松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

日本は地球に比類なき国

2023-09-22 15:28:07 | 日記・エッセイ・コラム
 インボイスという言葉が今、癪(しゃく)に障(さわ)っている。中の声。内なる声のことか。
 全く違った。大学受験の時、知らない英単語が出たら、言葉を分解して前後の意味から類推せよ。と教わった。そのくらい英語なんて大雑把な言葉だと思っている。第一、見て、意味が分からない、漢字は、見て、意味が分かる。場合もある。
 なんでこう、アメリカ様の言葉を優先して使いたがる。エリートはきっと、英語が使えたらエラいと思っているに違いない。

 そうはならんぞ、オレは。
 英単語を輸入したって、日本人のエッセンスは渡さない。

 20世紀の知の巨人とも言われる、フランスの社会人類学者レヴィー・ストロースは、「構造主義」という新しい考え方を切り開いた。
 構造主義:人間の社会や文化は、目に見えない「構造」によって成り立っている。
 だが彼が言うには、日本は唯一これに当てはまらない独自性を持っている。
 つまり暗黙のルールから、はみ出している国だと言う。

 例えば伝統音楽。雅楽を頭に浮かべて欲しい。雑音を音楽として取り入れて、何の違和感もない。
 その上、リズム。一定でない。「序・破・急」とも言う。ゆっくりと始まり。次第に速くなる。また「ポンッ」とか鳴ってリズムを断つ。その余韻。つまりレヴィー・ストロース曰く「心の動きを表現出来る」。

 第2に、美術。まずは縄文時代の代表作「火焰土器」。弥生時代の銅鐸(どうたく)。古墳時代の埴輪(はにわ)。江戸時代の浮世絵。どれも世界とは異質な芸術。

 第3に、神話。どこの国も神話はあるが。大概は神話と現実とは、かけ離れている。神話は架空の出来事。シカシ日本の神話には現実の歴史との連続性がある。

 もう二つほどありますが、それは「精神性」と「言葉」。ここでは省略します。

 日本は古代には大陸から文化を受け入れ。明治にはヨーロッパから。戦後はGHQのマインドコントロールとカタカナ語を受け入れました。しかしその根っこは、変わることがない。

 レヴィー・ストロース「日本の文化は、東洋に対しては健全な社会のあり方のモデルを示しています。西洋に対しては精神的衛生のモデルを提示しています。今度は西洋の国々が日本から学ぶ番なのです。」

 ふ~っ。慣れない話をまとめるのに疲れた~。

 自転車で散歩していて、ゴミステーションの前を通ったら、回収されずにステッカーの貼られた袋3個を発見した。今、ゴミ当番が回って来ている。2個はペットボトル。もう1個はペットと段ボールが混じっている。
 次の回収は来月になるから、家から車持ってきて、車庫にしまっておこう。帰ってその事を妻に話した。即座に「悪くなるものじゃないから、そのままにしておこう」 ん~。オレも一旦はそう思ったが、次の当番に迷惑が掛かるからな。どうしよう。

 本当はオレも、その人の見せしめに、ほったらかして置きたい。うわっ、まだオレのゴミ、残ってる。

 な~んて、反省するわけないか。
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宇宙人のミイラ、CTを受診す。

2023-09-20 10:59:22 | 日記・エッセイ・コラム
 ヒコーキ雲。これは昨日じゃありません。昨日は大変でした。
 夕闇の、ヘコーキ雲。今、暮れなんと欲す空に、キラッと光る ヘ・コキ雲。

 なんて遊んでいる場合じゃありません。きのうは気持ちいいほど、降りました。7月以来です。五城目も秋田市も。また同じ災難を味わった方も居るはずです。
 2時間にわたって。午後1時から3時まで。大太鼓、小太鼓が、間断なく響きまくりました。カミナリの方向は分かるのですが、なにせ厚い雲の中。
 予測も出来ませんでした。ナウキャストとにらめっこしていたのですが。15分前まで無かった場所に、突然雨雲が出来て、予想と違う場所に雨を降らせます。やはり沖合10kmでした。

 冠水した秋田市八橋田五郎と八橋本町は海抜で言うと、わずか4mと4.3m。草生津川(くそうずがわ)が満杯になると、水の行く先がありません。7月の大雨で8000世帯以上が冠水した中心となった「駅東」は、標高がもっと高かったです。
 ちなみに、くそうずがわは、原油が混じって匂いもするので、そういう名前になったそうです。八橋油田の影響です。
 でね。もっと低い場所がないか、探しました。ありました。土﨑はもっと低かったです。良く観光客も行く、セリオンタワーのある場所。わずか2mでした。

 そこがなぜ水没しなかったのか。あそこら辺もかなり降りました。秋田市街地より、こっちの方が降り方激しかったはずです。でも前が秋田運河です。秋田運河ゆうたら、もう海と言っているのと一緒。秋田運河が溢れたら、海も溢れるゆうことです。
 2mあれば充分なんですね。今回、勉強になりました。そう言えば、釣りをしている人。確かに、2m下は水面です。大体、数字は合ってます。

 話は変わって、メキシコの宇宙人のミイラの話。ニュースになってます。映像を見ました。今、レントゲン写真の最中らしいです。CTスキャンとX線検査をしたらしいです。その結果、首と頭は繋がっている事が確認されました。

 あのミイラ。人間の1/2から1/3しか身長がなかったですね。
 でも安心してはいけません。小さいということは、その星の重力が大きいということです。地球の2倍から3倍、大きな星から来た証拠です。
 もし地球人が、その星に行ったら。自分の身体が重すぎて、動けません。たちまちヤツらに、やられます。侮ってはいけません。頭が小さいから、脳みそも小さい。だからと言って、バカだとは限りません。地球人は自分の脳みそ、何パーセント使っていると思いますか。おそらく、これだけの脳みそがあったら。とんでもなく凄い事が出来るはずです。それを潜在能力と言います。

 サヴァン症候群を知ってますか。自閉症児が発揮する能力のことです。リミッターを外した人間は、凄い能力を発揮します。

 オレはリミッターというより、ネジが外れそうなんだけど・・。
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出羽伝承館前の農民たちに、ねぎらいを。

2023-09-18 09:07:57 | 日記・エッセイ・コラム
 祭りに行く前、道の駅おおうちに寄りました。目的は昼メシの調達と、お百姓さんたちのねぎらいです。

 良く行ってるんですが、遭遇したのは初めてです。着いて早々、まず面会に行きました。絵ごころ満載で、すぐに夢中になりました。暑かったけど、日陰でじっくり鑑賞して、間に割り込み、セルフで撮りました。

 中に入っていいのかな、と一瞬躊躇しました。良く考えると、ニュースこまちで堂々と記念写真を公開していたので、いいんだなと思いました。

 日曜日で、人がそこら辺を行ったり来たりしていましたが、気になりませんでした。

 物販コーナーで、おにぎりと枝豆と小さな傷ものの桃を購入し、休憩所で食べました。冷房が効いていて、いっとき心臓を休めることが出来ました。

 ほんとは畳敷きの小上がり風の場所で、寝っ転がりたかったんですが。女性二人がその隅っこで、間断なく会話を交わしていて。子守歌のように安らかな気持ちになりました。

 帰って、クーラーボックスから取り出した枝豆「秋田ほのか」を茹でました。今季最高に美味しかったです。粗塩(あらじお)のまぶし加減が、我ながら絶妙で。一個一個、変化がついて、しかも香り、甘さ、こく、個性が半端なく突出していました。

 まだ残っています。一度に食べるほど、どうでもいい味じゃあありません。味わって食べると、意外と進まないものです。10個ぐらいで満足してしまいます。9月の枝豆、サイコー。

