松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

アイソン彗星はゴミだね、97年のH・B彗星に比べると。

2013-11-26 08:15:29 | 日記・エッセイ・コラム

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これはただの夕焼けです。家の屋根から見てます。

アイソン彗星を見るため、ここ1週間の間の気象状況を予想しながら

夜明け前から空を眺めていました。1日目が一番、条件が良かったです。

水星と思われる星が水平線上に明るく輝いていました。その右上に何か

ぼやっとしたものが、あるような気がしました。カメラで撮れるような

生易しい被写体ではありませんでした。1997年の冬、見たヘール・ボップ彗星

に比べたら(比べたら気の毒ですが)屁みたいなものでした。

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あの時は凄かったんだなあ

と、今なら思います。酒飲んで帰ってきた夜でした。空気がカチッとした、冷えた、

星がたくさん見える夜でした。それは思わず後ずさりするほど、圧倒的な迫力でした。

彗星の核はやや横より上に見えるものの、そこから広がる尾は夜空の半分、

天頂に至るまで、識別できました。これほど大きいとは、怖くなるくらいでした。

時代も世紀末、これでカルト信者が集団自殺したと聞きます。空を見上げる余裕が

ない程、忙しかったのかも知れませんが、あの時1回しか記憶がありません。

あの彗星はとても珍しい星で、あと100回生まれ変わっても、見れないかも

知れません。何しろ、一晩中肉眼で見える日が、1年半も続いたのです。

北国では冬の間は稀にしか星空は見れないから、それで記憶に薄いのかも

知れませんが、実に、実に、もったいないことをして過ごしたものだと

思います。

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しかし、いつも見えると言うことは、当たり前になってしまうわけで、

毎日が当たり前になってしまう事は、こんなに恐ろしいことなのか、と

思わずにはいられません。今日でもそういう事は、実にさりげなく、

起こっているのだと思います。

沖縄米軍への思いやり予算だとか、中国というドブに捨てたODAだとか、

温暖化はシーオーツーのせいだという前提のもとに、まじめに議論されている

COP19だとか・・・。

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