松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

生理学的に、ショックを受けた日。

2016-10-04 13:14:43 | 日記・エッセイ・コラム

 大隅先生がノーベル賞受賞を決めた日、私は生理学的に大ショックを受けました。それは血管年齢が80代と宣告されたからです。

 血圧脈波検査結果。動脈の硬さの程度。左「血管の硬さは80歳以上に相当します。」

 がび~ん。1年で10歳、年取ったあ。

 前からあの機械は気に入らなかった。すっげえ締め付けるんだもん。ステップ1。右足首+右腕。ぐあ~ん。足首の血管、ちぎれそう。きっと災害で上から物が落ちてきて、足を挟まれ救助された人。こんな恐怖だったんだろう。ワイも緩み始めた時、血小板が血管をふさいで、「ぷちーん」と行ってしまうかと思った。

 これ、痩せて背の高い人には、必要以上の負荷が掛かると思う。例えばエキスパンダーという器具が流行った時代がありました。まったく引っ張れませんでした。寮の同じ部屋の1年先輩が得意そうに、ぐいんぐいんと開きます。その先輩は背は低いですが、太めです。単純にその時は、自分に力がないからだと考えました。しかし力学的によーく考えると、長い手足はハンディになるのです。同じ年の同じ身長のヤツも「あれっ」って感じで、できませんでした。

 でも救いはあります。頸動脈のエコーでは昨年と変わりありません。血管壁の、厚さ1mmを超える「プラーク」が1か所あることはあるのですが、先生は心配ないと言ってくれます。

 最後になりましたが大隅先生、受賞おめでとうございます。楽観的な楽しそうな奥様でしたね。夫婦漫才のような生活だとか。きっと授賞式が終わるまで、話題に事欠かないことでしょう。

コメント
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