寒露の朝にカラスが鳴く

10月も徐々に過ぎていく。

北の地で夏を過ごした雁の群れが飛来してくる頃、とある。

伊勢湾岸道路を走っている時に、母親が空を見上げて、ほら、雁の群れだよ、と言ったのはいつだったか。

おばたちを乗せての伊勢神宮への旅か、鳥羽へ泊まった時なのかもしれないな。

なんてことも思い出し、過去と現在なんてことにも思いが飛んでいくな。

今朝はすがのさんのブレンドだ。

モカも入っている。

時折、早くに亡くなった友たちを思い出す。

お前ら、もう少し生きてれば、ポップコーンを齧りながらの映画鑑賞ができたのにな、と。

もっとも、忙しなくどこかへ生まれ変わっていなければ、天空からの視線を手に入れて僕よりももっと詳しく、その映画たるものを楽しんでいるのかもしれない。

その映画なるものは、秘密解除と日本語ではなるのだと思うけれど、英語ではデクラスとかいうのか。

それは、単に、人類は、こんなこと、してましたよ的なこと以上の、ひょっとしたら生と死の区分けにも及ぶのかも。

「意識」のあり方の根底的な勘違いに気づく、みたいな。

ま、朝からの話題にしてはディープすぎか、そんなことも思いつつの今日は、菩提寺、高源寺さんの本山の会。

落語付き、ってものに参加します。