まわりで起こっていること

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同窓会は終わっていなかった

2016年02月01日 | Weblog

むしろ、始まっていなかった、というほうがいいのか。

今朝も、母親ネタですが。

どうやら、同窓会の幹事さんが、写真を送ってくれてあって。

それを眺めた母親が、その方々を招き入れる、ということで。

昨日の顛末があったようで。

妻が、同窓会はすでに終わっている、と、現在という時を書き示し。

なんとか、腑に落ちたかどうか、という次第なのです。

もともと、時すらないところから生まれてきたわけで、さらに、その場へ帰っていく。

とでも言えるか、そんな具合に生を繋いでいくんで、まちがっちゃいない。

わけだ。

 なんといっても、今生の人生という言い方をすれば、最長の相方なんで。

なにせ、わが年齢プラス10ヶ月、というね。

夕べ、NHKスペシャルで、母親が大変、みたいな番組があって。

その中で、胎児がね、周期的に起きる、つまり、子宮の中でね。

らしい。

それは、眠っていると、ずっと母親の血液だったか、どこだかから補給があるので、母親を休めるために。

胎児は、目覚めていて、母親への負荷を減らすことに協力、というのか、母親を気遣ってるわけだ。

ところが、その習性が、出産後も、少しの間続き、しかも、その時間帯は、夜なんで。

いわゆる夜泣き、で母親を悩ませることになる、という科学からの伝言だったんだけど。

なんとも摩訶不思議な、いわく言いがたい胎児と母親の関係、というのか、生命の神秘、とでもいうのか。

そんな頃からの、わが母親とは古い付き合いなんです、ってことで。

それがまあ、こんなにも成長して、と。

この間も、浮かれ街での会話で、信じられない、というわけだ。

僕、子どもの頃、おとなしい子で、よその家では、ご飯、食べられなかったし。

内気で、気の小さい子だったんだよ、という言葉にね、その場の一同からの反応がね。

そういうわけで。

それが、今では。

診断?!。

出ました、ポジティブシンキング病です、ってくらいの。

なんでも明るい方向へ解釈を持って行っちゃってね、さらには、人間は死なない、なんてのたまっているんだから。

上記の感想が出てきても、そりゃ、不思議じゃないか、って感じだ。

そんな自分の、今にいたるプロセスをつらつら眺めてみると、まわりに蝟集する方々に、リミッターをはずせ!

バットをふれ!

なんて言っちゃってるのも、それなりに納得もできるというもので。

夏目漱石じゃないけど、未生以前、つまり、生まれる前だね、さらに、死後、ってやつは。

残念ながら、この世からは、眺められないけど、せめて、今生は、楽しもうぜ、って姿勢は。

なかなかいいポジション取りだと思うんだけどね。

それも、ちょっとした解釈、を変えるだけで、過去すら変容し、未来さえどうにでもなる、というね。

たぶん、そんな仕組みにできているんだな、この世、ってやつは。

この瞬間に永遠がある、なんてフレーズも、なんだか、まんざら嘘でもないかも、なんて気にもなるな。

 念の為に、上記、ポジティブシンキング病、ってのは、ある意味、病なんで。

なんでも、ポジティブに持っていく、という無理があり、むしろ。

ポジティブもネガティブも、同じように扱う、というのか、同列でね、むしろ、両方共、味わい尽くす。

という言い方のほうがいいかも、なんだよね。

いるでしょ、まわりに、便所の100ワット、みたいな御仁。

イメージ的には、日焼けサロンで肌を黒くし、ポロシャツの襟を立てて、歯は真っ白のホワイトニング。

そんな御仁と対面すると、明るさは滅びのしるしだ、なんて、たいして読んだことない太宰治から。

パクりたくなっちゃう、というね。

あれ、なんだっけ、母親の同窓会か、そんなわけで、各人各様に、それぞれの宇宙を持ち運び。

それぞれの楽しみを味わっているというわけです。

 

 

 

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