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ハリルジャパン(64) 岡崎優勝、ほぼ確定   文科系

2016年04月26日 12時35分26秒 | スポーツ

 イングランドはプレミアリーグで、今世界を騒がせているのがレスター。アフリカでも、中国などアジアでも、この弱小チームの奇跡の動向が注目されて、視聴率も大いに上がっていると聞く。アメリカがFIFA「大改革」に乗り出して来たのも、大国アメリカを差し置いたこの他を圧倒する世界的サッカー大人気をなんとか自分の手の内にしたいという陰謀とさえ、僕は観測してきたほどだ。

 そして昨日、岡崎が活躍するこのチームの優勝がほぼ決まったようだ。全38節のうちの今35節で、2位チーム同点、レスター勝利の結果、勝ち点差が2広がって7点差が付いたのである。この勝ち点差2への広がりは大きく、レスターが残り3ゲームのどのゲームでも良いからあと1勝すれば優勝となった。残り2ゲームが最悪パターンの場合でさえ、勝ち点は6しか縮まらなくなったからである。レスターが残り3ゲームを全部負けることなど、およそあり得ない想定という理屈による「優勝確定」。おまけに、レスターの今節の勝利は、エース・バーディーを出場停止によって欠きながら、4対0という好調ぶり。代役が大活躍したのだった。と言ってもこの代役ウジョアというのは、去年2桁得点した昨年度のチーム得点王。岡崎はこの実績豊かな190センチ本場アルゼンチン人巨漢を押しのけて、第2FWレギュラーを張ってきたのだった。

 さー、次はチャンピオンズリーグだ。この弱小チームには、CLでの大活躍はそんなに望んでいないが、せめて本戦トーナメントに進んで、1回ぐらいは勝つというレスター、岡崎を観てみたい。選手層が薄いから多くは期待できないが、この世界1クラブ決定戦のような大舞台で岡崎にまた一皮むけて欲しいと密かに願っているのである。もう既にヒデと並んで日本歴代最高の選手になったと言える岡崎だがまだまた成長中と、その変身を作り出していく「懐(頭脳)の深さ」は底知れずと言える選手。選手生活の最後まで目が離せないのである。こんなに楽しめる選手もちょっと居ない。

 なお、岡崎の成長、強化はそのまま、日本代表の成長、強化になっていく確率が大きいと観る。点の入りにくい現代サッカーでは、得点力のある選手から逆算してチームを作っていくという理屈からのことだ。ちなみに、レスターの戦い方は、今の弱小チームが最も取り入れやすい世界的戦法。世界では弱小の日本にとって、こんな良い見本はないと思う。ちなみに、ブラジル大会で脅威になったアルジェリアを率いたのが、現ハリル監督。アルジェリアとレスターが似ていると思うのは僕だけではないはずだ。レスター戦略の2大要の1人リャド・マレズはあのアルジェリアチームにハリルが大抜擢したフランス国籍をも備えた選手である。とすると岡崎と組む俊足トップは、さしずめ広島・浅野か・・・とか、楽しみは広がっていくばかりだ。


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31 コメント

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カジュさん (文科系)
2016-05-04 10:29:27
 体調は?
 僕の方は、咳が10日ばかりも続いて眠れず、血痰まで出たから「もしや?」と、昨休日、近所のかかりつけ医の緊急診断へ。そしたら、何かアレルギーがあるらしいということで、対応の吸入器と薬。そしたら治ったんです。大変な「心配」が今一つは去ったという訳。

 さて、7日瑞穂文化小劇場は13時からです。僕は多分、14時前後と思います。ただし、くれぐれも、身体を無理しないで下さい。でもまー、とにかく「無事」で良かったこと! 一先ずですが、こんなに嬉しいことはありません。
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答えているようで殆ど答えになっていない (1970)
2016-04-30 23:07:30
去年の守備のプランと今年の守備のプランについて、何処がどう変わったのか?
その説明がひとつも無い限り、話を強引にねじ伏せようとしてるだけで中身は空っぽなんだよ。
選手や監督が変えたと言ってるんだから変わったんだよ。
拠り所はこれだけ。
これで分かったつもりで書いても具体的に何も無いからこっちには全く伝わらない。
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僕は完全に「終わりに代えて」 (文科系)
2016-04-30 23:03:32
 何本もコメントを書かれたが、他人の話の単純化が甚だしく、何故か高飛車に断定するお人である。

①前年度末に7勝1敗1引き分け。これを受け継いだままの戦い方をして、今年その調子を維持、前進させてきた。今年前半17ゲームから、後半17ゲームにかけては、さらにこう変わった。失点が24から9へと下がり、得点などは実に37から22に減った。

