九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

マスコミ報道の歪み(8)南北朝鮮あるニュースの扱い   文科系 

2018年02月18日 15時17分07秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 今日の中日新聞国際面に、小さいニュースだがこんな見出しが載っていた。
「南北首脳会談は急がず」

 で、この記事内容の中心である韓国・文大統領の言葉はと言うと、こうだ。以下、一つの歪んだニュース扱いと読むゆえんを書いてみたいということである。

『北朝鮮の五輪参加を契機とした南北会談を振り返り「相当の成果を上げたので南北関係はさらに改善されるのではないか」と語った。ただ、南北首脳会談は急がない姿勢も示した』

 この言葉からさて、「会談は急がない」が見出しとして強調されたわけだ。これに対して僕は、こちらの方が国際情勢としては遙かに重要な言葉と読んだが、どうだろう。

『相当の成果を上げたので南北関係はさらに改善されるのではないか』

 僕がこちらを重視するのは、以下のような判断の尺度を持つからである。南北関係が良くなれば、あるいはこの関係が良い間は、アメリカによる北への先制攻撃は起こせないと。

 対するに「南北首脳会談は急がず」という見出しは、そういう僕から観るとこう映るのである。むしろ、改善に向かって進んでいるわけではないというように。まるで安倍政権の感情を忖度しているように読めないか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする