奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

畑人日和

2012年10月24日 | 晴耕雨読

 昨日、ビニールハウス用のビニールが届き、あれこれと思案を重ね、天候も穏やかで3棟目のビニール張りを決行しました。003

 ビニール幅は4.6m、二枚折りにロールされた100m捲き、老体にはずっしりとくる重さでした。

 展張は、カボチャのトンネルハウスのビニール張りを応用し、ロールの芯に鉄管を挿入して、サランラップを引くような感じで、ハウスの端まで展張しました。あとは、NO2ハウスのビニール張りの要領で淡々と作業終えました。台風15号で倒壊し、解体と再度の組立てで再生したハウスだけに、ビニール張りを終えた時には感無量でした。007

 ビニール張りは3時頃に終わり、その後は、畝立てを終えたNO2ハウスと実エンドウのほ場のマルチ張りとかん水ホース設置を行いました。

 実エンドウは二日ほど種を浸水し、明後日播種を行います。その間に、誘引ネットを設置し、マルチに植穴を開けます。

 NO2ハウスは試作栽培ですが、週末に種が届きますので、それまでの間は、今日ビニール張りをしたNO1ハウスのパッションの定植準備をしたいと思います。005 パッションの定植は11月の第2週に計画しています。

 今日は、休憩も忘れるほどの畑人(ハテンチュ)日和でした。

 画像は悪戦苦闘して再生したハウス、そして、NO2ハウスと実エンドウのほ場です。畝立ては、早速、中古管理機の試運転を兼ねて行いました。


寒冷前線到来

2012年10月23日 | 晴耕雨読

 本日は寒冷前線の影響で全国的に荒天の予報、奄美は影響が少ないかなと思いながら、ハウスの畝上げを始めた途端に風雨が強くなりました。

 風雨は中々止まず、いったん中断して帰宅しました。帰宅するや否や注文したハウスの天井ビニールが届き、雨の中倉庫に移送しました。そろう時には一気に部材がそろいますので、作業の優先順位を決めるのにあれこれと悩みます。

 昼頃には風雨がおさまり、早めのランチを摂って午前の続きで、ハウスの畝立て作業を始めました。先ずは、化成肥料とヨーリン、鶏糞を散布し、管理機の試運転も兼ねて耕うんを行いました。溝掘ロータから耕うんロータに交換する際には、思ったよりも手こずり、農機店に電話で尋ねてもまともな回答がなく、ダウンロードしたパーツリストを見ながら組上げて、何とか散布した基肥の耕うんを終えました。

 その後は、管理機の爪を溝掘ロータや排土ロータに替えながら、ハウスの畝立てを終わらせました。

 島の農機店は独占企業の様相で、アホみたいな話ですが、まともな整備もせず、値段は言い値で、整備工や修理工としてのプライドがあるのかと疑いたくなります。これは、島名物の鶏飯料理にも言えることかも知れませんね。

 島で農業を営むには、自然災害だけではなく、アホみたいな様々なハードルがあります。国の事業で行う奄振の基幹目標は農業ですからね・・・NO業の間違いではと、落語の落ちみたいに思う時があります。あしからず・・・・


防風ネット張り

2012年10月22日 | 晴耕雨読

 台風21号で停滞した農作業を一気に取り戻そうと奮闘し、さすがに昨日はどっと疲れを感じました。2棟のハウスのビニール張りを行い、50mの防風ネットを張り、ハウス内と実エンドウの露地畑の耕うんまで終わらせました。好天続きでちょっとオーバーワークぎみです。005

 本日は、育苗ハウスの内部を完成させ、管理機の部品入荷の連絡を受け、午後いちに島の北部まで管理機の受取りに行きました。オイル交換以外にさほどのメンテナンスをした形跡もなく、あれこれとクレームをつけて治してもらいました。予備知識のない中古農機の買い物は厳しいなあと実感しました。できれば、ある程度知識のある人と同行することをお勧めします。

 北部からの帰路、名瀬市街で食糧の買出しを行い、実家に買い物を降ろすや否や畑に直行しました。

 畑では、早速昨日耕うんした実エンドウの畑の畝立てを行いました。002先ずは、露地の中央を両培土爪で畝を上げ、あとは、片培土の爪に交換して片側だけの培土をしました。畝の片側は片培土爪によるイメージどおりの仕上がりで、ちょっと感心しました。

 明日は、さらに両培土と片培土の畝上げを検証し、さらにはロータリ爪に交換して三つの機能を試したいと思います。雨の予報ですが、実エンドウの播種の準備にマルチや誘引ネットの取付けまで進めたいと思います。

 画像は季節風対策の防風ネット、実エンドウは奥の方に少量栽培をしたいと思います。手前の方には、自家用のインゲンや葉野菜栽培を計画しています。これから、畝作りに管理機が活躍するでしょう。


ハウスのビニール張り

2012年10月20日 | 晴耕雨読

 天高く馬肥ゆる秋、そんな感じのいい天気です。

 4時に目覚め、ハウスの天井ビニールの注文を行い、洗濯機を回しながら、今秋に試作栽培をする品目の資料に目を通し、管理機の入庫に併せてほ場の準備や育苗を計画をしています。001

 本日の早起きは、早朝の無風時にハウスのビニール張りを決行したいとの一念で、7時前にはハウス作業を開始しました。課題は、一人で天井ビニールが張れるかどうかの挑戦でした。

 台風対策で固縛したサイドビニールと防虫ネットを解き、サイドビニールの老朽化を見て交換を決行しました。サイドビニール交換は10時頃までかかり、いよいよ風も出てきて想定外の状況になってきました。それでも、イメージどおりの作業手順で天井にビニールを張り、ハウスバンドで所々を押さえてランチに帰宅しました。

 午後は、パッカーでハウスの前後部と左右を押さえ、全てのハウスバンドで緩めに押さえ、再度天井ビニールをいっぱいに張ってビニペットで止めました。003その後は、全てのハウスバンドで締付けて完成させました。一人でも準備と作業手順で何とかなるものですね。

 今回の教訓で、ビニールは風下から天井に載せ、風下側のサイドビニールは開けて、ビニールの吹上げを押さえることが有効でした。ハウスバンドを天井部から対面に投げる際には、ペットボトルを使い、ペットボトルの水は1/5程度が取扱いやすいです。

 本日は、懸案の独りでハウスのビニール張りもスムーズにでき、明日は防風ネット張りと耕運機による耕うん作業を計画しています。管理機が待ち遠しくなってきました。


育苗ハウスのビニール張り

2012年10月19日 | 晴耕雨読

 北国は初雪のようですが、ここ奄美ではススキが穂を垂れ、朝晩はめっきり肌寒くなりました。

 本日から本格的な農作業と張り切って出かけましたが、気になっていた育苗は失敗し、振出しに戻って再度種の注文をしたところです。002

 午前は育苗資材の片付けと洗浄を行い、午後は育苗ハウスのビニール張りを行いました。ビニールは、隣接するハウスのお古で、半分に切って張り、バッチリでした。

 もう台風は来ないだろうと思いつつ、残りの2棟のハウスのビニールも張り、そろそろパッションの準備をと思っています。

 画像は、イメージどおりにできた育苗ハウス、ハウスの余材で003作った割には良い出来栄えと自画自賛しています。 内部は防草シートを敷いて雑草の抑制をしたいと思います。

 これから、カボチャの苗作りから始まり、葉物野菜、トマト、冬瓜、赤毛瓜などの苗作りに活躍しそうです。苗以外はカボチャや冬瓜の貯蔵場所に考えています。