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英国で正論、日本では  文科系

2014年01月22日 17時35分35秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 本日の中日新聞夕刊3面に面白い記事があった。大見出しが『ブレア元首相に「逮捕する」』。小さな見出しが『英市民、イラク戦争 責任問う』。ロイターが、要約するとこのように書いたとのこと。家族と食事中の首相に、24歳のバーテンダーが、警察まで同行を求めてこう言ったのだそうだ。「平和に対する罪で逮捕する。罪とは、正当な理由もなくイラク戦争を始めたあなたの決断のことだ」。記事の結びはこうなっていた。『英国にはイラク戦争をめぐるブレア氏の責任を問うため、市民による象徴的な”逮捕”を呼びかける運動があり、過去にも同様の行為が行われたことがある』

 なんせ、嘘の理由で起こされた戦争だ。大方の予想に反して、ブレアが有志国として参戦決断をしたのは、確かに犯罪的だと考えるのだが、どうだろうか。なお、何回も言ってきたように、日本も金を出し、後方支援的に参戦をしたのだが、誰も責任を取っていない。

 

 

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永遠の0の作者の主張    らくせき

2014年01月22日 10時19分29秒 | Weblog

映画・永遠の0がヒット。戦争賛美だという批判もあり、それに答えた原作者のこう言っているとか。

 

「私は『永遠の0』で特攻を断固否定した。

多くの特攻隊員に慕われていると言われている大西瀧治郎中将さえも批判した。

それなのに一部の粘着する連中から

『百田尚樹は特攻を賛美して肯定する軍国主義者とだ(注:原文ママ)』と執拗に非難される。

多くは本を読んでない人だが中には読んだと言う者もいるから唖然とする」

「主人公にあえて『臆病者』『海軍の恥さらし』と言われる人物を選んだのは、

小説で『生きる』ということを描きたかったからです」と説明していた。

当時の航空兵は戦死率が高く、そこで「とにかく生きて帰る」というキャラクターを据えることで

「生きる」ことを問えるのではと考えた、と。

 

私は原作も映画も読んだり見ていないので、意見をさしはさむことはできませんが、

論争の背景には、見る人が、どんな文脈をもって見いるのか?

によって判断が分かれるという問題があると感じています。

それにしても特攻は何度目のブームなんでしょうか?

ブームが起るには、それなりの日本人の心理状態が垣間見えるようにも。

今回はどんな心理なのかな?

その辺も論争の俎上にのせてほしいと感じました。

 

 

 

 

 

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