 今場所の相撲は、見方が変わりました。誰かを応援するわけでもなく。

 誰かが負けるのを期待するのでもなく。

 ただ、成り行きを見守っています。

 何と、気が楽なことでしょう。
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本荘の祭り

2023-09-17 16:09:34 | 日記・エッセイ・コラム
 大内町岩谷の出羽伝承館で案山子を見たあと、本荘のまつりを見学に行きました。大名行列から始まるヤツです。

 12時キッカリに花火が上がり始まったのですが、いつもとルートが違う事に気が付かず、お殿様が通過したのが見えました。しまった。行っちゃったか。

 この暑さでは、追いかける元気はありません。商店の前の日陰になる場所で、じっと通過する出し物を見物します。

 思ったのですが、どこも人手不足で、祭りも盛り上がりませんね。

 いつまでも昔のイメージを追う自分が、間違っていることに、ようやく気が付きました。

 大分前から、子供たちが主役になってました。子供達は大事ですからね。町の将来は、彼らに掛かっているのですから。

 車の車外温度で33度。気象庁のアメダスで32度の「もどり残暑」は身体にきつかったです。オレはナニをやっていたんだろう。ボーッとして、考える力がありませんでした。

 昭和50年代に良く通った酒場が、偶然目の前に出現しました。うれしかったです。店の名前は「これ酒」。これさか、と読みます。「これが酒場」の略です。

 あの頃、店の看板は確か「これが酒場」とフルネームで書いていたはずですが、今は看板も「これ酒」になっています。転々と引っ越しして。今は市役所の近くまで進出して来ていました。

 しかも店が開いている。この真っ昼間に。のれんが出てないけど、ドアが開いていて、カウンターに一人、座っているのが見えました。

 いつも「これ酒」から始まりました。庶民の味方です。キューッと一杯、いや2杯。引っ掛けた勢いで、本陣に突入して行きました。

 酒の実力も訓練次第。練習は良くやったなあ。最近は練習もしてないから、もう酒は飲めない。あの店にお礼参りに行くことも、おそらく無いだろう。

 ナニ、ダシもなにも写ってない。いつものことじゃ、あ~りませんか。
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自転車用ヘルメットを高校生が着用しない理由。

2023-09-16 09:30:18 | 日記・エッセイ・コラム
 ノーヘルが横行してます。特にヒドイのが新潟、青森、次いで3位が秋田。率で言うと、たったの2%。98%がノーヘル。
 秋田市内の高校生200人に聞いたそうです。ノーヘルの理由、その1。ヘルメットを持ってないから。~買えばいいでしょ。
 その2。みんなかぶっていないから。~みんなで歩けば怖くない。
 その3。髪形が崩れるから。~本音が出ました。
 その4。格好悪いから。~当たってる。

 高校生は身体が出来ているから、まだいい。小さい子は、ほんと危ない。むしろ高校生は自分が凶器になり得る。向こうから凶器がやって来た。だから防具を着ける。これじゃあアメリカン・フットボールの考え方と同じ。籠手や胴も着けろや。

 というオレも、あのヘルメットのラインナップじゃあ、御免こうむる。もっとカッコイイのを作ってくれや。
 イチ押しは、独眼竜政宗のカブト。2番目はオオタニが被るヤツ。ナニッ? かえって危ない? そりゃそうだ。じゃあ50歩譲って、カウボーイ・ハット風。若い人には「ウルトラマン風」。
 これで、どうだ。ウルトラマン自体、古い? なら今風のガンダムでも何でもいいや。とにかく「カッコよく」して欲しい。

 このことだけ、なんで商業主義を採用しないのか。不思議だ。売れるヘルメットなら、いくらでも作れそうなのに。

 そんなに基準が難しいのか。
 
 ま、とにかく。田舎は都会ほど危険は少ない。のんびり、行こうぜ。
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