が問われる!

築40年以上経っていて大規模改修していない施設は、公共施設の老朽化による事故で「業務上過失致死傷罪」が問われる可能性がある。

財政上の理由で充分なメンテナンスができていない状態で事故が発生した場合でも、こと安全に関する限り『財政上の理由』は、ほとんど免責の理由にならない。

施設所有者は、業務上、観客等の安全を確保できる施設を提供する義務を負っている。

財政難の折、全ての施設をメンテナンスすることが困難である。

機能統合して、今ある施設の面積を30%カットすることが必要。

例えば、年に1か月半しか使っていない小学校のプールを廃止し、巡回バスでスポーツセンターの温水プールを使うようにすれば、老朽化したプール施設のメンテナンスコストが削減できる。

その場所を民間に売払いコンビニ等を建てることができる。

大胆な発想の転換が必要。全ては、首長のリーダーシップにかかっている。