あるホテルの朝食をブッフェスタイルで頂いたんですが、やはりウワサ通りでした。係の方が人数を確認して、席へ案内します。そして一言、「中国の方は空いているとすぐ座りますから、何かテーブルに置いて、料理を取りに行って下さい。」名指しでしたからね。ちょっとびっくりしました。シカシかと言って大事なものを置いて無人にするほどボクらも信用していません。結局誰かを残して行くことになります。なんぼ従業員が見張っているとは言え、うかつな事はできません。
そして案の定、彼らは案内されたテーブルに座りません。4人連れが来て、ボックス席に案内されたのですが、そこには座らず窓際のテーブルに行きます。そこはまだナイフとフォークも用意されていない、下げたばかりの場所なのです。ボーイさんは黙々とそれらを運び、おまけに子供用のイスを大人用に替えています。その間やつらは立って見ています。食事の後も、従業員に挨拶するでもなし、イスを引くでもなし、悠々帰って行きます。その姿から感じるのは、ある種の優越感ですね。他人の仕事というものを、尊敬していない。かしづく人間は見下す、欺瞞に満ちた姿です。そういう反動もあってボクらは、自分の食べた食器を整理して、イスを戻して、御馳走さま、と言って出て行きます。仕事に優劣はない。相手の職業を尊敬する。そういった感情は、日本人は生まれながらに持っていると思います。やつらは悲しいかな、旅というものを分かってない。
5人の運転手がいる中で、誰も運転したがらないので、仕方なし私が運転した。疲れた分、毎日オリオンビールで癒した。北谷のデポ・アイランドの海岸で、ベンチに寝た。何と暖かいんだろう。
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