2020.4.17

2020-04-17 | Weblog

  予想どうりの現況です。今週の東京のコロナ感染者は減少気味ですが、地方は増加の一途です。3月末の週末に都知事の緊急事態につき自粛を呼びかけたのが効果を現してきていると思われるからです。

地方は、そのあおりで都心部から人が流れていました。ただでさえのんびりした地方行政は、ぼつぼつ出てくる感染者の発表を真面目にしているだけでした。他府県からの流入のせいにしているだけで、自分の地域の市中感染はないという認識だったように思われます。危機感がないのです。

緊急事態宣言を全国拡大にしたことは良かったです。そうでないと、地方の首長は人にもよるでしょうが、やはり危機感が薄く自らの出す方策にも乏しく思われますから。地方が今、水面下でやるべきことは医療体制の整備です。医師会と連携して、感染者を振り分けするルールや施設やマンパワーの確保等ではないでしょうか?勿論、必要な資材の調達方策、企業との連携等も急がれます。「泥棒捕まえて縄をナウ」ということにならないように、と危惧しています。