まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

たつ兄

2007年03月21日 | 家族
この間、なくなった義弟は、ぼくのことを、興がのると、たつにい、と呼んでいた。

年齢は、ひとつ上なんだけどね。

彼の息子達と、あかるく話す姿を見て、たつ兄がうらやましい。

おれ、どんなふうにしたらいいのか、わからないんだよ、と。

いまになって、ありありと、その言葉とかれの思いが、よみがえってくる。

そりゃ、おじさんとおやじとは、子ども達も対し方がちがうんだよ、おれも、自分のおやじにはそうだったし、と言うは言ったんだけど。

ぼくに、そのとき、なにができたんだろうか、あるいは、なにをしなかったんだろうか。

死は、悔恨を置き去りにしてゆく。

こんな書き方をすると、また、娘に、かっこつけすぎ、といわれそうだけど、今の真情にぴったりくるんだよな。
コメント (2)
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