奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

キュウリの鉢上げ

2016年09月10日 | 晴耕雨読
 久しぶりに晴れの一日、キュウリ苗の散水を行うとホーや鎌などの積んで集落の公民館に向かいました。
明日日曜は集落の十五夜豊年祭、その準備で明日の午前まで作業が行われます。
奄美では、十五夜豊年祭は集落ごとに行われ、集落によって祭りの内容が微妙に違います。我が集落はお神酒を作るのが伝統らしく、島内でも珍しいと言われています。

 作業は公民館の中と外の大掃除から始まり、掃除が終わると男性陣は土俵作りと土俵の飾付の準備を始めます。椎木や椿の小枝を採取に出掛ける者、縄を編む者、芭蕉の幹や竹を採取するなど、各々の分担で山に向かいます。
椎木と竹と縄は土俵に、椿は紙で作って花を飾り、その花を輪切りにした芭蕉に挿します。永遠と継がれた伝統なんでしょうね。
小生は、女性陣の作ったおにぎりと熱々の冬瓜汁を頂き午前で終えました。
  

 午後イチはネットで注文した資材が続々と届き、それを車に積込むと倉庫に向かいました。朝イチに散水をしたキュウリは、鉢上げの時期になっていて、急きょ鉢上げを行いました。
その後は昨日の残務で河口菜園の草刈で過ごし、帰り支度をしながら頭上を観ると、ツバメの一群がのんびりと毛づくろいをしていました。

 明日は豊年祭の一日、天候は晴れの予報で、今季の豊年に感謝しながら来季の豊年を祈願したいと思います。
それではまた!