九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

   嘘ではないが、本当とはいえない話、あれこれ。   只今

2013年11月10日 18時03分54秒 | Weblog
●“カネヤン(金田正一)を、よく見てやったもんだ”
 400勝投手の「カーネ」こと金田正一は、大曽根に住んでいた。
 享栄商業から帰ると銭湯に行き、湯舟から上がると大鏡の前でピッチングのフォームをすることを常とした。
 それをいつも見ていたタバコ屋の爺さんは、カネヤンが有名になるとこう自慢した。
 「ワシはいつも、カーネのピッチングフォームを見てやっていたものだ」

 
●“戦力外だなんて、ひと言も言ってないよ” と言う落合GM。
 「井端を要らないんだったら、年俸の提示はしていないよ」と、落合GMは言った。
  たしかに年俸の提示はした。しかしそれは・・・・。
  荒木への提示は、40%ダウンの1億2千万円。
  これに対して井端への提示は、88%ダウンの2千3百万円。
  これは、「辞めろ」との提示に等しいのではないか。


●“コネの入社だった”と、みのもんたは言ったが・・・
 公営住宅・公団住宅への入居は、抽選によることを定めた法規があった。
 しかし、小生の友人は抽選によることなく入居した。 
  それは「その他、〈長〉が認める場合はこの限りでない」という条項の適用を受けたからである。
  みのもんたの次男も、テレビ会社にはコネで入ったという。
  しかしこの場合も、採用方法を定めた法規の「その他」条項によったのではないか。
  権力(大会社・官庁)は、この「その他」条項がないと、何ごとも遂行出来ないようになっている。

          ★怖いのは、
           いま審議されている「秘密保護法案」には
           この「その他」という三文字が、
            各条項に30余箇所もあること!
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ザックジャパン(125) 今夜二つの大一番  文科系

2013年11月10日 10時34分30秒 | スポーツ
 今夜僕にとってのフットボール大一番が二つあります。イングランドでは、アーセナルとマンチェスターユナイテッド、日本では横浜と名古屋。
 僕は今年二つの予測をしました。イングランドではアーセナルの、日本では横浜の優勝を。もう一つ予測した長谷部加入による清武のニュルンベルグ上昇は今のところ最下位でハズレですが、前二つの予測は当たりかけている勢いです。あと、ヨーロッパチャンピオンズリーグでイングランド、ドイツ勢のベスト4独占というのもありますが、これも今のところ順調。スペイン2強は、去年の準決勝敗退が示すようにもう準決勝までで脱落と見ています。レアルにはモウリーニョは居ないし、バルサは去年と同様にドイツ流プレスには耐えられないと見ました。

 横浜と名古屋では、数年前には考えられぬ差が付いてしまいました。ピクシーの凋落は前からここでも予測してきたことですが、今は名古屋に1度の優勝をもたらしてくれたことを心からお見事、良かったと感慨深いです。対して、横浜の頑張りには目を見張りました。これには今期開始前にこんな良いエピソードがあって、ここにも紹介したところです。
「マルキーニョスとドゥトラが俊輔のところにわざわざやって来て、こう申し出た。俺らも日本で長く、選手生活も終わりに近づいている。今年もう一度是非優勝したいと話し合った。メンバーを見てもアンタといい中沢・栗原といい、マナブもいるし、代表クラスがそろっている。優勝出来るはずだから、一緒に目指そうではないか。」
 攻守を繋いでチーム全体が見えてセットプレーで点が取れる俊輔がいる上に、助っ人がそろってこう申し出たようなチームは強いですよね。この雰囲気から斉藤学の成長、代表選出もあったのだと信じて疑いません。浦和が柏と、広島が仙台と当たるというのも横浜にはよい材料ですが、名古屋の大健闘も是非期待したい所。

 さて、アーセナルです。マンUには勝つと思います。マンUは一時よりは持ち直したとは言え、「繋ぎ」、ボールキープで敗れるし、得点力がやや落ちると観ます。マンUの前4人はファンペルシー、ルーニー、ヤヌザイ、香川と今のベストメンバーで来ると思いますが、エジル、カソルラ、ロシツキなどのパスワークには付いていけないのではないでしょうか。最近のアーセナルは組織的プレス・ボール奪取も進歩していて、個人技中心に戻ったような新マンUとは差が広がったはず。対してアーセナル、先日のリバプール戦2対0の勝利などでは、今のアーセナルのこんな特徴が十分に観られた思いでした。プレスも繋ぎも速くて厳しく、球際が近年で最も厳しいと。以前よりももっとよく走る点も含めて、ベンゲルによるドイツ2強の研究が行き届いているように感じたものでした。ベンゲルが今年ちょっとサッカー人生最後の勝負に出ているように見えるのは僕だけでしょうか。この貧乏チームが、かってないようなこのチームとしては破格な大金を使ってエジルを取ったのも、そういうことではないかと思ったものでした。
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新聞の片隅に載ったニュースから(番外編Ⅸ 13.11. 8)   大西五郎

2013年11月09日 19時21分03秒 | Weblog

 特定秘密保護法はツワネ原則に照らしてどうなのか(朝日新聞・天声人語)

