九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

検察謀略の証言   文科系

2009年04月29日 16時23分23秒 | 国内政治・経済・社会問題
スパゲッティー屋さんで、週刊プレーボーイを読んでいたらこんな記事があったので紹介する。推測記事ではないし、状況分析や抽象的告発などという漠としたものではなく、記者がきとんとした論理に基づいて行動したその具体的結果を順次報告したものだから、信憑性がある。やはり大変な国策捜査、陰謀だと言うほかはない。

①3月20日過ぎにNHKやマスコミが一斉にこう報道した。これを全く無視したのは新聞では毎日、テレビではTBSなどごく少数のマスコミだけだった。
「小沢の大久保秘書が『落ちた』。記帳・公開の献金が西松建設からのものであると認識していたという犯罪性を自白した」と。
記者はこれはおかしいと直感した。捜査中の出来事、証言などは、検察と秘書の弁護士しか知り得ないことなのだから。弁護士はそんなことは何も述べていないし。

②すぐに、弁護士に問い合わせたらこういう回答であった。自白したと言うような事実は全くないと。そこですぐに編集部はふたつの行動を取った。

③まず、東京検察庁の広報に質問をした。「弁護士は自白したというような事実はないと言っているが、どうなのか」と。広報が言うには「次席検事か特捜部長らしか、答えられない事項である。また、この質問を次席検事か特捜部に取り次ぐことも出来ない。正規の記者ルートでしか話せない事項である」。

④もう一つは、こういう行動である。「自白した」という記事を流したマスコミ全社に質問状を出した。
まず「弁護士はそういう事実はないと述べたが、どうなのか」と。
また「こんな状況ではそもそも、自白したというのも事実とは言えないだろう。こんな『ガセ情報』まがいのことを、どこがニュースソースなのか。我々は検察しかないと思っているがどうなのか」とも。
またさらに「自白したと報道したならば、検察に対立する他方の当事者の『そんな事実はない』という報道もしなければ、片手落ちではないか」。
これに対してほとんどの社が、無視に等しい対応であった。ということでした。

こんな背景が、目に浮かぶようだ。
検察が悪辣な「犯罪性」へと世論誘導を企て、主要マスコミのほとんどがそれに乗り、正しい批判への何の反省、カバーもなく、検察・マスコミが一体で関係者を動揺させて犯罪をでっち上げる構図である。
自民党・二階の未記帳違法献金のほうがはるかに犯罪性が高いのにそちらは全く進んでいるとの報道もないのだから、正義にもとる、悪辣な国策捜査であることは自明ではないか。
こんな法務省、検察庁が「日本国の法の番人、社会正義の代弁者」であるとは、あきれてものも言えない。「日本の社会正義」の看板に真っ黒な泥を塗る所行である。社会の見張り役たるマスコミの正義も、ここまで地に落ちたのか? 戦前の「大本営発表」への反省はどこへ行ってしまったのか。


さて、こういう明白な検察の謀略を前にする時、僕が26~28日とここにご紹介した政治論文の以下のこの下りが、非常に大きなものになってくる。日本の現政治権力構造をただしく捉える最大のポイントではないか。

まずその14のこの部分
【 確かに検察は強大な権力なのだが、小沢をはずして新しい”玉”を押し立てるという対抗策を駆使して政権を取り、その後になってから犯罪の血盟をした検察を”清掃”できるのか、と逆質問をすることにしよう。このように問題を立て替えることで解決の糸口をつかむことができる。
 答えはこの国の権力の所在がどこにあるのかということにある。小沢更迭論を主張する議論はすべて、この権力の所在について明確な見解を持っていない。そこから好き勝手な論拠を貼り合わせてくることになる。今は亡き司馬遼太郎の言葉を拝借すれば、日本は『太政官制』の国である。すなわち、権力の中枢は官僚機構が握っており、官僚支配の政治が自民党政治の本質なのである。】
次いで15のこの部分
【 つまり、政権交代が起きて自民党が下野しても、国家権力の中枢は下野しておらず、民主党は官僚機構という敵の本陣へパラシュート降下するに等しいのである。だから、犯罪の血盟をした検察を”清掃”する前に新政権がスキャンダルで検察に倒されることになる。
 すなわち、新政権は検察によるスキャンダル攻撃を軽々と突破するほどの有権者の堅い支持を、政権に就く前に確保していなければ、犯罪に手を染めた検察を”清掃”できないのである。これが答えである。 】
コメント (10)
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ファルージャ虐殺作戦ゲーム」の発売を中止させました。     ネット虫