②こういう「事実」を指摘した上で、僕は単純に「守備練習をしたから」などとに語ったのではない。「去年のやり方をほとんど尊重したが、守備だけは手を入れた」と監督も選手も述べていることを強調したのである。後半になると、強豪以外はかなり守備的になったのに、なお失点がこれだけ減った事を強調したかったからだ。普通こういうチームが相手に引かれると、失点を喰いやすいということを念頭に置いてのことである。

 こういうのはまた、単なる断片的(断言)よりは、よほど立派な分析ポイント設定である。問題を正しく設定しなければ答えも誤るという学問方法論上の格言もあるように、分析ポイントを正しく設定しなければ分析があらぬ方向にも跳んでいったり、独り善がりの独断に堕してしまうこともある。
 その上で僕は、こういうすばらしい前進説明全てを「昔ながらの放り込みサッカー」「違いは岡崎だけ」というのでは全然納得できないと再度反論し直したのだった。①②の事実の中で、引いた上でもできるだけ前でボールを取るべく、岡崎はもちろんだが、これと結びついたカンテやバーディーの守備能力や守備のやり方も強調してのことだった。

 70さん、あなたとの違いはそれだけのことである。そして、分析課題であるこれだけの「奇跡」を説明して僕の方が単純でない分、まだ正しいのは当たり前だろう。

 以上は、初めから僕が語っていること全体をもう一度くり返しただけのことだが。ただもちろん、「奇跡」の説明は難しいはずで、僕のこの程度の分析ではほんの一部の説明に過ぎないだろう。それはある意味当然のことだ。シーズンが終わったら、奇跡は奇跡らしく、イングランド全体で素人も玄人も皆が評論家になることだろう。
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そろそろおれの話は終わり (1970)
2016-04-30 20:32:56
結局レスターがやっていることは、カウンターベースのサッカーという点では去年と全く変わらない。
下位チームだから変えようが無いんだよ。
そこに岡崎を入れたことでカウンターチームによくある弱点のFWとSHの間に広がるスペースを埋めることが出来た。
これで並みのカウンターチームから世界唯一のカウンターチームへ劇的に変わった。
でも最大の功労者はストライカーをやりたくてしょうがないというオチ。
ラニエリがね、やっぱりラニエリだなと思うのは、カジュさんも書いたように岡崎が下がると只のドン引きチームの戦い方しか出来ないんだよなw
引き出しがありません。
以上、終わり。
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ちょっと付け足し (1970)
2016-04-30 20:10:10
たとえ苦手でもポゼッションが出来れば個人の運動量は減る。ボールをキープする、ボールを動かす、これをやるのがポゼッションだから。
今のレスターもポゼッションが出来たときは当然ボールキープ率はかなり上がっている。
でも岡崎はガソリン切れで交代するんだよw
居ないよこんなFW。バルサにもバイエルンにもユヴェントスにも居ない。
普通ポゼッション出来たときのFWの途中交代は2点か3点獲ってお役御免の交代なんだから。
そこがレスターがどんな相手でもどんな戦い方になってもブレない一番の理由。
仮に岡崎が加入しないで去年のメンバーからカンビアッソとカンテを入れ替え監督はラニエリだったら、今の順位は無いと自信持って言うよw
但し、プレミア開幕後にここで書いたが岡崎のレスター移籍はストライカーとしては失敗だとしか思わない。これもはっきり書いておく。失敗。
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その違いが岡崎なのよ (1970)
2016-04-30 19:34:14
世界のどこ探しても居ないんだよFWにいるDFって。
そもそもレスターのプランはポゼッションを目指して無い。だから相手次第でポゼッション出来てしまう場合は攻撃が停滞する。その時、これが普通のカウンターチームならば相手に縦パス1本で崩され崩壊するが、ここには岡崎がいる。
岡崎は相手がどこでもやってることは同じなんだよ。だから殆ど毎ゲーム途中交代でしょ。岡崎はチームがポゼッションやろうがカウンターやろうが仕事はいつも同じ。ファーストプレスを全力でやることがミッション。
普通のカウンターチームにはこういう選手は居ない。というよりどこにも居ない。何故ならストライカーならばファーストプレスよりも得点に繋がるプレーの方が優先順位で上だから。
だからレスターが去年苦戦したのも普通のカウンターチームで後半奇跡の残留決めたのはカンビアッソ中心に更に守備を固めたからなんだよね。
しかし今年はどんな展開でも常にファーストプレスが最優先のFWがいる。だから弱い相手に苦手なポゼッションやっても火傷しない。岡崎→カンテでだいたい潰せるから。この去年と今年、岡崎がいるのと居ないのではチームのカラーが全く別物なんだよ。
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1970さんへ (カジュ)
2016-04-30 17:50:38
 相手次第で「ポゼッションできること自体」に対しては私も同じような理由で予想していました。
ただ、そういった苦手な展開の試合になったときに勝ちきるための戦術、引き出しがあるとは思っていなかったのです。どのリーグにも数チームある「上位チームには勝てるが下位チーム相手にとりこぼす中位のカウンター主体チーム」のように。
そういったチームとレスターの違いを理解できなくて混乱しています。
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Unknown (1970)
2016-04-30 17:36:04
反論をするならば、去年のレスターと今年のレスター、特に守備のプランについて、何処がどう変わったのか、それを書かなきゃ何も意味がないな。
守備練習やってます。毎日15分やってますって、そんなもんどの監督だってやるよw
監督が替わり、前監督と現監督の違いは何なのか?ただやってる、ラニエリは違うだけじゃ何にも分からない。
分からなければ書かない方がいい。
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正確に書く (文科系)
2016-04-30 14:29:08
 ここは大事な所だから、きちんと確認し直した。すぐ上にこう書いた部分である。
『監督はこう語っている。その成果が第1だろう。「基本は14~15年度最後の奇跡的残留時の戦い方をいじらずそのままにした。が、守備練習だけはする」』