 ものを考える場合の出発点が正反対だと、話し合ってもかみ合いにくい。憲法改正論議がそうだろう。憲法とは、国民が権力を縛るものなのか、権力が国民を縛るものなのか。世界の常識は前者だが、後者のように考える人もいて、もみ合いが続く▼特定秘密保護法案をめぐる論議もよく似ている。政府の情報は国民の共有財産なのか、お上の占有物なのか。それによって、基本的にはオープンにするのか、あからさまに言わないまでも隠せるものは隠しておこうとするのかがわかれる▼安全保障にかんする情報と国民の権利の関係について、いま「ツワネ原則」が注目されつつある。国連や70カ国以上の専門家500人が話し合ってまとめ、今年6月に南アフリカの都市ツワネで示された。内容は法案とずいぶん違う▼国会図書館の最近の報告をもとに少し紹介する。公的機関の情報はだれでもが知る権利を持つ。ツワネ原則はまずそう宣言する。権利を制限するなら、それが正当であることを政府が証明しなければならない。はじめに権利ありき、の発想だ▼むろん軍事など必要なものは秘密にできるが、期間を限らなければならない。内部告発をした人の保護も盛り込まれている。政府の秘密保全に幾重にも縛りをかけておく。原則を貫いているのは、権力というものへの健全な疑いだろう▼こうした世界の潮流から、秘密保護法案は遠い。憲法論議も同じだが、そもそもの考え方の違いを確認することからやり直した方がいい。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  

 番外編Ⅷで、特定秘密保護法は自由権規約に反するという新しい視点の朝日新聞への投書を紹介しましたが、さらにツワネ原則というものに照らしてどうなのかという問題もあります。
8日の朝日新聞・天声人語がそのことを提起していますが、6日に衆議院第一議員会館で行われた超党派の国会議員や市民の秘密保護法についての勉強会で海渡雄一弁護士が「『ツワネ原則』に基づけば、秘密保護法案は白紙に戻すべきだ」と提起しました。(7日朝日新聞)。天声人語はこれを受けたものと思われますが、このツワネ原則は天声人語が紹介しているように世界中の専門家が集まって協議して合意し、宣言したものです。
 「公衆は政府の情報にアクセスする権利を有する。それは、公的な機能を果す。或いは公的な資金を受け取る私的機関も含まれる」(原則1)ではじまるこの原則は「政府は防衛計画、兵器開発、諜報機関によって使われる情報源など狭義の分野で合法的に情報を制限することができる(後略)」(原則9)と安全保障面における政府の情報制限を認めながらも、「公衆はまた、安全保障セクターの機関の存在について知る権利を有し、それらの機関を統治するための法律や規則、そしてそれらの機関の予算についての情報も知る権利を有する」(原則6)と情報は国民のものであり、国民は知る権利があるという原則が貫かれています。
 その他、情報の秘匿が無期限であってはならず、機密解除要請の明確な手続きがなければならないなどの規定もあります。
 国会の審議で国民の知る権利が保障されるのかどうかについて深い討議が行われなければなりませんし、守られないなら否決・廃案にするよう議員の良識に訴えたいと思います。

                                    大西 五郎
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よたよたランナーの手記(24) 何歩か後退、前進ははて?  文科系

2013年11月09日 10時49分25秒 | 文芸作品
 72歳と老いの身体は、実に一進一退。筋肉が急に老いた部分に気づかずにちょっと激しくやると怪我も出るから、そのブランクで低調と何とか前進とを繰り返すことにもなるのだし。1ヶ月ほどのランの近況は、以下のようなものだ。いつものように、外走りとの断りがない限りランニングマシンでウオームアップ歩行を含めての距離である。ランニングマシンを使うのは、速度が分かるから。慢性心房細動で心臓カテーテル手術を2010年に2回やってその前後から去年まで3年間走れなかったというブランクがある身体としては、速度と心拍数とをしっかり確認・管理しながら走らねばならないのだ。
 7月末の自転車転倒・左膝ヒビのブランクから立ち直り、巻き返して前進してきた9月30日、50分で6キロ。10月1日30分を2回で4.3キロと3・9キロ。10月5日30分で4・3キロ。この日は調子が良くって時速9・6キロでも心拍が153ほどだった。それで調子に乗ったかしてアキレス腱を痛めたと後で分かり、次に走れたのが21日。その間は、ロードレーサーとか階段往復とかで体力維持に努めることになる。21日には、30分2回で合計7・1キロ。24日が同じく7・6キロ。この前後に持病の腰痛が出て、次に走ったのが11月1日で、ゆっくりすぎるほどに戸外を6キロほど。3日と6日にはそれぞれ、50分で6キロと、1時間で7・6キロだ。特に6日は、10月初めの好調が戻ったようで、時速10キロも出来そうな勢いを押さえるのに苦労した。最も長時間走った8・5キロ時でも心拍145ほどまでだったのであるが、それを後半30分は8キロ時までにあえて押さえて走ってきた。なによりも朗報なのだが、翌日である7日にもほとんど疲れが残っていなかったのだ。弱くなっていた部分を補強運動で鍛えたとか、長くゆっくりと走るというやり方3日ほどが有酸素運動・心肺機能強化に繋がったことなどは明らかである。長年培ってきた基礎体力がまだ失せていないという証拠でもあろうと思えて、かなり自信も生まれた。
 そういう好調を踏まえた本日8日、1日と同様に外走りコース6.5キロを50分弱で走ってきた。1時間にしたら8キロ近くになる。6日よりもさらに疲れず、ブランク後最も調子がよいと感じたもの。500キロカロリー近くは使ったはずで、フィットネスにもなったろう。
 さて、自転車転倒でヒビが入った左膝も、以降のアキレス腱痛、腰痛も何の後遺症もなく完治している。そして、この間に怪我と老化とで弱った箇所もよく分かり、対策も打てたと思う。つまり、急に老いてきた身体への認識、対策がいろんな努力で前進したという現時点なのである。このようにリフレッシュした身体で来週はまたロードレーサーの遠出をしてくる積もりだ。秋晴の中の前回が夢の中に居るようだったから、今度のライドにはおのずから期待が膨らむ。老いていく人生ぎりぎり最後の煌めきと観るからだろう。

