ハナバッハのイエローラベル、スーパーローテンションと言うことで柔らかくおとなしく迫力のない音を想像していたわけですが、全然そんなことはなく弾き込むと全体的にバランスのいい弦と言うことが分かりました。
サバレスALLIANCEと比べると音質の違いははっきりしていて、メリハリ艶のある甘い音が好きな人にはこのハナバッハのイエローラベルはおすすめではないと思いますが、バッハオンリーの自分にはこの方がいいような気がしてきました。
バッハだから、重厚で変に色気のないノーマルな音が良いと決めてかかっているわけではありませんが、昨日2時間かけてバッハのレパートリーを全部弾いてみての感想です。
サバレスも非常に魅力のある弦ですが、まだまだいけるにもかかわらず早々と4週間で弦交換に至ったのは無意識にこのあたりの選択があったのかも知れません。
ただ、気になるのは2弦の開放が弾く位置にもよりますが硬い音になることがあります。
この現象はEXP45やT2チタニウムの時にも顕著にあり、サバレスALLIANCEでは無かったので忘れていましたが、ハナバッハでも同様の現象が程度は軽いのですがあります。
ALLIANCEは弦の密度が高くその分弦が細いと言うことで、どうやら弦の太さが微妙に影響しているようで、さらに弾かれたときの振動のエネルギーが強いほど顕著になるようです。
イエローラベルはスーパーローテンションと言うことでエネルギーは抑えめで、その分現象もおとなしくなっているようです。
まあ、弦と本体と好みといろいろと組み合わせの問題で、試行錯誤が続くと言うことですね。