というか、古事記ね。
あれ、稗田阿礼が口承したものを太安万侶が筆記した、となってるよね。
その頃、わが邦には、文字がなかった、というわけだ。
しかし、古来の伝承は口伝という形で残されていて、その集大成が、稗田阿礼という記憶力抜群の女史。
伝承というのは、人々の口口に語り継がれてもいて、それが当たり前のような、今で言えば、常識ね。
気分も心もそんなものに覆われていたわけだ。
それを文字にする、というのは、そりゃ大仕事だ。
中国から伝来の漢字を使って、だからね。
書かれた文章を作っていくということね。
そのあたりのことを事細かく書いているのが、本居宣長の「古事記伝」で、さらに、それを解読しているのが、わが小林秀雄、ということになる。
昨日の日曜日は、そんな一日だったな。
ところで、今朝の空は青い。
少し雲はあるにはあるけれども、だ。
台風10号はどこかへ消えていったのかな。
だけども、在来線は相変わらず運休ということで、用心用心御用心、ってことなのか。
実際のところはわかりませんが、今日も、わが社の社員さん一名は、リモートワークということだろうな。
いろいろなことが起こった後の、まさに台風一過だ。
さて、そんな月曜日に出かけるとするか。