 僕は身体を動かすこと、走ることなどになぜこれほど拘ってきたか。これがとても好きにはちがいないのだが、今日はその哲学のようなものを記してみたい。一度このブログにも書いた僕の小説の一節だが、自分でとても気に入っている表現なのだ。
【 ボスについて走り続けるのは犬科動物の本能的快感らしいが、二本脚で走り続けるという行為は哺乳類では人間だけの、その本能に根差したものではないか。この二本脚の奇形動物の中でも、世界の隅々にまで渡り、棲息して、生存のサバイバルを果たして来られたのは、特に二本脚好きの種、部族であったろう。そんな原始の先祖たちに、我々現代人はどれだけ背き果ててきたことか?! 神は己に似せて人を作ったと言う。だとしたら神こそ走る「人」なのだ。】
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強権政治というもの   文科系

2013年11月08日 08時15分10秒 | 国内政治・経済・社会問題
 日の丸・君が代の押しつけ問題が、ここでも大いに議論になった。今度は、「何でも秘密に出来る」秘密保護法や国家安全保障会議が通りそうで、5~6日の新聞には長年の懸案であった「内閣人事局」の年内創設方向。この人事局は「省益」に凝り固まった官僚を政治が統制するという「正しい」狙いだが、過去に何度も挫折させられた政策。今回は果たして上手くいくのか、僕は眉唾だ。そして、こういう政治全てを観るに、「ますます理屈が通らない強権・暴力政治」、そんな腐臭が臭ってならない。天皇元首化や9条改悪も出てくるだろう。
 これら全ての傾向を考えてみるべく、この音頭を取る安倍首相のお好きなお二人の何の知性も感じられない「愚かすぎる人間性」を今一度振り返ってみたい。過去随筆の再掲である。

【 随筆 「偉い人らの愚かな言葉」   文科系 
  2013年08月29日 | 小説・随筆・詩歌など

 ちかごろ偉い人も、愚かすぎることを語るもの。二つご披露してみたい。

 今年新春の中日新聞に、谷内正太郎・内閣官房参与(元外務次官)のインタビュー記事があって、その末尾にこんな言葉が載っていた。
『集団的自衛権については、自らが攻撃された時は他の国に助けてもらう、その国が攻撃された時は「われ関せず」という態度は責任ある大国としてありえない。集団的自衛権は国家の品格、品性に関わる問題だ。米国も、そのような日本の貢献を期待している』
 谷内氏は「国家の品格、品性」などと言うが、相手を見て物を言えと言いたい。
 最近の米国というのは、嘘の理由で国連の反対を押し切って有志国だけでイラク戦争を起こした国だ。この戦争で無数の自国、他国の若者を殺し、後になって大統領が『あれが嘘だとは全く知らなかった』とテレビで堂々と泣き言を語った国だ。因みに、我が日本政府・外務省は、嘘の理由に丸め込まれて参戦し、莫大な出費もしたにもかかわらずなお「もっと汗も血も流せ」などと侮蔑的言葉まで浴びせられたのだった。こういう二重の侮辱について、外務省などからその後、何か釈明とか、相手への抗議でも、あったっけ?
 こういう相手に「国家の品格、品性」をもって対せなどとは、馬の耳に念仏、蛙の面にナントカで、一銭つぎ込む価値もないどころか、ペテンに掛けられるのが落ちというもの。
 谷内さんに尋ねたい。集団的自衛作戦に品格をもって付き合っていく今後に、またしても嘘の理由で戦争を起こされて、日本や世界の若者が殺されることはないという保証がどこにあるんです? そういう保証をどこで確認できたのです? 当方が品格をもって遇するべきは、品格のある相手でしょう。こんな重大な背信行為相手に「国家の品格、品性」を国民にお説教とは。貴方のこの言葉、まるで騙りのようなものだ。

 次に、麻生副総理の「ナチなみに密かに憲法を換えよ」が国際問題になっている。彼は例によって、靖国に絡んでこうも語った。歴代保守政治家の多くの例にならうように。
「国のために死んだ人にお参りするのは当たり前の行為だ」
 馬鹿も休み休み言えと言いたい。戦前と戦後、我が国はお前には同じ国かも知れないが、普通の人には全く違う国であって、国とさえ言えるかどうかだ。国民主権か、万世一系の天皇統治か、これは現世界の普通の人には全く異なった「国」である。普通の人というのは、政治には民主主義が最も大切と考える人という意味だ。そう考える人にとっては、戦前の日本国家というのは国民のものではなかったのだから、今普通に言う国と見られるかさえ怪しいのである。大日本帝国憲法には国民などという言葉はなく「臣民」とあり、天皇のために我が命は赤紙よりも軽いと処するべしと、そんな教育までなされた国だった。天皇を良く言わない臣民は、小林多喜二のように殺されもした。不敬罪という、そうして良いという法律まで存在したのである。
 そんな国を今と同列に扱う麻生らの頭脳というのは、国民主権などどうでも良いと感じ、信じているとしか、僕にはどうにも考えられない。大日本帝国は、第一に我が祖父母、曾祖父母、父母のものではなかったどころか、彼らは国を所有する天皇の道具にすぎなかった。到底、主権者・自由人ではなかったのである。そんな国のために死ぬのが運命とされた若者達は、国民のために死んだのではなくって、現代で言えば犬死にさせられたのである。この犬死にをまともに拝んだら旧体制を賛美することになる。犬死には犬死にと扱ってこそ、日本民主国家充実に寄与できるというものだろう。
 こんな当たり前のことも普通に理解されていない今の日本保守政治家の世界は、ちょっとどうかしている。どうかしているもう一つの証拠もある。天皇元首化を憲法に明記しようとまで言い出した。この感覚は、心ある国民には理解できないものであるばかりか、アジアとトラブルばかりと、これはもう必然。韓国など、他のアジア各国には(当時の)天皇と言えば、何の有り難みも無いどころか、むしろ憎しみの対象でしかない。アジアに根強く残っている「血縁」の感じ方、考え方ではさらに、現天皇でさえよくは思われないことだろう。つまり、自民党の政治家達はそれほどの時代錯誤感覚だから相手をも見えないのである。国家としての個性はあっても良いが、こんな後ろ向きの個性は不要と言える。
 さて、現政治体制がこうでは、中韓などとトラブルが増えずにはおかない。対して、日本ではヘイトスピーチの激化となる。サッカーの日韓戦でも、こちらは旭日旗を振りかざし、あちらは日本批判の横断幕。国と国との過去の不幸が絡んだ嫌悪感の応酬は悪循環を生みやすい。この悪循環の末は戦争。気づいて見たらそうなっていたという例の、世界史に何と多いことか。この悪循環に向けて保守政治家たちが実質音頭を取っていると、そんな自覚もなさそうだ。恐すぎる対外政治状況。そう思えて仕方ない。】

