梅雨の合間に青空がのぞく、みたいな表現かね。
いきなりだけど、どこかで、時間泥棒、なんて言葉と遭遇した。
ミヒャエル・エンデだっけ、「モモ」に出てくる言葉かな。
本棚に鎮座ましましているんだけど、まだ、ほんの数ページをめくったのみだ。
ずっと以前に読んだような、あるいは、漫画かなにかだったか。
この、時間、というのは、なかなかやっかいなものだよね。
難しいというか、日常の認識・認知みたいなところから、隔絶し、ってのが必要になりそうな。
たぶん、そこを超えないと、宇宙へは行けないだろうな。
マヤだったかアステカだったか、いずれあの辺りの先住民族のシャーマンが。
どこの星だったか、えらい遠い星からやってきた、と。
どうやってきたんですか、の問いに、こうやって、と空間を折りたたんで、というわけだ。
それを、非科学的な、無知蒙昧な部族の迷信、俗信、世迷いごと、って切り捨ててきたのが。
いわゆる、西欧文明の中のある部分の人士方、とも言えるか。
西欧にだって、ケルトはあり、今でもロンドンあたりにはそんな人士かたが少数だろうけど、暮らしている。
可能性だってあるからね。
今朝のレストラン、カワラヒワが居場所を見つけたみたいな光景だ。
いつもはスズメか鳩しかいない場所に陣取って、何羽かのスズメたちを睥睨している。
面白いものだね、こちらが時間泥棒なんてほざいている間に、彼はちゃっかり自分の時間を作っているんだから。
それにしても、雨が続く中での青空ってのはいいもんだ。
心が軽くなっているような感じがするからね。