奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

初夏の陽射し

2013年04月09日 | 晴耕雨読

 寒気が入り鹿児島本土では霜注意報が出ている中、ここ奄美では初夏を思わせるような陽射しでした。

 両日、全作物のかん水から始め、かん水と並行しながらイノシシの侵入や疫病の発生状況を丹念に観察しました。防獣ロープの効果でイノシシの侵入はなく、疫病の発生やネズミによる食害跡も現在のところありませんでした。

 かん水が終わると新聞紙によるカボチャの日焼け対策、単調で「百姓の千時間」のような忍耐力が必要な作業です。途中、カボチャだけではなく、人間も日よけが必要になり麦わら帽子をかぶりました。北海道とは違い、奄美では麦わら帽子が必需品です。

 カボチャの日焼け対策をしながらカボチャに触れると、全般的に玉伸び(肥大)がしないなぁ~と・・・かん水不足、施肥設計の誤り・・・杞憂であればいいのですが。

 午後はパッションの受粉、そしてトマトの誘引と防除・・・トマトのハウス栽培は初めてで、本で得た知識を試行錯誤している段階です。防除は主にカビ対策でダコニール1000を使用しました。

 3時頃になって突如暗雲になり、もうひと頑張りとカボチャの日焼け対策を始めた途端にポツポツと降り出し、本日の作業は打ち止めにしました。
後は、墓参用の花を買出しに名瀬市街に出掛けました。忙しさにかまけてで2ヶ月ぐらい墓参を休んでいました。