 この言葉はラニエリが言ったことではなかった。ラニエリが当初「少しだけ戦術を教えることにする」と語ったことははっきししている。それが守備だったとはオルブライトンの証言だ。
「日々の練習で15分だけ守備練習をした」とある。
返信する
ここまで来れば (文科系)
2016-04-30 13:56:37
 まーこの解明は誰がやっても難しいもの。なんせイングランドにもちょっと無かった歴史的奇跡といわれ、世界中が大騒ぎという珍現象。

 ただ前半はともかく、後半はかなり明確になっている。リーグ・ワースト5に確実に入っていた失点が、後半は半減以下に減ったから、相手の方が戦い方に戸惑っていたと分かるのである。前17節が24失点が、次の17節の間には9点になっている。この点についてはただ、監督はこう語っている。その成果が第1だろう。
「基本は14~15年度最後の奇跡的残留時の戦い方をいじらずそのままにした。が、守備練習だけはした」
 勿論この失点減はこれ以外にも、相手が安易には攻められなくなったことも関わっているに違いないのだ。

 以上全てのようなことがあるだけに、単にこう言って分析した気になっているような論議には猛然と腹が立つのである。
「昔流の放り込みサッカー」
とか
「違いは岡崎だけで作っている」
とか、

 歴史には、同じことをくり返す局面が現れるように見えても、必ず最新の要素は加味しているもの。また、単なる「違い・岡崎」では、去年最後の7勝1敗1引き分けが全く説明できないことになる。なんせラニエリが、これを踏襲したと語っているのだ。
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Unknown (1970)
2016-04-30 12:13:15
ここまで来れば自信が力になるから相手次第である程度はポゼッションも出来る。
シティやアーセナル相手にポゼッションしようというのは無理だけどね。
チームに勢いがあれば内容も変わるよ。プレッシャーは相手の方が掛かっているから。
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マンU戦で勝利を期待! (カジュ)
2016-04-30 08:51:16
>1970さん
 私は、レスターの戦い方では終盤ディフェンシブなチーム相手に勝てないのではないかと思っていました。1970さんが言っているようなボールを相手に持たせる戦い方が出来ないので。
しかしワトフォード・ニューカッスル・サンダーランド戦でポゼッションで上回りつつ勝ちきったことで、レスターの戦術をどう理解したらいいか混乱しています。この議論も、それに対するヒントにならないかという意味でも注目していました。


>文科系さん
 ご心配をおかけしているかなとはずっと思っていたのですが、私の方の状況が状況で、連絡をためらっていました。文科系さんのお体の状態をここで知ってからは特に。すみません。
 この件はまたメールのほうに連絡しますね。7日の瑞穂文化小劇場、体調が良ければ伺おうと思っていました。
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カジュさん、元気だったんだ! (文科系)
2016-04-29 19:50:58
 カジュさん、便りがないから心配してた。かなり深刻な心境でね。貴方の声を随分久しぶりに聞いただけで、ぱっと気分が晴れやかになったほどだった。家を探し、訪ねていこうと思っていたからね。合えるかどうか分からないけど、とにかくともね。

 この討論は、比重理解のすれ違いがあって内容的に平行線に見えて、途中から、そんなに生産的なものではなくなっていると感じ、打ち切ろうと思っていた。そこへのご仲裁だから、終われて良かった。