 これほどにトボケタような人間たちがやる、秘密保護法、官僚統制、おまけに「道徳」教科化などなどは、いったんその法律が通ったらもう強権で押し通すという暴力以外の何物でもない政治となるだろう。現代的人間の理念などはかなぐり捨てた筋の通らない主張を法律で押しつける。そういう法律をどんどん作っていく。世界恐慌に加えて、フクシマ。そんな時代の保守は、こんな政治しかできないということであって、これも世界史に何度も見られて既視感があることだ。
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  恥ずかしくないか、『週刊新潮』『週刊文春』    只今

2013年11月07日 10時08分02秒 | Weblog
 得たりや応と、山本太郎議員のバッシングを始めた週刊誌。
 「福島では死者は出ていない」と言った自民党の高市政調会長、
 「ヒトラーの手口をまねたら」との発言をした麻生副総理を、
 これらの週刊誌はやり過ごした。見逃すことに利益があったからである。
 これと真逆に、山本太郎議員をバッシングすることには「益」=(経済的)があった。

 ●「福島のガン患者が多いのは、優秀な機械を用いたから見付かったわけでして」
 どのテレビも新聞も伝えてはいないが、山本太郎議員は一昨日(5日)の内閣委員会において次のような質疑を行なった。

 山本=福島の18歳以下の検診者17万6882人のうち、43人が甲状腺ガン、あるいはその疑いの子どもがいました。
    これは4千113人にひとりの割合となります。
    調査責任者の鈴木教授は、ふつうは百万人に1人の割合と言われていますが、
    これは放射線被曝による健康被害ではないのですか?

 環境保健部長=ガンと診断された方が18名。疑いが25名との報告がありました。
        この割合の違いについては、今回のように高い精度の検査をしたことはこれまでになく、
        最新の機械を用いまして熟練した医師により丁寧な検査が行なわれことから
        早期の小さなガンが、これまで知られている以上の割合で確認された可能性が高い
        というように承知しております。
 
 
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ザックジャパン(124) 香川真司評価、最高に  文科系

2013年11月07日 03時30分58秒 | スポーツ
 マンチェスター・ユナイテッド・香川真司への評価が、マスコミ界でも最高になったようだ。まず、フットボールチャンネル。筆者は内藤秀明氏。

【 完全復調、そしてモイーズ監督好みのプレーも随所に。今季最高のパフォーマンスを見せた香川真司  
  フットボールチャンネル 11月6日(水)12時48分配信

 今季最高のパフォーマンスを魅せた香川真司
 ソシエダ戦の香川真司は間違いなく今季最高のパフォーマンスだった。
 チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節レアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッドの一戦は、0-0のスコアレスドローで幕を閉じた。得点に絡むという形での結果こそ残すことができなかった香川だが、91分までプレーし大きなインパクトを残した。
 今季ここまで何かと香川のパフォーマンスにケチをつけてきた私だが、今晩に限っては何も香川について批判するポイントが見当たらない。香川は自分の良さを活かしつつ、モイーズ監督が評価したくなるようなプレーを魅せてくれた。
 得点が入らなかったのは残念ではあるが、もし私に香川に対する得点をつける権限があったら8点以上はつけるだろう。それくらいに香川は際立っていた。

 では、香川の素晴らしかったプレーについて説明していきたい。
 香川のスペイン的なショートパス中心のプレーと、デイヴィッド・モイーズ監督が好みの英国的な縦に早いサッカーは対極的な存在ではあるかもしれない。しかし、時間帯によって両方のプレーを使いわけることができれば、相手DFにとって読みにくい厄介な選手であることを意味する。
 そして、ソシエダ戦の香川は今季初めて、「モイーズが好むプレー」「自身が好むプレー」を使いわけて相手の脅威になっていたのだ。では「モイーズが好むプレー」とはどのようなものか。

 モイーズ好みのプレーとは何か?
 例えば19分、左サイドでルーニーから横パスを受けた香川はドリブルでじりじりとペナルティボックス内に侵入し、ミドルシュートを放った。シュートはキーパーの正面だったが悪くないプレーだった。
 また38分には、エブラの縦パスを左サイドで受けた香川は「縦に」ドリブルを仕掛け、強引にグランダーのクロスを送り込む。そのクロスはギリギリのところでチチャリートに合わなかったが、惜しいプレーだった。

