奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

油断大敵かな!

2016年09月25日 | 晴耕雨読
 未明に一段と高くなった潮騒と波濤の音に目覚め、蒸暑く少雨も降り、大降りにならないでくれと懇願しながら起きました。台風17号は台湾方面に進行の予報で、その影響で天候が不安定になってきました。
  

 本日は秋カボチャのラストの植付け準備、満を持して出畑し、倉庫に着くと雲行きが真っ黒になってポツポツと降出し、え~と思いながら、今日は母校の運動会で、子供たちは出鼻を挫かれたような思いだったでしょう。
倉庫で雨上がりを待ち、小康状態になるとカボチャのポットに被せた遮光ネットを外して愕然としました。まさかのネズミの食害、食害を受けたポットを除去しながら、黒い物体が走り去るのを観ました。

 60%ぐらい発芽していて、根締めの散水をしながら、昨日の作業の継続か2回目の播種の準備か、読めない天候に勘ピュータがしばし迷走しました。気温は高く蒸し暑さは最悪、取敢えず、ネズミ対策で育苗トンネルの周囲に殺そ剤をまき、昨日の継続に意を決しました。
  

 ほ場に着くと、残り2畝のマルチ張りに取掛り、開始から1時間で滴るような大汗をかき、持参した1リッタの水を飲み干してしまいました。コチ風に乗って運動会の音楽が聞こえてきて、もう小学校時代の記憶はなく、中学時代の短距離走だけがおぼろげに記憶の片隅にありました。
途中、キュウリの隔日の手かん水をし、11畝の定植準備は無事終わりました。
  

 すっかりエアコン生活に戻り、ランチを終えて横になっていると妙に身体が怠く、迷いながら午後の作業を止めて休養することにしました。定植準備も終えてひと段落したので、半日ぐらい良いかと、そんな思いで骨休みにしました。
夕方には、育苗トンネルの周囲に塩ビ管を設置し、その中には殺そ剤を入れました。カラス、ネズミ、イノシシ、戦いは始まったばかりですね。

夏はもういいぞ~!

2016年09月24日 | 晴耕雨読
 盛夏のような雲行きの中、3リットルの水分と塩飴を摂りながら奮闘の一日でした。
未明の雨は猛烈な湿感になり、しかも無風、暑さで相当の体力消耗が予見され、想定作業を6畝のマルチ張りに変更して、ボチボチと始めました。
  

 作業は午前と午後に3畝ずつ、予想どおりに暑さいっぱいいっぱいの作業でした。秋カボチャの定植準備も峠を越え残すところ2畝、明日の午前で終わり、午後は2回目のカボチャの播種の準備をしようと思います。明日また、播種から4日目のカボチャがそろそろ発芽の時期です。

 最近、導入を検討しているハンマーナイフモア・・・トラクターに取付ける物はフレールモアと言うようです。雑草天国の奄美では、なかなか見ることもなく、この辺が農政の力量を観る指標の一つかなと思うところです。これまで、さんざん補助事業があって、フレールモアさえ普及していませんからね。

 辛口のスパイスはこれくらいにして、明日は母校の運動会、グランドには万国旗がいっぱい飾ってあって、良い天候になればと思うところです。
それではまた明日!

シーズン イン ザ 農業!

2016年09月23日 | 晴耕雨読
 両日好天に恵まれて、秋カボチャの準備が順調に進ちょくしています。ただ、疲れが日に日に蓄積して心身の切れは悪く、小さなミスが増えてきました。
倉庫で化成と有機肥料を積込むと秋カボチャの第2ほ場に向かいました。

 先ずは、定植から3日目のキュウリの手かん水、難敵ウリハムシの食害を懸念していましたが、発生は少なく順調に推移しています。終わると、普通化成、リン、鶏糞の順番にバケツで散布を行い、かく拌の耕うんで午前を終えました。
  

 午後は薄曇りから一転して陽射しが強くなり、午後に続いて、管理機で畝立てと排水溝作り、9畝を27往復して完成しました。中古の管理機は、最後の畝で力尽きてエンジン不調になってしまいました。管理機も歳なんでしょうかね?
仕上げはクワで畝を修正して何とか終わりました。

 疲れた中でも閃きがあって、表土が乾燥した玉ねぎや播種したばかりのカボチャのポットに少な目の散水を行い、春カボチャのほ場を観ればジャングルの様相、いよいよ雑草との戦いにハンマーナイフモアの購入を検討しようと思っています。


 明日は、終日第2ほ場のマルチ作業になりそうです。それではまた!

