乗鞍岳が雲間から見えてくると、その姿にいよいよ本番が間近に迫ったことが実感された。
乗鞍岳の麓でも標高はそれなりにあるので、日陰に入ると涼しく感じた。しかし、日向ではかなり強烈な陽光が降り注いでいたので、暑かった。
「まずは受付を済ませましょう・・・」ということになり、車を受付会場から少し離れた場所に停めて、ロードバイクを降ろして準備を始めた。
準備が整ったところでロードバイクに乗って受付会場まで行って、前日受付を済ませた。荷物預けも済ませてから、受付会場の周囲で数多く出店されているブースを一通り見て回った。
ロードバイクを現在のFACTOR O2 VAMにしてから1年半が経過した。まだまだ当分ロードバイクを新調する予定はないが、ニューモデルが展示されていると、やはり視線は自然と向かう。
まず見たのは、LOOK 795 BLADEである。「かっこいい・・・LOOKらしい洗練されたモデルである・・・良いなこれ・・・次はこれにするかな・・・」としげしげと眺めた。
続いて目に入ったのは、現在乗っているFACTORのニューモデルである。「こちらも、なかなか渋い・・・ちょっと変わったカラーリングがこのメーカーらしい・・・」と感じた。
そんな感じでブースを一巡りした後は、ロードバイクに跨って、チームメンバーと軽めの試走を行った。疲れが残らない程度での負荷であった。
足慣らしを終えてたので、車に戻って、ロードバイクを車に再度詰め込んだ。
その後、駐車場に近くにあるジェラートショップに立ち寄って、皆でジェラートを食べた。
雨の予報も出ていたが、雨に降られることもなく、穏やかな前日受付となった。明日の本番も雨が降らなければいいのであるが、どうであろうか。
還暦を過ぎているので、ヒルクライムレースといっても50代の頃のように、PBを目指すという意識は全くない。
無理のないペースで淡々と走り切るだけである。明日も自分なりのペースで最後まで走り切りたいところである。