 19分のミドルシュートや、38分の縦にドリブルに仕掛けてのクロスといった、ゴールに直結するシンプルなプレーこそモイーズ監督が好むものだ。モイーズ監督は香川のこれらのプレーを見て、評価を上方修正したとみて間違いない。

 また、50分には「モイーズが好むプレー」に香川自身の創造性を活かし決定機を演出した。右サイドでボールを受けたバレンシアはドリブルで前に運びながらクロスを送る。そのクロスはファーで待ち受けた香川の下へ。
 ボックスの中で、綺麗に左足でトラップした香川は、右足で細かく触りながらまたもや「縦に」仕掛ける。そして左足でのキックモーションに入ることで、ソシエダDFカルロス・マルティネスの足を開かせて、股下を通してチチャリートへ流し込むだけのプレゼントパスを送った。結果的に、チチャリートがふかしてしまい、得点にはならなかったが、1点に値する素晴らしい (以下略) 】

 上の記事の中で太字の解説部分が、昨日の拙稿の香川観と同じである。

 そして、今日の中日新聞夕刊も、こんな見出しを付けて上と全く同じ見方をしている。『香川 トップ下で本領』。記事の出だしなどはこんなふうだった。
【 後半の選手交代で香川が左MFから得意のトップ下に位置を変えると、それまで優勢だったマンUの攻撃がさらに活性化された。後半の20分に中央をドリブルで攻め上がり、左のヤングへパスを送ってチャンスを作った。その数分後にもヤングとの連携でレアル・ソシエダの反則を誘い、PKをチームにもたらした。(中略)香川が効果的に絡んだことで、チーム全体の好機の数は明らかに増えた。しかしファンペルシーが肝心のPKを失敗するなど、味方がチャンスをゴールに結び付けられなかった】

 シュートにせよアシストにせよゴールに直結するプレーこそ香川の真骨頂。世界2位クラブ・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が香川を最も評価してきたのもその点であった。新天地の名門マンU・モイーズ監督も、それを認め始めたということなのである。これからさらに良くなっていくだろう。噂されているように、万一交換トレードでドルトムントに戻ったとしてもこの経験は生きるはずだ。
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ザックジャパン(123) 海外代表選手の活躍  文科系

2013年11月06日 12時46分13秒 | スポーツ
 今回は香川と細貝の活躍を紹介したい。
 香川は、リーグ戦のフラム戦、チャンピオンズリーグ・グループ戦のリアル・ソシエダ戦を観た。前者は、後半からの出場、後者は先発して終盤に交代している。なお後者では一時、ファンペルシー、ルーニー、ヤヌザイと前4人を組み、この形が今後のマンUにとって理想的だと思ったものだった。
 さて、マンUの戦いは、相変わらずもたもたしている。選手たち個人の相手へのプレスがかなり厳しくなって、チームとしてのコンパクト度がほんのわずかに進んだかなという以外には、チーム戦略に何の前進もない。今のフラムは弱い相手だし、ソシエダにもグループ4戦目にして初の勝ち点1をマンUは献上してしまった。こういう相手に2対0と0対0では、マンUの過日の面影はない。香川を入れて、コンパクトなパスサッカーという現代的な戦い方に変わりかけていたのも、元の木阿弥となったままなのだ。これでは、CLリーグベスト8も危ういと思う。悪くなったのは、得点力。DFラインが上がらないから中盤が薄いので敵へのプレスも掛からなくって、今風のショートカウンターが使えない。そのうえに、薄い中盤ではボールを前へ効果的に運べないから香川やルーニー、ヤヌザイが降りて来ざるをえず、敵ゴール前の人数が薄くなるときている。香川、ヤヌザイはゴール前でこそ力を発揮しているのだから、モイーズ監督は一体何を考えているのかと、もう不信感でいっぱいだ。
 ただ、香川自身はすごく良い。18歳のヤヌザイにあれだけ見せつけられれば工夫努力せざるを得ないのか、ゴール前でボールを持ち周囲に味方がいれば必ず何かをしてくれるという感じになっている。この点ではここによく書くアーセナルのエジルと同じ匂いを確実に醸し出しているのだ。が、いかんせん、他の選手が、香川の走り出しを見ていないなど、攻撃法が限定されていて、視野も狭く、判断が遅い。香川が使うような狭いスペースにパスを出すことにも全くなれていないとも思う。こういう所から判断して、香川が前にいたドルトムントとモイーズ・マンU間に大きなチーム力の差があるとしか思えない。ドルトムントはCLベスト2とか4とかのチームで、今のマンUは個人技中心のせいぜい16のチームという差があると観た。
 でも、香川は確実に伸びている。今や世界有数の監督と評判になっているクロップが、こう語るだけの選手と言える。「世界有数のトップ下」。エジルと同じ匂いがするわけだ。

 さて、細貝がすごく良い。日本にかっていなかったようなボランチが生まれたのではないか。こんな記事があったから紹介する。  

【 新天地ヘルタで評価を上げる細貝萌
ダビド・ニーンハウス & フランソワ・デュシャト2013年11月5日 11:45
ボアテングの行動範囲を狭めることに成功した細貝
 シャルケ04のスーパースターであるケビン=プリンス・ボアテングは、生まれ故郷のベルリンへと凱旋した。ここ数週間、低調なパフォーマンスに終始したこの元ミランのトッププレーヤーは、“ディー・アルト・ダーメ”(ドイツ語で「老貴婦人」の意。ヘルタ・ベルリンの愛称)と対戦するブンデスリーガ第11節では、再びリーダーとしてシャルケを勝利へ導く責務を担っていた。だが、ボアテングには「番犬」による厳しいマークがつけられた。監視を請け負った細貝萌は、このガーナ代表MFの行動範囲を狭めることに成功した。