 どんどん、訪問して下さい。僕の転移検査結果などは、16日に全て分かります。リンパ腺・内臓、全身の骨など、いろんな検査をしましたから。ただ、僕はそんなに楽観視してません。なんせ細胞が若いと思っているから、進行が速いとおそれているんです。今でも、1時間で10キロ走れる訳で、この場合は長所が短所になるって、変な話ですけど。そういう身体で速く進んだとしたら、それはそれで諦めも付きます。
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カジュさんへ (1970)
2016-04-29 17:18:09
練習は…やってないだろうな~w
練習というよりは、岡崎の動きがカンテを助け、カンテの動きがDFを助けるということが連動しているんで、如何にもトレーニングの賜物のように見えるだけだと思うよ。あなたも指摘した岡崎不在時の守備、あれがラニエリの指導力の限界だから。
いつもそうなんだよラニエリは。だから途中解任が多い。てんでばらばらのシステムに手を加え一応かっこつける所までは持っていけるが、そこからさらに上の段階に行けるようなチーム作りは出来ない監督。
岡崎のおかげで嵌まったのが本当のところだろう。
仮に練習の裏付けがあるならば、岡崎不在時にもポジションを変更するなりして広がったスペースの穴埋めを考えるよ。それが出来ないということは、つまりはそういうことだと思う。
さて、あなたが最後にふれていた本田→ドリブルってのは、おれは敢えて触れないでおいたw
流石に本田をドリブル好きというのは、多分おれの家のモニターがおかしいのかな?としか思わなかったんで。
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楽しい! (カジュ)
2016-04-29 14:10:35
 久しぶりに建設的な面白い議論が見られてとても楽しいです!

 ちょっと平行線になっているみたいなので、補足というか整理を。
私もレスターの試合は観ていますので実際の試合内容から考察してみます。

 まず岡崎が居る時のレスターと居ない時のレスターを見比べてみると(トラブル等で早い時間帯に交代した時など)、岡崎が居ない時のレスターの戦術は押し込まれるばかりで下位チームのディフェンシブな戦術と見分けがつかなくなってしまいます。
この点からだけでも、1970さんの理屈は絶対的に正しいと思わされます。
 しかし岡崎が居る時のレスターの、タイミングを合わせた連動したプレスは下位チームにはまったく見られず、まさに文科系さんの説明のとおりに岡崎以外の選手も意図的に連動したボール奪取を練習し、狙っているとしか思えません。

 結局は、岡崎が居たから単純なキック&ラッシュを進化させることが出来たということで、お二人ともまったく同じことを別の視点から言っているように感じます。



 あと細かいことですが文科系さんに一つ異論が。
本田は、毎試合香川よりも1タッチの割合は多いですよ。ゴール前では特に。
「ドリブル好き」という観点ならば、私のイメージでは宇佐美>永井>香川>原口>金崎>武藤>大迫>清武>本田>岡崎>ハーフナーという感じです。
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困ったな! (文科系)
2016-04-29 06:40:44
 「これも分かるが、追加」と書いたにしては、僕の口調が「ちょっと!」という感はあろうが、顔を見ないでの言葉って、難しいね。要はこういうことだから、そんなに異なったことを僕が語っている訳ではないと言いたいのだが。
①サッキ・ミランが発展させ、バルサが受け継ぎ、ドルトが高めたコンパクトプレスの流れが、ボール奪取にいろんな形で影響を与えてきた。
②以降のボール奪取は、DFでというよりも中盤以上で出来るほどに良いというようにFWや中盤にも戦術的役割が与えられるチームがどんどん生まれてきた。そのための個人技術や走力が重視され、飛躍してきた。
③岡崎のみならずバーディーも岡崎同様にプレスに走り回っている。あれだけ得点力があるFWがあれだけ走り回るというのは、異例と言えるはずだ。ただ下に構えている岡崎は、貴男の「広い領域のプレスと繋ぎ」という特別な役割はある。そして、カンテだが、彼のインターセプト能力は前二人の得点力なみの威力をこのチームに与えているともいえるはずだ。
④守備が低くてこれだけボールが苅れるチームは珍しいはずだし、それがうまく噛み合ったからこの奇跡が起こったというのはもっと珍しい。それを僕は前半戦首位の最大現象「同点または1点差勝ちの多さ」で示したつもりだ。

