3月13日(木)生ごみ集団回収事業説明会が開催されました。

2014年03月13日 | リサイクル
2014年3月13日(木)生ごみ集団回収事業説明会が開催されました。

内容は、生ごみ集団回収事業の再開に伴う事業説明でした。

 生ごみ集団回収事業については、委託先である生ごみ堆肥化施設の許可更新、及び場内設備の大規模改修により、平成25年2月19日の回収をもって一時中断していました。

 10月以降の再開予定が大幅に延びて、再開のめどが立たず1年以上が経過してしまいました。

 新年度からは、多摩地区の別の生ごみ堆肥化施設事業者において生ごみ集団回収事業の再開するというものでした。

 しかし、再開する事業費用が年間約75万4千円から約282万7千円と約207万3千円もの大幅な増額が試算されています。

 一時中断前の平成23年度の処理量(20,530㎏)に基づいて試算した場合

 <以前の生ごみ堆肥化施設㈱多摩フレッサ>
  処理費用:25円/㎏  収集運搬費用:10円/㎏

 <再開後の委託料試算>
  処理費用:30円/㎏  収集運搬費用:3万8,500円/回

 つまり、今までの処理費用が1㎏あたり5円増えるだけなので、収集運搬費用が10円/㎏のままだったら5円×20,530㎏=10万2,650円の増加にしかならないはず・・・

 ところが、10円/㎏では事業者が割りに合わないとのことで、収集量が何キロでも1回の回収で3万8,500円の収集運搬費用が見込まれています。

 今までは、年間で20,530㎏(平成23年度の処理量)÷約48回(毎週1回)=平均で1回あたり約427.7㎏しか回収していないことになります。

 1回の回収で今まででしたら10円×3,850㎏=3万8,500円となります。

 つまり、3,850㎏分の回収費用と同じになります。

 そうすると今までは何故、収集運搬費用が10円/㎏で可能だったのか?
 
 今回は、何故同じ方法が取れないのか?

 明日から始まる予算特別委員会で明らかにしていきます。

 また、説明では費用面だけでこの事業を判断しないという発言がありました。

 しかし、予算が可決されれば新年度の早い時期から再開して、2~3年後に継続するか否かについて検証するとのことです。

 平成23年度実績で265世帯。最終目標は500世帯。

 100円のコミュニティーバスを180円(民間バスの初乗り料金)に値上げして、その地域の高齢者のためにだけ税金を使うことは不公平だとして、高齢者割引については割引を実施しない方向である、今の東村山市政を考えると、同じ理屈で一部の市民のために税金を使うことが不公平であると生ごみ集団回収事業を廃止されてしまうのではないかとの懸念が残ります。

 参加者からの要望であったように、

①もっと手続きを簡略化すること 

②世話人を中心として生ごみ集団回収事業に関わる方々の会を開催し、事業者見学を実施したり、この方々が主体的に市民説明会を実施すること 

③生ごみ集団回収事業参加者マップをつくり、参加者の増加の見える化を図ること

ができるかが課題になると思います。

 
 
 
 



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