ソ○トバンクの置き土産

　急に朝が寒くなったせいか、体調が良くないので、今日は何もしないで過ごすことにしよっと。ゴミ捨てと餌やりだけして、あとはボーッとテレビでも見よっ。

　ってことにしたら、ソ○トバンクからお手紙が来た。何でも、乗り換えしても「あんしん保証パック」に継続加入していて、毎月税抜き６５０円の使用料が発生するそうだ。

　何だソレ。確かそれ使った事あるぞ。水に濡らしてバッテリーをダメにした時、そのシステムを使って、新品の機種と少しの負担で済んだ。

　シカシ分からん。もう使用することもないのに、なぜ継続加入したことになっている？　どういう安心パックなんだ。不安でしか、ないぞ。

　解除したる。えーと、ＱＲコードを読み込んで、４桁の数字。それに「パスワード」？？？　４年も前の契約なんか覚えてるわけないだろ。パスワードをメモした記憶もない。契約書類はあるが、書いてない。

　仕方ない。契約者ご本人が直接行ったる。というわけで、また量販店に行くことになった。

　女性が一人、進み出て来て、御用向きを聞く。背の低い、まるでＵＦＯから現れた異星人のような段差が出来た。予約しないで良かった。最近、混んでるのを見た事がない。ヒマなんだろな。

　で、身分証明書を見せろとは言われなかったが、用紙に名前と生年月日を書いて、保証の対象となる機種のＩＭＥＩを書けという。それは通知に書いてあった。なんてことない数字なんだが、ケタが多い。１５桁もある。おまけに文字が細かい。１ｃｍの間に５ケタ並んでる。

　分かったぞ。これも嫌がらせだな。年寄りだと思って、読めないだろうと・・。職業柄、数字は適当に区切って写すのは慣れている。

　でもなんでオレが、ここで書かなきゃならない。その意味が分からん。画面に出ているだろうに。照合すればいい話だろ。わざわざ筆記試験のテストかい。

　ただ今回は、それだけで御免してもらえた。もういいのか。本当か？

　オレは、疑り深い。「あと無いでしょうね、他に請求くるの」「ないです」「本当に？」本当らしい。「どうも大変、お世話になりました」宇宙人はニコリともしなかった。

　このために、高いガソリン掛けて、来たんだゾ。それを考えてくれ。残量の表示が、バー１本になった。航続可能距離２４ｋｍ。仕方ない。給油していくか。いつもの無人スタンドへ行く。看板を見て安心した。１７９円だったのが、ここは１７４円と表示されている。

　よーし、清水の舞台から飛び降りたつもりで、思い切って３０００円分入れたる。