 むしろ、これ以外に「この奇跡」を説明するやり方が何かあったら付け足して欲しい。単に、「昔流の放り込みに戻った」とか、「岡崎が特例」とかよりも説得力があると考えている。要は、このチームの「ここで1点」ができる得点力のポイントを僕は「(この低い構えのチームで)必要な時に出来るだけ前でボールを狩れるから」という説明を付けてきたのだから。
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Unknown (1970)
2016-04-28 22:01:32
「必要に応じて出来るだけ高い位置でボール奪取」
これをやるにはDF、SHが連動してラインを押し上げる必要が出てくるが、それが出来ていれば岡崎はプレミアで話題になるほどのスプリント回数や運動量は必要無くなる。
レスターのゲームを観てどこにそんな効率の良さが見られるのか俺にはさっぱり分からない。
ゲームから観てとれるのは、スキルの高くないDFがゴール前で必死に守る、それをカバーするべくカンテが相手中盤を押さえる、そのカンテが相手を絞りやすくする為に岡崎がファーストプレスに全力で行く。
そこには高い位置でのボール奪取なんてプランは無い。ひたすら相手攻撃の芽を潰すことが優先され、その後の攻撃は相手裏のスペースへの放り込みからのフィニッシュに終始する。
これを懸命に繰り返した結果が今になる。
仮に、臨機応変に高い位置でボール奪取が出来るようなメンバーが揃っていたら今のようなゲーム内容にはとてもならないよ。
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これも分かるが、追加・・ (文科系)
2016-04-28 20:54:54
 この主張も、岡崎(だけ)が過去の「放り込み・カウンター」とは違うということを含めてまー分からぬでもない。が、過去の放り込みと違うレスターを説明し切れていないと思う。

 出来るだけ高い所でボール奪取と僕は述べてきたが、またこれがゲーゲンプレスの流れだとも述べてきたが、「高位コンパクト」とかは最初から何も語っていない。類例として、アトレッティを上げたこととか、ブラジルWCにドルトの影響があるとか述べてきたのも同じこと。「引いて守って、出来るだけ高い所で奪取」も、「ある時に突如押し上げの高位コンパクト」もあり得ると、そういう含みで、僕は語ってきたはずだ。要は「(そのチームとして出来るだけ高い位置での)強引なボール奪取戦術」の進化を語って来たつもりだ。

 その上でレスターだが、2トップがあれだけボールを追いかけ、インターセプトとかタックルとかで主としてカンテ(及びその周辺)が刈り取るというあのやり方は、DFが低位であったとしても僕の語ってきたことそのもののはずである。これが、過去の放り込みとは違うレスターの特長。ドルトだって、CLなど、高位と低位とを使い分けている。その両方に於いて「必要な時に意思一致して出来るだけ高い位置でボール奪取」には、変わりはない。
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Unknown (1970)
2016-04-28 14:31:01
少し前でも触れたがレスターがやってるのは、昔のキック&ラッシュに岡崎をプラスしたサッカー。違いは岡崎が居るか居ないか。
又、SHとDFが自陣に引いてる時点で高い位置でのボール奪取は指向していない。
その違いを少し分かりやすくする為にリバプールを挙げたんだけどね。
SHとDFが引いているレスターはFWとの間にかなりなスペースが広がる。そこを尋常じゃない運動量で埋めるのが岡崎の仕事でパスコースを限定し、カンテに渡す。
仮に高い位置でのボール奪取を指向するならばこんな効率の悪いサッカーはやらない。SHとDFを押し上げてスペースを埋め、岡崎にはFWの仕事をやらせる。それが出来るチームならばボール保持率は今のようになってはいない。
こういうサッカーをやってるのはリバプール。
レスターはゲーゲンプレスでも何でも無い。ドン引きプラス岡崎。
だから、岡崎が目立つ。高い位置でボールを取っているなら岡崎はここまで目立つことは無い。
そしてこれが今のプレミアの潮流から大きく外れたお蔭で嵌まった。
DF、SHがラインを押し上げるのは当たり前、出来るだけ高い位置でボールを奪い、キープし攻撃の時間と回数を増やす。こういうサッカーをプレミアの上位チームが指向しているわけだから、始めからドン引きのレスター相手にはどんどん前に出てくる。そこで相手DF裏にスペースが出来る。これをヴァーディが使って得点する。
相手も引いているならば通用しないが今はこれで通用する。
だからレスターは決して高度なシステムを駆使しているわけじゃない。
もっと上手い選手が居ればこんな効率の悪いサッカーはやらないで勝てる。下手なチームが理想を夢見ず現実的に闘えるプランを徹底したこその結果だよ。
で、これは日本代表にも繋がる。どうやっても世界に劣るDFとSHを抱えているわけだからレスターのプランは参考出来る。
中盤のタレントは闘える。付け加えれば8人で守って3人で攻める場合、まあ3人が中心になってということだが、ワンタッチパスだけではとてもじゃないが攻めきれない。ドリブルもパスも同じように必要になる。だからどちらか一方に偏った選手は要らない。必要に応じてどちらも使える選手じゃなければこのプランには要らない。
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当たり前のことだけど (文科系)
2016-04-28 06:22:58
 当たり前のことだけど、この念押しね。
『というように、得点と失点は相関的なもの』