マルチ作業

2016年09月22日 | 晴耕雨読
 早朝の気温23℃、肌寒さで目覚め思わずホットコーヒを飲みながら一日を巡らしました。
時刻は5時、薄暗い中で洗濯機を回し、新聞に目を通すとTVやネットで天気予報のモニター、某国営放送は雨マークでネットは晴れマーク、衛星画像、天気図、雨雲の動きをモニターして、自らが予報士になるしかありませんね。また台風が発生しそうです。

 7時出畑、倉庫に立寄ると玉ねぎに散水をし、マルチ資材を積込んで秋カボチャのほ場に向かいました。冷涼感は一時で、気温はぐんぐん上がり30℃、おまけにやぶ蚊が多く、長袖を着て大汗をかきながら、かん水チューブの設置とマルチングを始めました。
  

 先ずは、マルチの裾を埋め込む溝を管理機で作り、畝の表面をレーキでならすとかん水チューブの敷設、その後は95cmのマルチを展張して、マルチのバランスを取りながら5m間隔で裾を埋め、最後に全ての裾を埋めて完成します。35mの畝で1.5時間ぐらいかかり、クワを持っての手作業ですので、腕がパンパンに張ってきます。
午前に2畝を終えて、早めのランチタイムになりました。

 午後は残り1畝を終えると、カラス対策でアーチ支柱を設置し、支柱間にブルーのテグスを3点展張しました。野生の動物はブルーを認識しているような、そんな気がしています。
予定作業が終わると、耕うん機と管理機を第2ほ場に移送して、早々に帰宅の途に就きました。
両日の一気呵成にちょっこし疲れました。

 明日は、第2ほ場の基肥の散布と耕うん、10畝の畝立てまで・・・そんな気でいます。
それでは

ハテンチュ日和

2016年09月21日 | 晴耕雨読
 久しぶりの爽やかハテンチュ日和、老骨に鞭打って夕暮れまで活動の一日でした。
何時もより早めの出畑となり、昨夜、水に浸けたカボチャの種を濡れた布で包み、満を持して倉庫に向かいました。
倉庫では、昨日土入れを終えたポット540個(トレー13個)に、ピンセットを使ってチマチマとカボチャの播種を行い、2時間ほどで終わりました。
  

 播種を終えると育苗トンネルに入れ、散水後は表土の乾燥防止に寒冷紗を被せました。3~4日で発芽し10日ぐらいで定植期になります。ひと息付くと、玉ねぎに液肥をまき、昨日定植したキュウリ畑に回って散水を行い、終わると農協に立寄り、育苗用土を購入しあの配合肥料を一袋頂き午前を終えました。

 午後はキュウリの防除か、カボチャの定植準備、迷いながら取り敢えず耕運機と管理機を秋カボチャのほ場に移送しました。週間予報は雨マークばかりで、作業の組立てが難しく、作業の優先順位が日替わりメニューになりそうです。
耕うん機を移送して、条間の試しの耕うんをすると畝立ての好機、急きょ、元肥の散布と耕うん、畝立てまで一気呵成で終わらせました。
  

 農業なんぞと言うものはお天道様次第の世界、好機を逃すとえらいことになりますので、ここぞと思う時には、勘ピュータを信じて・・・そんな思いが肝要と思うところです。
畝立てを終えて帰路に就くと、久しぶりハテンチュらしい疲労感を感じました。

 明日は・・・明日考えますね!