2009年04月29日 10時41分49秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 ㋃19日、このブログに「2009年4月、コナミが‘Six Days in Fallujah’という名の戦闘ゲームを2010年に発売すると発表した。」というニュースとともに抗議して中止させようという記事を載せました。
 その時に下記のような怒りのコメントをいただきました。  

① これは許せない! (平  和平)
                      2009-04-20 23:12:04
 最近、怒ることを忘れてた。
 怒り続けることが難しいほど、怒りたいことばっかり続く、派遣切り、献金問題、隠ぺい体質などなど、知らない間に怒らない人間にされていた。
 しかし、これは許せない、人間とは言えない、残虐にアメリカ軍に殺された市民をゲームにするなんて。 
 ここまで落ちたか、資本主義。私の想像を遥かに超える堕落・・・・。利益追求路線に未来はない。

②Unknown (ペチ)
                 2009-04-21 15:17:19
即行コナミに本社に電話しましたが、
コナミUSのやってることなので
詳細は伝えられない。
日本では発売は未定です。という回答が。
どうやらアメリカのコナミがやっていることなので日本のコナミ本社は知らない分からない責任はないといいたかったのでしょうか。
実際発売されたら 日本の企業コナミのやっている事は異常だなぁとしか思われないのですが、、日本人としてこんな愚行絶対に許してはいけないと思います。
少しでもおかしいっておもったら絶対に抗議しましょう 。

★さてその後ですが、おかげで発売は中止になったようです。ペチさんが言われるように少しでもおかしいと思ったらネットや投書、ファックスなどで抗議しましよう。
 そうしないと政治も外交も福祉も環境も一方的にやられてしまいますね。
 今回は、ネットで寄せられた抗議などで中止に追い込まれたようです。     このことは、異議申し立ての必要性をを証明しています。
 以下は、その後を伝える朝日新聞の記事です。転載します。

*********************************

イラク市街戦をゲーム化、米で批判受け断念 コナミ
                 2009年4月27日5時9分(朝日新聞)

 ゲームソフト会社のコナミデジタルエンタテインメント(コナミ)が、04年
11月にイラクのファルージャで一般市民など2千人以上の犠牲者を出した米軍の戦闘を疑似体験できるコンピューターゲームの商品化を検討していたことがわかった。
今月初め、同社の米現地法人が来年以降の製品として発表したが、米国などで批判が続出。同社は「扱わないことを決めた」という。
 ゲームは「Six Days in Fallujah(ファルージャの6日
間)」。米国のゲーム会社アトミック・ゲームズ社がソフトを開発し、コナミが
商品化の権利取得を検討。4月上旬に米国で行われたゲーム業界専門誌対象のイベントで、このゲームを来年以降のラインアップとして紹介した。
 米国のゲーム雑誌などによると、ファルージャで実際に起きた戦闘の様子をコ
ンピューター・グラフィックス(CG)画像で詳細に再現。プレーヤーは市街に展
開した米海兵隊員となって「敵」を攻撃する。武器を持たない丸腰の人間を撃つかどうか、判断を迫られる場面もあるという。
 ウォールストリート・ジャーナル紙のゲーム専門記者ブロフィーウォーレン氏
によると、制作には実際にファルージャの戦闘に参加した兵士約40人が協力。日々の作戦行動を記した日記なども提供し、戦闘の正確な時間や部隊の位置など、現実に極めて近い形で再現したという。同氏は協力した海兵隊員とアトミック社への取材から、「軍の機密扱いの衛星画像を含む数千枚に及ぶ写真も使用された」としている。
 米国での発表後、欧米を中心に兵士の遺族や退役軍人、市民団体などから批判が相次いだ。これを受け、コナミ広報室は「米国での反応や、電話やメールで寄せられた意見を見て、数日前、取り扱わないことを決めた。戦闘の事実を伝え、現場にいるのがどういうことかを感じてほしいという意図だった。まだ販売の検討段階にはなかった」と説明。制作の経緯については「彼ら(アトミック社)なりのネットワークがあったのだろうが、(米軍との)ルートは分からない」と話している。
 04年11月のファルージャでの市街戦は、イラク戦争後に起きた戦闘の中で
最大規模だった。数週間で多数の市民を含む2千人以上が殺害された。                                   (宮地ゆう)