 つまり、得点を急に増やそうとすると失点も増える。失点を減らそうとすると、得点が減る。そういうことで、凡庸監督はこれが普通ね。それぞれを避ける道は、二つしかない。
①まず、得失点それぞれに有能なFWかDFを連れて来る。
②もう一つの方が重要なんだけど組織力を上げて対処していく。
 そしてここが重要なんだけど、①を取っても同時に②を考えられなければ、凡庸監督。他チームの点取り屋を連れて来て失敗って、よくあるでしょ。例えば、ダビとかね。

 レスターに並ぶ「弱者の勝者」として、アトレッティが思い浮かばない? こちらは組織的失点減らしから入って、組織的得点法を考えたチームだと思うんだよね。レスターの反対の入り方ね。というように、最新チームを昔の見方で考えるのは類推であって、分析じゃないと思う。 
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応えるよ (文科系)
2016-04-28 05:20:05
 70さん、「やはり」応えるよ。丁重にね。

 柏木を、忘れていた。青山より似合うかも知れない。「岡崎の使い方提案」もそれなりに分かる。ただ、以下のように、君のレスター理解には最重点で異論がある。ここが、「弱者の戦い方」としての日本チーム構想が違ってくる所かな。

 レスター異論はここ。昔ながらのカウンターチームじゃありません。これなら、モウリーニョやペジェグリーニ、ファン・ハールは苦戦などしない。カウンター戦術にも充分すぎるほど通じているし、戦力もレスターより高すぎるほどの名監督たちだよ。レスターが今期最初から持っていた最大特徴は以下です。なお、レスターの1対0勝利続きという失点の少なさは後半に入ってからのもの。前半はワースト5ほどのはずだ。

 まず、こういう世界潮流ね。「バルサ的な繋ぎ切るサッカー」から、「ドルトムント的な、よい位置で、必要な時に、敵ボール奪取狙いのサッカー」へ。この「敵ボール奪取狙い」には、こういう形容が付くはずだ。「必要な時に、全員一致して、出来るだけ高い位置で」、と。そして、このことを1ゲームで出来るだけ多くできること、そういう、チーム全体の走力と体力も、重要になる。
 今期レスターはこれが出来たからこそ、前半は得点力トップだった。この得点力を恐れるようになった相手が必要な守りをするようになったら今度は、相手得点が減った。つまり、レスター失点が半減以下になった。というように、得点と失点は相関的なものだという点も大事な考察点だと思う。
 というように、ドルトムント・バイエルンの(短い)「ドイツ時代」を抜きにしては、レスターは理解できないと思います。

 この事が教える「弱者・日本構想」は、こうね。総合的個人能力が高い選手ばかりを集めてもいけないんじゃないかな。
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ハリルも丁度 (1970)
2016-04-27 19:54:52
得点力の最も高い本田をトップにするプランを持っているわけだからマッチするだろう。香川、本田、宇佐美ならばトリオで幾らでも崩せる。
問題は今までトリオの内の誰かが繋ぎの為に犠牲になってたことだったから、岡崎が掃除して柏木からトリオにパスが入る状態を作れればはるかに得点のチャンスは増える。
後は従来より激しくなる(岡崎のおかげで)守備があればある程度は闘えるようになるだろう。
岡ちゃんよろしく。
返信する
そもそも (1970)
2016-04-27 18:49:38
レスターが好成績を残せたのも最近のプレミアがパス指向になり、シティやスパーズ、アーセナルのような繋ぐチームが増え、そこに大昔のキック&ラッシュが嵌まったことに尽きる。
これが昔のままのプレミアならばレスターはとてもじゃないが勝利出来ない。
相手に人数と手数を掛けて攻めてもらわないとあのシステムは機能しないから。
スキルの高い選手が揃って居ないからこそ出来るシステムとも言える。そうじゃないとあそこまで腹を括ったゲームは出来ない。リバプールと較べれば分かる。そこそこスキルの高い選手が揃えばスピードと同時にボールキープも目指すから。
で、大体中途半端になるw
まあそういうことなんで岡崎はレスターと同じ仕事をやってもらいましょう。
返信する
タテに速いサッカー (文科系)
2016-04-27 18:43:45
 『少ないシュートチャンスをスピードで作り出すから、余裕を持ってシュートできるチーム』
 上のこの言葉の、もっとよい表現を思いついた。
『不正確だけど早く、速いパスで、(少ない)シュートを正確に打つ(時間を稼ぎ出す)チーム』

