本日の毎日、朝日両新聞各2面に、自民3首脳の発言が載っている。内容的にも矛盾していてバラバラであるし、発言程度も低かったりして、「自民断末魔」の趣がある。
まず、町村官房長官の発言
「暫定税率で解散『テーマ小さい』」(毎日) 「ガソリン解散は『テーマ小さい』」(朝日)
次いで、高村外相
「任期満了選挙 憲法の本道だ 高村外相」(毎日) 「暫定税率撤廃論 外相が民主批判」(朝日) この内容は、「地球温暖化で(日本が)リーダーシップを発揮しようとしている時、『ガソリン税を下げました。もっとガソリン使いましょう』という態度でいいのか」(朝日)と語って、民主党の解散総選挙路線を批判したとのこと。
最後が伊吹幹事長
「241議席取れば政界再編主導」(毎日) 「総選挙後の分裂 自民幹事長言及」(朝日) この内容は、こうだ。衆院480議席の過半数241を取った政党が参院の他方を切り崩し、参院多数党にもなるだろうと。
町村、高村両氏の発言は、17日にここに紹介した藤井民主税調会長の発言「ガソリン値下が本質ではない」に比べていかにも発言の質が低いと思う。高村外相の「『ガソリン税を下げました。もっとガソリン使いましょう』という態度でいいのか」にいたっては、まるで子どもの言いがかりだ。彼らが言うように、これがそんなに小さい問題ならば暫定税などすぐに撤廃すれば良いのだし、あくまでもこれに抵抗して解散総選挙、自民敗北を懸念することもないはずである。
伊吹幹事長が語っているように「民主党が勝てば自民党で我慢できない人がぼろぼろこぼれていく」となれば良いのだ。年金紛失問題や「安易な30数年もの暫定税制をとり続けて、緊縮財政の中で道路作り放題」のようなことをやっておいて、政権を持たせようとする感覚こそおかしいと思う。年金問題などは、人の老後の一生の問題だ。それを台無しにしておいて、どんな政治を語ろうと言うのか。
まず、町村官房長官の発言
「暫定税率で解散『テーマ小さい』」(毎日) 「ガソリン解散は『テーマ小さい』」(朝日)
次いで、高村外相
「任期満了選挙 憲法の本道だ 高村外相」(毎日) 「暫定税率撤廃論 外相が民主批判」(朝日) この内容は、「地球温暖化で(日本が)リーダーシップを発揮しようとしている時、『ガソリン税を下げました。もっとガソリン使いましょう』という態度でいいのか」(朝日)と語って、民主党の解散総選挙路線を批判したとのこと。
最後が伊吹幹事長
「241議席取れば政界再編主導」(毎日) 「総選挙後の分裂 自民幹事長言及」(朝日) この内容は、こうだ。衆院480議席の過半数241を取った政党が参院の他方を切り崩し、参院多数党にもなるだろうと。
町村、高村両氏の発言は、17日にここに紹介した藤井民主税調会長の発言「ガソリン値下が本質ではない」に比べていかにも発言の質が低いと思う。高村外相の「『ガソリン税を下げました。もっとガソリン使いましょう』という態度でいいのか」にいたっては、まるで子どもの言いがかりだ。彼らが言うように、これがそんなに小さい問題ならば暫定税などすぐに撤廃すれば良いのだし、あくまでもこれに抵抗して解散総選挙、自民敗北を懸念することもないはずである。
伊吹幹事長が語っているように「民主党が勝てば自民党で我慢できない人がぼろぼろこぼれていく」となれば良いのだ。年金紛失問題や「安易な30数年もの暫定税制をとり続けて、緊縮財政の中で道路作り放題」のようなことをやっておいて、政権を持たせようとする感覚こそおかしいと思う。年金問題などは、人の老後の一生の問題だ。それを台無しにしておいて、どんな政治を語ろうと言うのか。