 ドイツ紙「ベストドイチェ・アルゲマイネ・ツァイトゥング(WAZ)」による先週土曜のボアテングの評価は、シャルケの中でも最低の部類に入った。WAZ紙のマッチレポートでは、ボアテングは「中盤で試合をつなぐことができなかった」と評した。換言するなら、細貝が任務に成功したということだ。試合自体は、2−0でシャルケの勝利だった。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場しているシャルケを相手に、この日本代表MFはまたしても自身のクオリティーを示し、期待に見合う活躍をしたのである。
監督の信頼を勝ち得て、新天地でスタメンを続ける
 ドイツの首都をホームとするヘルタが、1部リーグ復帰にあたり資金を投じて補強した選手はたったの1人。レバークーゼンからやって来た、細貝のみである。ヘルタはこの日本人の獲得に100万ユーロ(約1億3200万円)を費やした。その他の補強は、すべてフリーエージェントだった。だがこの27歳は、期待を重荷だとは感じていない。ヘルタがドイツで3つ目のクラブとなる細貝は、インタビューの中で「ベルリンにとても馴染んでいます」と話した。この守備のオールラウンダーは、「僕がより馴染みやすくなるように」クラブのあらゆる人々が多大な努力をしてくれたと感謝する。

 この巨大な都市で、細貝と特に結びつきの強い人物がいる。ヨス・ルフカイ監督である。2人はすでにアウクスブルクで共に働き、成功を収めている。この指揮官がいたからこそ、細貝はレバークーゼンでCLに出場できるチャンスを顧みず、昇格組でのタスクを背負うことを決断したのだ。

 細貝の決断は正しかった。レバークーゼンに残っていたなら、今も控えのままだったことだろう。だがベルリンでの彼は、監督の強い信頼を勝ち得ている。「ハジメは素晴らしいプロフェッショナルだ」と、ルフカイは称賛の言葉を口にする。「サッカーに対する姿勢は素晴らしく、パスゲームの中でのタイミングの取り方と戦術眼がとても良い」と評し、ブンデスリーガで重要となるすべての資質をもたらす存在だと語る。その要素とは、実際のプレーの速さと、守備から攻撃への切り替えのスピードである。細貝はこれらの特性を完ぺきに融合させている。(以下略) 】

 判断も脚も速いのだろうし、強いチームの敵エースに当てれば、こんな適任はないだろう。やはりリベリーやロッベンをいつも押さえている内田とそろって、日本が世界に誇る鉄壁と言えよう。上の記事の好ゲーム「ヘルタvsシャルケ」戦をNHK・BS1で、本日20時から放映する。今を時めくドイツで6位と7位の闘い、細貝・内田の闘いがNHKで観られる。ちなみにシャルケはCLの常連、ヘルタは降格が予測されたチームだった。嬉しいことです。
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新聞の片隅に載ったニュースから(番外編Ⅷ 13.11. 4)    大西五郎

2013年11月05日 19時04分31秒 | Weblog
  条約違反の疑い 秘密保護法案 (朝日新聞への熊野勝之弁護士投書)

 安倍政権は特定秘密保護法案に知る権利や取材の自由への配慮を盛り込んだが、「配慮」は権利の保障ではない。1979年、日本政府が批准した「市民的及び政治的権利に関する国際規約」を思い起こして頂きたい。全ての人が「あらゆる種類の情報及び考えを求め、受け及び伝える自由」(19条2項)を権利として保障する条約で、締約国は守る義務がある。条約は国内法より優先される。「配慮」を入れようとも依然として法案はこの条約に反するのだ。
 法案では内閣が承認すれば30年を超えても秘密は開示されず、闇に葬られる。また、秘密の指定は行政機関の長が行うと定めるだけで、指定基準を法律で定めていない。
 条約は締約国が権利を制限する場合、その制限は法律の尊重、国の安全などに必要とされるものに限るとしている。さらに「法律は、制限の実施にあたる者に対して自由裁量を与えるものであってはならない」「十分な指針を定めていなければならない」という解釈基準も示している。法案が成立し公務員やジャーナリスト、市民が逮捕・起訴されても、憲法31条(法の手続き保障)違反で無罪となる可能性がある。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  

 この「市民的及び政治的権利に関する国際規約」は、1948年の世界人権宣言採択後から国連人権委員会で起草が進められ、1966年12月の国連本会議で採択されました。発効には35カ国の批准が必要とされていましたが、その要件を満たして1976年3月に発効したものです。投書にもあるように日本政府も1978年に批准しています。この規約は民族自決権を保障し、国家に対する人民の自由権(人権)を明確に述べており、国際自由権規約とも呼ばれています。
 人民が国の政冶の方向を決めるための具体的権利として「知る権利」「自由に意見交換する権利」を保障するために、投書でも指摘しているように
「1.すべての者は、干渉されることなく意見を持つ権利を有する。
2.すべての者は、表現の自由についての権利を有する。この権利には、口頭、手書き若しくは印刷、芸術の形態又は自ら選択する他の方法により、国境とのかかわりなく、あらゆる種類の情報及び考えを求め、受け及び伝える自由を含む。
3.2の権利の行使には、特別の義務及び責任を伴なう。したがって、この権利の行使については、一定の制限を課すことができる。
ただし、その制限は、法律によって定められ、かつ、次の目的のために必要とされるものに限る。
(a)他の者の権利又は信用の尊重
 (b)国の安全、公の秩序または公衆の健康若しくは道徳の保護(第19条)」という規定を設けています。
 政府は「国の安全のために情報の秘匿が必要」と主張していますが、法案では「何が秘匿すべき情報かは各省庁の大臣が決める」となっており、法律によって具体的にどのような情報であるのかは定められていません。国民から法の実施にさまざまな疑問も出されています。
 5日朝のNHKニュースは「与党側は7日に衆議院で審議に入り、今月中旬には参議院に送って成立させたいとしている」と伝えていました。政府・与党は数の力で強行突破しようとしていますが、自由権規約との関係も慎重に審議し、国民の疑問に応えなければなりません。