★ 追伸・・この記事を私の参加するもう一つのブログ「九条自由広場」に先行して載せたところ、unknownさんから次の様なコメントをもらいました。
今の日本にはいろいろな考え方があると感心しました。
考え方は百八十度違うけれど、そうした見方があることを知ったのは勉強になりました。Unknownさんありがとう。敬意を表してコメントを転載させてもらいました。お許しのほどを。

Unknown (Unknown)
              2009-04-28 18:28:09

 あんた等がおかしいのはよく判った
よくもまぁこんなゲームで必死になれるな
それで海外でとっくに発売されて売れまくってる日本兵を殺しまくる太平洋戦争ゲームとかには何も言わないあんた等のやり口がよく見える
どんだけあんた等がまったく報道で見たことでしか動かない最低の連中というのがわかった。
おかげで中国では抗日戦争ゲームをオンラインで行える。そうやって現実を直視せずひたすら圧力を掛けてなんでもかんでも阻止してください自分に都合の悪いこと、歴史の事実、これらをいつもあんた等は抗議という名の圧力で消し去ってる
武力行使と同じぐらい最低の行為だ。
文句を言う前に話し合いをも尊い浮きすらない短角的連中だなやっぱ『護憲とか言いながら9条だけを宗教的に守る会』は。

Unknown (Unknown)
                     2009-04-29 08:56:17

本当に9条が素晴らしいなら、中国やアメリカにも守らしてほしい。
私は右翼ではないが、日本が弱いから何をしても、こちらには被害がないからイジメてるように感じます。外国からみても、日本はイジメられっ子に見えるのでしょうね。





コメント (1)
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26日、「僕の幸せの極み」のご報告  文科系  

2009年04月29日 09時27分16秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
ここでも以前何回か書いてきたが、「ギター遊び、飲み会」が26日に終わった。春夏秋冬とやってきて、今回で5回目。今回の報告をしてみたい。ギター教室の先生がやっているブログに参加者の一人がこの材料でエントリーしてくれたら、たちまちにして他参加者全員のコメントが寄せられた。僕は全員のコメントの後に今、コメントをし終わったところだ。そのまま紹介したい。

まず投稿から。意外にも、初参加の女性が書かれました。

【 ギター遊びの会に参加してきました!
 こんにちは!うえちゃんです。昨日、待ちに待ったTちゃん(僕のことです)ちの「ギター遊び」の会に行ってきました。楽しかったし、おもしろかったし、おいしかったし・・・何からお話しましょうかしら。

 Tちゃんちに着くや否や、お手製のごちそうが次々と運ばれ、ビールにワインに差し入れ(?)の日本酒に・・・・そして仕上げはお寿司!中でも、鮭ときのことセロリの白ワイン煮は香りも味も絶妙でした。
 宴もたけなわ、6人のギター弾きが入れ替わり立ち代わり、ステージ(?)へ行っては首をかしげながら弾き合いました。(笑) みなさん、なんとレパートリーをたくさんお持ちなんでしょう。これがわたくしの率直な感想です。

