まわりで起こっていること

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ベッカムの引退

2013年05月24日 | Weblog
というネタで、わが家の晩餐が。

少しもりあがったんだね。

最終、パリ・サンジェルマンで選手生活の幕を閉じたんだけど。

次男坊が、ここでの移籍金や給料を、パリの子どもたちに全額寄付し。

と。

そのことを、娘も知っていたようで。

ふたりで、プチ意気投合、という感じだった。

そうなんだ、とこちらは応えて。

二人から伝わってくるものは、大げさでない賞賛でね。

そのとき、勝手に、単なる大きな仕事をした、ということだけでない。

もう少し違った価値観が、ひょっとしたら、世の中にあふれつつあるのかも。

という推測が浮かんできたのでした。

夕べは、ジュビロにいた藤田俊哉の送別試合が、テレビ放映されていて。

最後まで見ちゃったんだけど。

往年の、といっても、Jリーグ開幕以来の選手たちなので。

メキシコ五輪の、銅メダルメンバー、杉山選手やら釜本選手は、登場しなかった。

日本にとっては、往年第二世代、とでも呼べるかな。

そして、今の現役世代、さらに、その人たちを追い越そうと、次なる、例えば、U-14世代、とか。

次から次へと、世代はつながれてね。

それ見てるだけで、楽しいけど。

これも、長生きしているおかげ、って、そんな歳じゃないだろ。

とも言えるけど、僕のまわりで、30代、40代、50代で、それぞれ、命を全うした方々もいらっしゃるので。

ちょっと、かっこつけて、の言い方になっちゃったのですけど。

中国の古典に、出処進退、にまつわる話があってね。

よく、経営者やら政治家の引き際、ってのが、テーマになったりするんだけど。

これ、なかなか、重い、深い問題でもありますね。

PTAの役員なんかで、よくいわれるのが、役はやりたいやつにやらせないほうがいい。

みたいなことですけど。

ことに、今の日本は、世界に先駆けて高齢化社会のはしりなんで。

この引き際の美学、あるいは、考え方、っては、創造的な行為だろうな、とね。

引き際なんていうと、引退、隠居、社会からの隔絶、みたいな思考の流れになるけれど。

たんに、役割を交代する、あるいは、同じ目標にむかって、ときとところをかえる、くらい。

なんだけどね、実際のところは。

目標?そう、幸せな社会、ですね。

それしかないからね。

とうわけで、美人の奥様をもつベッカムくんは、現役選手生活を終えたのです。

コメント
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