                                    大西 五郎
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よたよたランナーの手記(23) 快走サイクルと外ラン   文科系

2013年11月05日 10時10分42秒 | 文芸作品
 3日に50分で6キロほど走った。10月に入って色々故障・ブランクが多かったせいで、あまり調子は良くない。速度の割に心拍数は多く、その分汗ばかりを多くかく。基本的に前回書いた11月1日の様子と同じである。このことは前回にこう書いたのだが。
『そして1日にはずい分久しぶりに外を走った。外走りは、約6キロほどを平均心拍数150ほどで50分近くかかったか』
『 1日の外走りは、文字通りもうヨタヨタ。もっとも、走ったのは24日以来8日ぶりだから、無理もない。脚が進まないわりに、暖かいせいもあったかして汗ばかりが出ている感じだった。その分、有酸素運動ではあるからフィットネスにはなったろうが、ブランクがそれだけ応える年齢になったのだ』
 3日にも、時速7.5キロでも心拍は150近くなり、痛めていた右脚アキレス腱もまだ完治していないように感じた。よって、セーブして走り、初めの30分が3.65キロ、その上もう一回走ったのだが、20分ほど2.35キロと、合計6キロと距離を整えて早めに終わってきた。でも、まーまー走れるので、故障ブランク以来の継続的なランを続けてみたい。きっとまた、30分で5キロ近くまではいけると思う。9キロ時でも心拍150ほどに改善されて。
 もう一方、秋晴の下のロードレーサー・ファーストランがすごく気持ちよかったから、こちらにもっと力が入ってきた。というよりも、ランよりもスピードが出る割に後々まで出来るようだし、これからより力を入れていくことになるだろう。来週あたりも又30日と全く同様にあのクランクギアを力一杯踏み込んでみたいと改めて目論んでいる。高い空の下、澄んで湿気の少ない空気の中でギアを思いっきり回して、息が上がりそうになった時に飲むペットボトルはことさらに美味しい。僕は身体を動かすことがとても好きだが、中でも近年ではあのファーストランは久しぶりに最高だった。それは、前回に書いた通りである。あの時と同様にまた、忘れかけていたいろんなライディング・テクニックを駆使してみよう。その分、愛車ももっともっと答えてくれるはずだ。
ラン自身の方は、久しぶりに少々スピードをあげていくべく、回数も増やし、攻めてもみたい。もちろん、72歳という年齢相応に無理をしないように。今の年齢で何か故障すると、その結果のブランクから何が起こるか分からないのである。脚の骨折や腰痛が、全く健康だった人の命を縮めることがあるようなものだ。
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         商店街をイノブタが彷徨する街!  只今

2013年11月04日 11時51分12秒 | Weblog
        「この地域は住めない、と言うべき時期は必ず来る」
      この石破自民党幹事長の発言に、今のところどの政党も、ダンマリ。

 “なくせ!原発”を掲げ11月2日開催された全労連主催の福島集会のキャツチコピーは
          「安心して住み続けられる福島」
  この集会を報じた『しんぶん赤旗』が、メインに紹介したのは次のような声。
       「徹底した除染を進め、一刻も早く元に戻してほしい」

       しかし、いま行なわれている除染はどのようなものか。
       チェルノブイリで、ソ連も最初は誤魔化し続けたが、その後どうなったか。

●8月9日『読売新聞』→「川内村では、除染が済んだ1061所帯のうち、412所帯では
            除染目標の0、23マイクロ・シーベルトを超えていた」

●7月11日『NHKクローズアップ現代』→タイトルは、【激増する野生動物\福島の生態系に何が?】
           イノブタが街中を彷徨する場面を映したコメントは
    「除染が進み、住み慣れた家に帰れると思っていた人の中には、帰還を諦める人も出ている。
     その駆除には限界があり、対策には課題が多い」

●加えて、うさんくさいこと、多々。
 例えば、福島県には放射能測定の線量計が二つ並んで立っている所が多くみられる。
   一つは、最初の入札で落札したアルファ通信という会社の線量計。
   いま一つは、示す数字が高すぎると疑義を呈した文科省が再入札して落札した日立系会社の線量計。
  
        ★ヤバイこと、先送りし、明日は明日の風が…
         「カネ」「カネ」「ケイザイ」に優るものなし。
           しかし、そのことにも限度がある。
         今すべきは、「憲法」「秘密保全法」そしてメディア対策〈NHK人事〉
            石破幹事長の呟きは、そのことの表明ではないか。
    
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楽天日本一、おめでとうございます。     らくせき

2013年11月04日 09時12分44秒 | Weblog
雨の中、楽天が巨人を破って日本一。
観客が泣いているなんて・・・
テレビを見ていてもらい泣きでした。

野村さんはなんと言っているのかな?

