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暫定税率本格審議を前に  文科系

2008年01月31日 13時34分44秒 | 国内政治・経済・社会問題
自公の1月内法案未提出も、結果として「参院60日審議未了なら4月値下げもありうる」という情勢もまだ残っていると思います。「年度内に一定の結論を」と言っても、「最新の民意」という大義名分は、野党側にあるわけですし、この法案はいわゆる「スジの悪さ」が過ぎると言われています。

この問題で野党にはもともと二つの狙いがありました。「いま現に存在する道路特定財源を一般財源に組み込む」、「道路財源に毎年組み込まれている暫定税(率)を廃止する」と。この二つは例えば民主も共産も一緒です。ただ民主の中には「(後者は)廃止または率を下げる」という意見も多い。まー与党との接点さぐりで出てくる話なのでしょうが。

ところが、マスコミは後者への妥協意見を初めからはっきりと表明していますね。毎日も朝日も前者には賛成でも、暫定税率そのものは「存続」です。存続したまま一般財源に組み込んで環境、福祉、教育などに使えと「主張」します。これは、マスコミの意見としては正論を外していると、僕は思いますね。
政治の世界でも、正論を押さえた上で、妥協の、それこそ「暫定策」として次善が語られるべきで、最初から正論を外すというのは、マスコミのすることではないと言えないでしょうか。どこが、なぜ正論ではないのか。

これは道路建設目的の、暫定税であって、それを道路族などが多数万年与党の横暴で「道路計画満額実現」を図るべく延ばし延ばしにして34年が過ぎたという「おかしな」法律です。暫定期間は終わったのか。終わったなら法は不要。税も不要と、ともに終わるべきもの。つまりまず「暫定が終わったらとり続けることができない」という性格のものじゃないのでしょうか。消費税に上積みして輸送費が絡む物価を押し上げ、生活保護世帯や所得税なし世帯にもかかる税なんて、基本がおかしいものですし。何度も言いますが、税を取ってはいけない世帯から消費税に上乗せして、日々とり続けている税です。

こんなものを、「金がない、財政不足だからもらう」と。これは原則としておかしな議論でしょう? 「暫定税率を維持して環境に回せ」も、同じことです。こちらは「良い子ぶりっこして、ミソもクソも一緒にした話」ではないのでしょうか。
ここの所を外して「譲歩案のようなものだけから論議を始めている姿勢」は、マスコミのものとは思えません。極めて与党よりと思います。筋の悪い与党よりですね。

どなたか、異論がおありな方は、どうかお聞かせください。勉強してみたいです。
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民主党は脱皮できるのか?   楽石

2008年01月31日 11時29分23秒 | 国内政治・経済・社会問題
民主党はさまざまな考えの人たちのいわば、寄せ集めの集団。
保守系さんが指摘するように、今のままなら
とても、国民の政党にはなれそうもない。

しかし日本は、今、新しい政党を求めている。
時代はそれを求めていることも事実。
文科系さんのように民主党に期待する人も多い。

民主党は時代の要請に応えられる政党に脱皮できるのか?

このところの大連立に対する党内の強い反対、
つなぎ法案に対する対処などの行動を見ていると、
行きつ戻りつ、試行錯誤のなかで、次第に、なにかを
掴み掛けているような気がしないでもない。

そういうなかで民主党の新しい顔も見えてくるであろう。

   

自民党あっての民主党だから、どうなって行くのかは
予断は許さないが、基本は国民の判断。
国民の器にあった民主党になるしかない。

そういう意味では、文科系さんのように
夢を託すのもリアルな認識で、良いと思うけれど・・・





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ボスニア戦総括   文科系

2008年01月31日 00時33分49秒 | スポーツ
基本は、ボスニア・ヘルツェゴビナが、チリのように前から防御圧力をかけてこなかったからボールを前に運べたというゲーム。ただし、岡ちゃんも昨日僕がここに書いた二つのことを選手に語ったという新聞記事を後で読んだ。デイリースポーツのサイトに「岡ちゃん”オシム流サッカー”解禁」というニュースがあったのだ。僕は昨日こう書いたのであるが。
「味方ボールになったら、オシムの時のように、3~4人と、ボールを受けるために前へ走るべきなのです。それを岡ちゃんの教えを守りすぎて、ボールのそばに寄りすぎた。選手って、新しい監督にも選ばれるために「過剰適応」しすぎるんです。それが岡ちゃんの誤算だった。岡ちゃんはこう言い直すべきです。
①ボールを運ぶときはオシムの時のようでいい。みんな前へ走れ。
②ゴールが近づいたらさらに、前へ、ゴール前へと、みんなで詰めろ。そこでこそ、今教えている細かいパスつなぎによって、組織的にゴールをねらえ」

こうしたことから、ボールは前へおおいに運ばれてボール保持率も高くなったし、みんながゴールに詰めて細かいパスをつなぎ合って攻める場面が多かった。それで後半に相手は疲れてしまい、そこで点が取れた。

注文もある。こういうゲームならば、前半で点を取っているべきだ。それが、去年9月ごろから、最後にオシムが腐心して、急に伸びかけていたポイントである。

ともあれ、アジアのチームには、チリのように日本に対して前から圧力をかけてくるチームはいない。ボスニアのように、全部が引いて守る戦いをしてくる。そういう相手は、前半に走らせれば後半に点が取れる場面が多くなると学べたことだろう。
6日に始まるWCアジア予選は、昨夜のように、敵のカウンターだけに気を付けて、攻めを厚くしていればよいのだ。アジア相手には「攻撃は最大の防御」という布陣を組んだ方が良いと思う。4ー1ー2ー3か、4-2ー2-2で、バック4のサイド選手も攻めることだ。昨夜の内田、駒野のように。
もちろん全員が一糸乱れず守りにも励むという「日本式防御」は、オシムでも岡ちゃんでも大前提であろう。
コメント (2)
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