奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

台風ストレス

2012年10月15日 | 徒然

 台風21号は依然として停滞し、お蔭でこちらの農業も停滞しています。

 天候は終日曇り、これと言った農作業にも取掛れず、この機会にまだ見学したことのない隣村のカボチャ栽培を観に出掛けました。001 途中、育苗ハウスに立寄りカボチャ苗に散水し、隣村の宇検村に向かいました。

 農家の勘で、国道からほ場らしき区画に入ると、ちょうどカボチャの防除をしている夫妻に出会い、ついでにカボチャのほ場を見学させてもらいました。本葉7枚ぐらいに成長したほ場で、台風21号の動向が気掛かりとのことでした。

 夫妻に近隣のカボチャのほ場を紹介してもらい、2、3のほ場を見学し、ちょうど敷き草作業をしている畑人と会話をする機会を得ました。003 度重なる台風で2、3度植え直しを行い、また、台風の度に防風ネットによる台風対策を行い、今また、その対策を解放する間もなく21号の接近に途方に暮れているとのことでした。

 防風ネットによるトンネル内では、カボチャが80センチぐらいに成長し、先端部がネットに到達していました。本来なら防風ネットを解放したいところですが、台風21号の様子観とのことでした。

 どのほ場も周囲や畝の排水対策が抜群で、また一つ知見を得ることができました。本日は本当の意味で能業になりました。017

 画像は隣村のカボチャ栽培の様子で、防風ネットによるトンネルの土のうなどが、台風への農家の拙い抵抗と苛立ちを象徴しているように見えました。

 そして、日増しに荒れる我が集落の海岸です。ええ加減にせんか~とボヤキたいくらいです。