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よたよたランナーの手記(22) 快走サイクルと外ラン   文科系

2013年11月02日 19時04分58秒 | 文芸作品
 3日にアキレス腱を痛めてからしばらくはランなしで、階段往復やらロードレーサーやらという有酸素運動的な補強運動だけの生活。そして21、24日と、またヨタヨタと走り始めた。が、まー走れるのだが、以前よりも疲れが増えて、長引くようになった。翌日の脚に、アキレス腱からふくらはぎにかけて、ごく軽いものだが痛みが残る時もある。何かにつけて、急に年を感じるようになったこのごろだ。
 さて、28日には階段100往復、30日にはロードレーサーのファーストラン、そして1日にはずい分久しぶりに外を走った。外走りは、約6キロほどを平均心拍数150ほどで50分近くかかったか。レーサーもランも、ますます空が高くなった秋晴れの下、激しい呼吸や汗が気持ちいーこと。僕は身体を動かすことが本当に好きなんだなー。

 ロードは、近年初めてと言った強度で、文字通りのファーストラン。と言っても時速30キロ内外だが、僕としては精一杯の速度を続けた。もっとも、それ以上の音を上げそうな激走も何回かあったから、信号で止まる時などペットボトルをたびたび心地よく口にしたもの。ハンドルのブレを押さえる両肩の入れ方など新しいテクニックを含めて、ファーストラン知識をいくつか改めて動員してみたから、その分余計に速く走れたようだ。とにかく、当日ちょっと強い風に煽られるように脚が気持ちよく踏み込めて、青紫一色・デュラエース・セット・オーダーの愛車が気持ちよく応えてくれた。
 やったーという充実感からだろうが、家について思わずサンマルコロールスのサドルに投げキッス。正確には丁度16年前僕にしては大奮発したもったいないような愛車が、心臓手術以降の近年には珍しい笑顔を見せてくれたはずだ。それほどに、事前に考えて試行錯誤も重ねたライドだった。老いは必然。人生ベテランの知恵で対抗するしかない。対抗しがいのある車を持っているのは幸せなことと、つくづく噛み締めていた。

1日の外走りは、文字通りもうヨタヨタ。もっとも、走ったのは24日以来8日ぶりだから、無理もない。脚が進まないわりに、暖かいせいもあったかして汗ばかりが出て、ランニングハイにはほど遠い感じだった。その分、フィットネスにはなったろうが、ブランクがそれだけ応える年齢になったのだろう。スポーツ断念に繋がるのは怪我。それには細心の注意を払っていかないといけない。弱い部分の補強に留意せよということだ。僕の場合は腰と脹ら脛だろう。
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山本議員が辞職なら安倍内閣は総辞職    らくせき

2013年11月01日 12時59分18秒 | Weblog
園遊会で山本議員が手紙を天皇に渡したこと。
自民党の反応が過剰気味。

議員辞職を求めるなんて・・・開いた口が塞がらない。

自分たちはオリンピックに皇族を利用して、
天皇のチェックが入ったらなにが悪いと開き直って。

山本議員が辞職なら安倍内閣は総辞職すべし。

天皇は自民党の独占物じゃないよ。




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随筆紹介 「夏」  文科系   

2013年11月01日 09時02分27秒 | 文芸作品
 僕の属する同人誌の方、80歳ほどの先輩女性の作品です。


   夏    (T.Hさん作)

 私は岐阜県の小さな村で産まれ育った。夏半ばまでうぐいすが裏山で鳴き、夜は蛍が蚊帳の中。前の田んぼではいつもかえるが鳴いているという夏だった。
 窓は開けっぱなし、涼しい風がいっぱいの夏。梅雨が開けて夏になると、母は部屋中いっぱいに着物を拡げて、虫干し。その間を走り回って叱られたことも。そう言えば”梅雨開け十日”という晴天続きの日もあった。
 むし暑い夏の日には、決まったようにやって来た気っぷのよい夕立。さっと涼しくなって、私は雷や夕立が大好きだった。名古屋に住んで、雷や夕立が大きらいという人に出会って驚いたもの。そう言えば、子どもの頃に出会ったような雷や夕立には、このごろ出会えない。ふる里の夕立も変わったかしら。梅雨開けも定かではなく、暑い暑い夏。猛暑ということばも飛び出している日々。
あの田んぼの上を通ってきたさわやかな風は……。ふる里の家々にも冷房機が音を立てている。

 数年前の夏の日、カイロの遺跡を訪ねた。案内してくれたK青年の日本語はすばらしく、流ちょうな説明と案内。私が日本語のうまさをほめると、
「僕はカイロ大学で日本語を学びました。そして方丈記に出会い、日本の古典に感動しました」と言って、方丈記について話し出した。私の方丈記の知識はテストのための暗記だけしかない。
 でも、聞いていてどうも落ち着かない。これは日本人同士でもあること。違いがあっても「あっ、そうか」と自分の考えを正すことも、意見を言い合いわかり合うことも出来る。けれどもK青年の方丈記はどうも違う。確かに古典は日本の風土の中で書かれたもの。日本人にしか分からないという人もいて、そういう考えに反発してきた私なのだが。K青年の方丈記から話題を変えようと、近くに咲いているキョウチクトウの赤い花を指さして言った。
「この花の名はエジプトでは」
「エジプトでは、花は花。木は木であって、名前はありません。この花は一年中咲いています」
 花も木も一律にそう呼ばれているのか、いぶかっていた。そう言えば、カイロを流れている川の水も澱んで、黄土色。流れているのが分からないくらいで、ゆったりとした川面。大きな観光船ものんびりと浮かんでいる。
 方丈記を教えてくれた師もK青年も日本へは行ったことがないとのこと。それを聞いた私は、落ち着けない理由が分かったような気がした。

 日本の夏も大きく変わった。夕立も、台風も、雨さえも大変化。今年の夏も、驚くこと多しの暑い暑い夏であった。
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