まわりで起こっていること

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蛍まつり

2024年06月10日 | Weblog

が、始まっているんだろうな、辰野村。

先週お邪魔した信州の村なんだけど。

七十二候の第26候は、腐れたる草蛍と為る、だ。

なんとも素敵な文言だな。

腐った草の下で育った蛍が孵化し、光を発して飛びかう頃、とある。

コンビニで会ったり喫煙スペースで会ったりのジモッティが、今年の蛍は少ない。

と口々に言っていたのを思い出すな。

自然が残されている、という言い方がされるけれど、それほどに自然を侵食してきた文明というものがある。

とも言えるし、そのおかげで、便利さを手に入れたとも言える。

しみじみと感傷的に語ることもできるし、さらに、まだまだもっともっと、と物質や精神の「豊かさ」を求める。

なんてことも可能でもあるわけだ。

どちらが善で悪で、ということでもないんだろうな、人間の営為の結果、結実だ。

当方は、適度に制御された自然、ってのがお気に入り、ってところなのかもしれないな。

ベタな、原初的な自然なんてのに出会ったら、手も脚も出ない、かもしれないし。

ま、ご都合主義なんて言葉もあるか。

それにしても、このところ、自然というものの素晴らしさ、を思うよ。

朝イチに走っている時に見る富士山であったり、海や空の青さ、庭に伸びる草木。

今朝のわがベランダレストランみたいに、カラスに追い立てられながらも辛抱強く、朝食をめがける小鳥たち。

とかね。

気温が上がっているおかげで、珈琲豆をミルで粉にしながらのパタカラ体操が声小さく、だ。

窓開け放っているからね、隣近所さんへの遠慮で。

これも、季節のめぐりの体感でもあるな。

さて、そんな月曜日に出かけるとします。

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