 こういう表題のことで言うと、ドリブル好きは、特に宇佐美、本田などは外した方がよい。原則、ワンタッチ叩き原則ということだ。浅野と2トップで、長谷部、青山(遠藤航)、香川辺りでよいのではないか。すべては、五輪の結果次第だが、遠藤航は急激に成長すると思う。彼には、岡崎と同じものを感じる。岡崎と言うよりも、ヒデタイプかも知れないが。
返信する
unknownさんへ (1970)
2016-04-27 18:22:34
日本代表が辛うじて世界と闘えるのは中盤だけなんだよね。分かると思うけど。DF、SH、FWは今のままでは闘えない。
特にSH、DFに関しては無理。それをこのままタレント待ちにしていても先は見えない。ということで2列目DFで覚醒してくれた岡崎にレスターと同じ仕事を任せる。
守れればいいんだよ。レスターと同じ。
パスの成功率、シュートの決定率が低くても無駄な失点が無ければレスターのように下手でも勝利の可能性が広がる。
その役割は岡崎が最適。
さっきは面倒になって書かなかったが、岡崎は来年以降もレスターでの仕事は変わらず、ではストライカーのスキルを上げる為に移籍を考えても岡崎を必要とするチームは今と同じ仕事をする岡崎しか興味が無い。さっきも触れたがストライカーの替わりは幾らでも買えるが岡崎と同じ仕事を出来る選手は中々居ないんだよ。普通のストライカーならば拒否する仕事だから。
だからもうプレミア始め欧州で岡崎はこれからも稀有な存在になる。ストライカーとしては見られない。
だからチームと違う役割を代表で与えるよりはプレミアでも通用した運動量とDF力を代表にフィードバックさせた方がメリットは大きい。
幸い日本代表はゼロトップでもいける程タレントは中盤に集まっている。
岡崎を偽トップにして中盤に点を獲らせる方がスムーズになるし、何より守備面での効果は計り知れない。
そういうプラン。
ストライカーは何点獲るかも大事だが、外した時にどんな外し方をしたか見た方がストライカーとしての能力は分かる。レスターもラニエリもそういう部分で岡崎の仕事を決めているのだろう。
それは正解。
返信する
見かけand真実 (文科系)
2016-04-27 18:15:31
 名無し君、また知ったかぶりの無知を曝した。
『ボール保持率でも、パス成功率でもない、取り敢えず守って、放り込みのサッカー』
 レスターをこう観るのは、知ったかぶりの証拠。こんな単純なチームでは到底プレミア1位にはなれません。

 キープやパスの乱れはおっしゃる通り。だがしかし、これはあることのための犠牲なのね。それはスピード。猛烈ダッシュしながらのパス出し、同じくトラップ、それも縦に速くばかりの、とね。これを追求するから、ミスも増える。
 とにかくこういうチームなのだ。「奪ったらすぐ前へ。ロングボール(放り込み)ではなくロングパスで」

 単なる「アバウト」や「正確さなし」では、プレミア1~2位の得点力を、あの「少ないチャンス」で成し遂げることは出来ません。
 ラニエリは常にこう命じています。
「縦へのスピード。そのために正確さを犠牲にしてもよい」
 後半戦に入る前頃から失点が急に少なくなって(前半の3分の1ほど)、以降余計「ボールを奪われることを何とも思わないチーム」になったんですよね。こう言っても良い。
 『少ないシュートチャンスをスピードで作り出すから、余裕を持ってシュートできるチーム』
 
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Unknown (Unknown)
2016-04-27 17:23:34
ボール保持率でも、パス成功率でもない(共にレスター&岡崎は最低クラス)、取り敢えず守って、放り込みのサッカーを日本が身に付ける事ができるのか?
プラス、一人、ストライカーが居たら、世界に通用する・・かも。
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順当な評価? (文科系)
2016-04-27 17:15:00
 70さんのレスターにおける岡崎論は、まー順当な評価、基本的にこれは否定しない。今のレスターをよく現しているとも思う。ただ、以下の点を強調したい。反論ではないが。

 バーディーは今や、世界ベスト10に入るような点取り屋だ。まだ若いマレズはアザールに近いほどの才能を認められ、今年中にバルサかマドリーかプレミアビッグかという選手。彼らが相棒でなければ、岡崎はもっと点を取っているはずだ。また、マインツ時代よりも点取り術が増していることも事実。バイシクルとか、先日代表戦の数人交わし、股抜き得点とか。つまり、ブンデスで1トップなら、20点確実という実力になったと観ている。
 彼が「点を取りたいから悔しい」というのは、この状況下でもさらなる得点を狙ってきたからだ。60分までで80本ダッシュが出来るようになった体力を90分に分けて使えばさらに得点も上がるはずである。