 歳を重ねるってこういうキャリアを積むことなんだ、とつくづく感心するとともにわたくしも目指していく対象を発見した一日でした。

 ここ半年、同じ曲を弾きつづけ、新曲に挑戦しなかったのですが、この会に参加できたことをきっかけに、もっともっとレパートリーを広げたいと思いました。
 Tちゃんから宿題ももらったので、今度はきちんと披露できるようまた練習いたします。
 Tちゃん、楽しい会を提供してくださりありがとうございました。のぶりんさん、akkyさん、きんちゃん、そしてTちゃんのおともだちのHさん、お世話になりました。
 こんなに楽しい会なら、また参加させていただきたいです。  (うえちゃんより) 】

次いで、僕とともに最初から参加している主催者の片割れ・のぶりんさんのコメントです。

【 うえちゃん、遠いところから「ギターお楽しみ会」に参加してもらってありがとう。
昨年3月Tちゃんの好意で産声を上げたこの会も今回が5回目、でもこんなに笑い転げて楽しく盛り上がったのは今回が初めてかな。男性軍3人が美女3人に囲まれご機嫌になり飲みすぎて思ったように指が動かない。特にホストのTちゃん、前日からの手料理の準備や当日の我々への気遣いなどで酔いが回ったのか得意の暗譜が……、失礼ながらこれには笑った、笑った。
きんちゃんコメントにもあったようにこの初老の二人組、今では無二の親友としてのお付き合い、これもギターの取り持つ縁ですよね。うえちゃんの『歳を重ねるってこういうキャリアを積むことなんだ、とつくづく感心するとともにわたくしも目指していく対象を発見した一日でした。』の一言、とても嬉しく感激です。

さてこの会を立ち上げ、自分の楽しみとして心からの世話をしてくれているTちゃん、そしてきんちゃん、Akkyさん、Hさん、うえちゃん、皆さん、本当にありがとう。 投稿 のぶりん 】

最後が、さっき送った僕のコメント。
 
【 皆さんからの身に余るお言葉の数々、嬉しいことでした。
「音楽に食事にお酒。それも前2者は参加者の手作り。それを男が中心になってやる」。
戦後日本では、女性はともかく、男性の文化水準が低いのではないかと、ずーっと思っていました。音楽でも美術でも、その鑑賞者の数に比してアマチュアの「造る人」がいかにも少ないとも。それで、人生の本当の楽しみを知らない人が多いのではないかとも。そして、いつかこういうことを「男の力」でやってみたいと思い続けてきたのでした。(女性が造るこういう場所には何回かでたことがあります。)

講師婦人に顔合わせをされた男3人で去年の春から始めました。クラシック・ギターというこの「大変面倒だけど、美しく、表現領域が広く、奥の深い楽器」をやっている人には「それなりの人々が多いんだな」と、これが第1の感想。だんだん増えてきた女性たちを見ていても、同じことを感じたものでした。この教室には、そういう人々が多いのかも知れません。コウシさんの人柄もあるのでしょうね。僕はコウシご夫妻(先回ゲストでお呼びしました)も大好きです。
家の掃除なども自分で見直しながらやって、例えば花も自分で(トイレのコデマリは切ってきて水切りをし、花瓶として織部焼きの徳利を選び)飾りました。みんながどんどん協力してくれますね。今回もこんな提供がありました。白ワイン持参の人、蓬莱仙の純米吟醸酒持参の方、ハーブの花束とか、自家製野菜持参の方も。実にすてきなことです。
今回は角煮が失敗でした。肉もジャガイモもちょっと固かった。圧力釜とレンジの使い方が甘かったのですが、時間の関係でそのまま出してしまいました。すみません。修業して、秋にもう一度出すつもりですが、その時はうならせてみたいです。】
コメント (5)
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