美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

ザ!イタリア

2017-09-15 21:14:50 | 仕事
イタリア料理を怠けていたわけではないが

喜んで貰えるもの!をベースに料理を作っている。

が!
時折
なんてイタリア!
いや、イタリアの地方色の強いもの!

みたいな
ガッチガッチのイタリアを作りたくなる時がある。

一般に知られているものでは決してなく。

それは万人ウケするとは思えないけど。

単純に、私自身がイタリアで味わったあの味と香りを楽しみたいからだ。

ただの自己満足である。


ベリーAはやはりワイン用ぶどうに近く感じる。

食べやすいものをと思っていたけど
忘れそうになる自分が嫌になった。



だから、ストレートにジュースかソースかと思ったが
スーゴロっていう
スブリゾローナってお菓子と交互に食べる
ぶどうピュレ?煮こごり?ゼリー
みたいなものにした。

また改めて紹介します

そして
個人的に大好物のギオッタっていうレバーのソース



を作った。
生ハムの脂と、ニンニク、ワイン、ハーブ、レモン、酢などとクタクタに煮込んだレバーのソース

それを本来は鳩のグリルと合わせるのだが

日本で鳩は高級品だ、
残念ではあるが鶏肉と合わせようと思う。

生ハムの皮を剥いだ時の余分な脂をどうしようかと思った

あ!あれだと、ギオッタが浮かぶ。

レバーだし、酸味があるし、脂ぽいし、
好まれそうにないけれど

私のウンブリアの思い出の味であります。

売れなかったとしても

少しでも私自身が、イタリアを脱線していないという
勝手な思い上がりの為に作ってしまいました。


まだまだ私は青いなぁ。

ハーブ

2017-09-15 16:12:57 | 仕事




香草はやはり欠かせません

使い方が難しいのかもしれません

私は15歳から師匠が作ってくれたのを食べ
見てきたので
違和感もなく
考えることもなく

感覚でハーブと接しております。

ま、全て感覚だけで進んでいますが

これって

この感覚はやはり

師匠に感謝であります。

朝方人間

2017-09-15 10:25:14 | 仕事
になれたと自分では思っている。

ま、朝と言っても8時前目が覚めて
8時過ぎに動けるようになった

営業前の3時間で
雑務と仕入と
掃除と仕込み

を出来たり出来なかったりではあるが

営業前のゆとりが作れるようになった。

スタンバイと掃除だけで
ぼーっとしてしまう日もある。

何品も仕込みに邁進できる日もある。

この一週間、過ごしやすくなったと同時に
静かな営業になってしまってる。

来週は予約もトントンとなってるので

予想としては忙しくなるだろうと思う。

人入りの波は慣れもあるが
何時までも予測できず
精神は落ちてしまう時もある。

穏やかな営業は
体を休めつつ
仕込みが充実出来るから
そんな日はある程度、私には必要。

そんな風にポジティブに考えて生きるようにしてる。

でも
あらこれってまずくない?

なんて思い始めたら大変。

さ。
今日も何か作りますか。

普段よりもっと掃除しますか。

この二つを両立すると

心は穏やかに
動きは気持ちよくスムーズに

41年生きていた私の生きるコツ。