 こうして、俊輔が言うように「岡崎の点取りに合わせた代表を作ればよい」に大賛成である。ただし、上で語った「レスター型代表を」ということになれば、CBが弱すぎるとは強調しておきたい。
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岡崎について (1970)
2016-04-27 14:55:07
最新のインタビューにおける本人の言葉が全てだろう。
「悔しい(点を獲れないで)」
移籍当初にも書いたが、彼がレスターに移籍した目的はストライカーとしての成長である。
「得点すること」
それが最大の目的だった。
シーズンが始まりチームの快進撃は岡崎に功罪をもたらす。功はその運動量への評価。あれだけ自陣に引くチームの場合普通ならばDF、SHとFWの間にぽっかりスペースが広がる。そこを埋める選手は中々居ない。尋常じゃない運動量を必要とし、FWとして幾つかのプレーを捨てる必要もあるからだ。
罪はまさにこれ。
スペースを埋める仕事を始めた時にストライカーとしての役割は必要無くなったこと。そしてこれが最大に評価されたこと。
今のレスターを観れば得点の役割はヴァーディ、マフレズ。岡崎はスペースを埋め、相手の攻撃を遅らせ、パスコースを限定しカンテにボールを奪わせる。
つまり、世にも珍しい2列目のDFとして覚醒した。
当然得点の機会は少ない。ヴァーディやマフレズに獲らせる仕事が第一だから。
これが「悔しい」の意味になる。
最新のゲームでヴァーディが不在のチームに於いても役割は同じ。
今シーズン岡崎がシュートを外す場面が何度となくあったが、あれを観ても岡崎に与えられた役割がストライカーとしての成長にマイナスをもたらしていることが分かる。シュートに行く時点で既にガス欠起こしてるんだよな。だからゴール前の動きやアイデアが単調になる。プレミアのDF相手にはあの程度では通用しない。
しかし、チームもラニエリもそこで通用しない岡崎は想定内。そんなことはヴァーディやマフレズが何とかするから、君にしか出来ない2列目のDFを頼むよ。
こういう位置付けが1年で固まった。恐らく来年以降も役割は変わらない。何故ならば、ストライカーの替わりは幾らでも買えるが2列目のDFの替わりはそうそう居ないからである。
そしてこの岡崎を代表でより活かすならばレスターと同じ仕事に嵌めるのがベストだろう。ストライカーとしてではなく。これが嵌まれば代表の弱点であるSHの守備力の解決も出来る。得点は香川、本田、宇佐美等に任せればいい。
岡崎のレスター移籍はチームにとっては今年のプレミアを代表する成功例になった。但し一人のストライカーとしては本人の「悔しい」という言葉が全てだろう。
とりあえず優勝おめでとう。
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みなさんへ (文科系)
2016-04-26 21:19:48
 みなさんへ、岡崎の履歴ふりかえって改めて彼の偉大さを少々。

 22歳の岡崎が既に、南アWC予選段階の世界得点王になっていた。これは世界でも有名な話。予選段階世界得点王とは、1国代表の絶対的FWになって初めて成し遂げられる業績であって、これ自身が22歳の選手として希有なこと。歴代日本代表ではFWは常にドングリの背比べであったし、日本はFWが特に弱かったとも言えたからだ。
 日本FWとしては例のないこういうごく若いころからの実績があればこそ、岡崎は代表100ゲームを突破できたのである。こんなFWは日本にはいなかったからこそ、僕も8年かけて彼を追いかけてきた積もりだ。

 武田修身が「釜本を超えた」と言い、俊輔が「今の代表最大の顔。彼中心のチームを作るべき」と語るのは、こういう全てを踏まえて極めて自然な、論理的な話だと思う。

 そもそも、プレミアリーグ優勝チームのレギュラーなんて、今までの日本では到底考えられない実績の産物ということだ。ましてやそれが、日本最大の弱点FWにおいてのこと。同じ意味で吉田も天才だが、岡崎は優にその上を行くのである。日本お得意のMFには、ヒデを筆頭として、小野も俊輔も居た
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Unknown (Unknown)
2016-04-26 19:27:25
得点はまぐれ、基本シュートはしない、パスは通らないけど、守備はよく走る。
‥でも、60分限定。
って、スタイルを確立しつつありますね。

日本代表も、思い切りカウンターに振ってみたら、岡崎の生きる場所もあるかも。
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