まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

人間は食べたものである、ってありだな

2015年02月25日 | Weblog

なにを、どう、食べるか。

ってわけだ。

昨日は、箱根から帰ってきたんだけど、その際。

同行の相方ふたりと、食の話になり。

どちらも、ほぼ外食、という次第でね。

ま、デフレのビジネスモデルが、衰退はじまり、とはいえ。

外食産業も、あの手この手のご苦労の中にいるんで、そういう御仁が。

存在するのは、彼らからしたら、喜ばしいかぎり、ではあるんだろうけど。

それこそ、NHKで特集していた、腸内フローラの観点からしたらね。

待て、しばし、というわけだ。

がん、糖尿、うつ、も腸内環境の影響下で、というね。

腸内を整えたら、なんとかという難病もなおりまして、ほら、このとおり、元気です。

なんて症例も紹介されていたんだよね、あの番組で。

なので、くだんのふたりもね、高邁な哲学書を読んだり、なんやかやと。

自分の中の宇宙を、いじり倒したり、と悪戦苦闘するんだったら、ほんの少しね。

例えば、早起きして、ご飯を炊いて、手作りのおかずを作って、という作業を。

したら、まさに、急転直下、悩みごとのほとんどは、消えてなくなるかも、で。

なんてことを、つらつらと思い浮かべて。

そういえば、ちゃんりんちゃんりん、この子を見てください。

かわいそうなのは、この子です、親の因果が子に報い。

ってね、秋葉山のお祭りの見世物小屋で。

ほらほら、よく見て下さいね、上半身は人間の女性、下半身は人魚です。

って、暗い穴の中を見せられ、あら、いやだ、的な、ね。

そんなことも、あったな、と。

つまり、親の、なんだろう、悪業(あくごう)が、子どもに現れ、ってね。

なんとも、因果応報というね、孔子さんの儒教をもじったのか。

遺伝する。

お父さんも糖尿だったから、とかね。

そのまたおばあさんも、血圧高かったから、とか。

今以上に、家というもののしばりが強かった、というか、その家に依存、依拠しないと。

一人で生きていくのが辛かった時代、そりゃ。

食べるものから考え方から、家の影響下で作り上げられ。

わたしの好きなものはこれです、という錯覚に染め上げられ、ってのも、ありかも、で。

狼に育てられた、というオオカミ少女ね。

あの子だって、親からの遺伝、って、あったんだろうけど、オオカミになっていたからね。

せいぜい、その程度、くらいに考えておいて。

郷に入らば郷に従え、なんて命令されなくても、自ずからなっちゃうんだよね、たぶん。

アメリカに暮らせば、アメリカ人の香り満載に、中国孤児は、まんま、中国人に、という次第で。

そうだ、食の話だね。

いろいろと、経済やら政治やらの、二ひねり半のウルトラDとか使わずに。

シンプルに、腸内細菌に、栄養を与えましょう、くらいの軽い感じで、食というものを。

見なおしたらね、これまた、チャレンジ感満載で。

ちっちゃな自分の、エゴとでもいうのか、そこから脱して、それこそ、利他の精神ってやつだね。

100兆も生きている、という腸内のいのちたちに、慈愛をほどこす、と。

すると、それは、あるものたちは、便になり、あるものたちは、繁殖の道をたどり。

と考えただけで、なんだか、ワクワクしてくるからね。

ひところ、って、いまでもか、絆、ひとりじゃないよ、なんていい方、流行ったけど。

まさしく、人はひとつの命じゃなく、めっちゃたくさんの命とともに、そこにある。

ってわけで。

もうね、途方もない、いのちたちとの、共同作業ってのが、生きている、ってことでもあり。

というわけだ。

そうそう、昨夜は、田中会で、というネタもあったんだった。

「奥谷」という灘のお酒の差し入れもあり、仕上げに。

小唄を習っている、CMさんの初お披露目もあり、ね。

声が出てない、と遠慮知らずのみんなからの声もかかって。

楽しいひと時も、あっという間にすぎ、的な、時間が流れ。

あの短い時間の情報量ってのは、振り返ってみれば、途方もないもので。

それこそ、キュレートして、この場にご披露できれば、なかなか、味わい深いものでもあり。

人と人ってのは、そういう出会いから、作り上げられていくものなんだろうね。

と感想を述べ、本日のブログ、終了します。

コメント
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