松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ボート会場東北に、持って来いやーっ。

2016-10-17 12:00:27 | 日記・エッセイ・コラム

 わたくしは、ボートを漕いだことがあります。池のボートでも、スワンでもなく、競技としてです。

 由利本荘市の羽後本荘駅から本荘高校の生徒は降りてきます。本荘高校には伝統あるボート部があります。練習会場は1級河川「子吉川」です。本荘はボートの街でもあります。本荘高校の他に由利高校と由利工業高校、南中学校にもボート部があります。

 私が漕いだのは「舵付きフォア」と呼ばれる4人で漕ぐやつ。後ろに一人、舵を持って掛け声を掛ける人が乗ります。毎年恒例だった「ボート大会」です。ゴールは今では街のランドマークとなった由利橋です。どうも今は、やってないようですね。40年前の話ですからね。

 もろアマチュアだった私は、ごっつい体育の教官たちと一緒に乗ることになりました。若かったけど腕力の差は明らかで、さっそく「腹切り」を経験しました。ひとりだけオール(ブレード)を引く動作が遅れると、水流と仲間のオールが邪魔をして、自分のオール(ハンドル)が腹に食い込み、「ぐえっ」となります。これを称して「腹切り」と言います。

 座席がスライドして、うまくいくと気分がいいのですが、ここでも足の長さが違う自分は、がに股で3人に合わせます。きっとストロークが適正で、うまく足の力を出せたら、水面を滑走する楽しさを充分に味わえたことでしょう。6年も居て、思い出はそれしかありません。

 ボートは手と足、腹筋と背筋。およそ全身の筋肉を使う競技です。筋肉をイジメたい方には是非お勧めします。

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