奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

NO、脳、農業の一日

2012年10月14日 | 徒然

 朝からモチベーションは超低空飛行、台風は停滞し怠け心を誘惑するかのように天候はパッとしない。今朝のローカル新聞でも、いい加減にしてくれとボヤキが記載されていました。

 NO業、脳業、農業・・・どちらで行こうか定まらず、重箱の隅を突くようにあれこれと衝動的な一日でした。

 小雨の中、育苗ハウスのカボチャの苗を観察し、倉庫に戻って、昨日購入した6cmポットをトレイに並べて、育苗に必要なトレイの数や育苗台の面積の概算を見積もるものでした。その後は、ホームセンターに出掛けてトレイを物色しましたが10個しかなく、残りの10個を購入して帰宅しました。離島での農業は、資材が常にあると言う保証はなく、ホームセンターも稀少で、タイムリーな買い物をしないと高い買い物になるか入手できない事態にもなり、先を見据えた先行的な投資が肝要です。002

 ホームセンターから帰宅すると6cmポットでの育苗を見据えて、ポットの大きさと定植時期について調べました。文献やネットの情報には微妙な相違があり、自分で実証することにしました。

 そんな中で、育苗中のポット苗の定植時期が気になり、再度育苗ハウスに出掛け、苗をひっくり返して根鉢の形成を観察しました。老化苗になるまでは、まだ3~4日は大丈夫だろうと思います。

 農家にとって、苗作りと言うのは悩ましい仕事の一つです。栽培面積が広くなると作業性や費用対効果の課題、それをクリアーするために、直播きや育苗技術などの避けて通れない問題があります。その中でポットの大きさや育苗環境は重要なポイントになります。

 画像は6cmポットがトレイに何個載るか調べているところです。3000鉢を育苗するのは80個のトレイとそれを載せる育苗台の面積が必要になります。