オッソブーコとは、骨髄、牛の前臑、ともずねのことを言います。
ま、料理名でもあります。
骨付き仔牛の臑を輪切りにして、トマトで煮込んだものです。
骨ごと輪切りですから、仔牛じゃないと難しいのです。
しかし、ここ遠い日本では、うちで今使用している
ショロレイ種のような、美味しい仔牛のオッソブーコ用が
なかなか手に入れる事が出来ません。
骨髄は、個人的に大好きな部分なのにね。
それに、結構高価に付いてしまうので。
当店は、牛臑肉を使用し、
それに合わせてイタリア式のトマトホールでなく
トマトピューレで作っています。
ですから、本来のオッソブーコではないのですが
非常に美味しいです。
もう、定番中の定番。
なのに、久しぶりに作った。
強烈に食べたくなると作るんです。
不思議な事にこの煮込み、、飽きないんですよ、まったく。
しかも、メインは肉なのに、ソースが完璧に美味しい。
マスターは、ソースの為に肉を入れているんだ。と言っていますけど。
昔、作っていたオムレツやポルッペティーノ(ハンバーグ)の
ソースに大活躍してくれてました。
イタリア式のオッソブーコも捨てがたいので
時々作ります。
これも、完璧にイタリアの味が私には嬉しいものでして。
どちらが美味しいかは、甲乙つけられませんね。
今あるのは、アルバトロスのオッソブーコ。
是非、お試し下さいませ。
昨日の予告は、また今度。
疲れているので、お許しを。