そんな朝は、雉始めて鳴く。
小寒・末候。
雄が雌を恋うて鳴き始める時節、とある。
春を感じる第69候なんだけど、まさに、の気温だな。
温度計やエアコン、電気ストーブなどなどのない頃、ほんの少しの気配で待ち望む春を見ていたんだろうか。
この七十二候というのはおもしろいんだよね。
遠いところへ連れてってくれるような。
空間やら時間やらを超えて行けるような気になってもくるな。
夕べ、森永卓郎さんの「ザイム真理教」という本を読んでいたんだけど、彼。
死んだら何もなくなる、なんて書いていたな。
そういう世界線の中で頑張ってきたんだな。
今では膵臓癌のレベル4だそうで。
そんな中でコアに触れるような発言をし続けているわけだ。
くだんの本、財政均衡カルトが日本をダメにしている、というような内容だけど。
いずれにしても、この世界はさまざまな世界線を行き来しているんだよね。
一人一宇宙、って次第だ。
最近出会ったのは、秦氏の統理という方で、YouTubeでだけど。
第135代で、口伝にて一族の来歴含め伝えられ、というね。
確か、宮下文書に伝わる、何家だったかな、その御仁は256代だったか。
ゆうに1万年は超える昔からの話だ。
勝者の歴史、と言われるのだから、敗者の歴史が開陳されたら、そりゃ、映画より面白いだろうね。
そこここにその名残を探し歩く、なんてのが、民俗学とかの仕事かな。
逆に、未来を予言というのか、未来から帰ってくるなんてのもありだろうね。
どちらに転んでも、摩訶不思議なる存在、生命体たるわがカラダ、ココロ、魂ということになるな。
さて、そんな13度の一日に出かけるとするか。