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経済報道の視点     らくせき

2011年01月27日 18時56分37秒 | Weblog
米中首脳会談。
アメリカのABCニュースは、中国の航空機注文などで
20万人以上の雇用が確保された、と報道。
根拠は分からないが、雇用というモノサシで首脳会談を
報道する姿勢は面白い。

そろそろ、自動車を買い替える時期になったが、
どこの車にしようか?と考えた時、
雇用に熱心なメーカーにしようか?とも
考えています。

しかし、一体、どこが雇用に熱心なのか?
ニッサンは、どうもリストラに熱心ですが・・・

こういう視点での報道も欲しいな・・・


ABCは、家庭のなかのモノが純国産か?
どうかという問題を設定。
すると、リビング・ルームには
なにもなくなってしまった。

これも、面白い視点だと思う。
そういうオモシロ・ニュースを放送して
NHKさん。


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日本サッカー希望の星とザック監督など(36) ついにここまで! 文科系

2011年01月27日 14時11分24秒 | スポーツ
着眼点を大きくして、話したい。
1 ザックになって7戦無敗。これ自身が歴代代表新監督1位タイ記録だそうだ。その相手も、アルゼンチンに勝って、韓国に1勝1分け、アジア勢もレベルアップ急と、歴代最強チームは、間違いない。

2 長期的な最大原因は、ザックも語っているように「日本の育成の積み上げ」。さらに言えば、初めて世界水準になったヒデの成功の影響、これを見習った選手たちの存在を僕は観たい。先ず長谷部「ドイツ大会ブラジル戦で、ヒデさんだけが普通にやれていたのは、フィジカルの強さだと思った」と語って、これを見習った。遠藤はヒデ・俊輔を見ながら育った選手とも言える。本田なんかそっくりなスタイルだ。若い時からの「外国でのし上がる準備」も含めて。岡崎と前田はここで何回も述べたように中山雅史の系譜だが、中山自身がヒデに言われた世界水準を取り入れて延びた面が強い選手。スペースの使い方などのことだが。
 なお、ヒデの持ち込んだものはこれだけある。
 A 先ず第1に、パススピード。97~8年当時は、ほとんどの評論家さえがこう批判したパスだった。
「何と不親切なパスであるか。先輩に『ここまで走れ、間に合え。できるはずだ』と命ずる、傲岸不遜なパスである」
 こういうパスを使ったからこそ、スペースの大事さ(当時の世界水準でのそれ)を日本で初めて学んだ人間だった。
 B 視野の広さ。鳥が空の上からフィールドを見ているみたいなパスと言われた。若い俊輔が何度もびっくりしていたのは有名な話。
 C 止める蹴る、今で言う体幹の強さなど、10代の頃から見知った世界水準の基礎技能を日々意識して身につけた上に、以上二つを付け加えた。ついでに言えば、「プレー、チームプレーを言葉に出来る能力の必要」も体現して見せていた。

3 2を踏まえた上で、ザックの緊急手直しがあった。準備がない中では、まだこれしかできていない。
 一つが「プレス時の体の構え」、「中央を固めサイドに追い込む」などから入った守備戦略の改善。もう一つが「縦への意識」と「敵守備陣を広げ、スペースを作る」など、攻撃を速め、組織化したこと。これらがチーム戦略として歴代日本に一番欠けていたものなのだろう。ザックがこんな期間でこれだけできたと言うことは、これらの要素(理解力)も選手個々人は既に備えていたということだと思う。
 特にチーム戦略としてのプレスとそのやり方がちょっと遅れていたのだろう。なお、ザックの守備スタイルは、昨年のヨーロッパチャンピオンズリーグでインテルが見せた守備に非常に似ている。「中央を固め、厳しいプレスでサイドに追いやる」という点が。

4 最後に、現時点をもっとも適切に表現している選手の言葉を上げておきたい。こういうチームとしてのポジティブ思考が日本に最も欠けていたものだと思う。中日新聞にあった岡崎の韓国戦後の言葉だ。
『大激戦を制した後、岡崎が全員の心境を代弁した。「苦しくなっても、どこかで打開できるチームなんで、僕らは」』
 得点が難しい現代サッカーにあって、これは相当な言葉だと思う。選手の資質、チーム戦略ともに最高のものがないと、なかなかこうは語れない。協会が作ってきた日本の歴史とザックとが噛み合ったということだろう。ザックは協会に相当の敬意を払っている。
コメント (3)
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