NHKが最近良く画面上にQRコードを出して、番組中に使うようになりましたが。
「このQRコードを」と言えないで、苦しげに「2次元コードを」と言ってました。もったいない。(株)デンソーウエーブの登録商標だからでしょうね。確か自社の在庫管理のために最初に作ったと聞いています。会社では特許を行使せず、その技術を無償で公開し。今では国際規格になって、誰でも使えるようになっています。
QRは「クイック・レスポンス」から来ています。1秒間に10個の読み取りが出来る「速さ」を求めたからです。
どれくらいの情報を詰め込めるかと言うと、数字で7089字。英数字で4296字。漢字でも1817字。ほぼ常用漢字をカバー出来るくらい。
たかが白と黒の2進法。コンピューターと同じですが。ここで疑問。情報によっては、白に偏ったり、黒ばっかりになったり。することが想像出来ますよね。
これを8種類のマスクを掛けることによって、解決しているんです。つまり、ある法則に従って、黒を白に「反転」するのです。
そして汚れても読み取れる。もちろん限界はありますけどね。これも現場が油汚れを想定していたからです。
また従来は専用の「読み取り装置」が必要でしたが、これは昔のガラケー相当のカメラの画像処理でデータを読み取れる。ここが素晴らしい。経費節減。2000年代初頭にしては画期的でした。
このほど、宮城県沖の水深7500mの日本海溝で、2011年3月の東日本大震災の地震で断層がずれて出来たとみられる、高さ26mの崖が発見されました。
その数字もさることながら、この海底断層は当時80mから120mずれたと推定される、と発表しています。
これが破格の規模だとおっしゃっているけど。その破格の揺れを、おれ達は経験しているんだってば。何を今さら驚いているか。
100m動いたにしては、地上では数メートルだったぜ。
深いから、まだ軽く済んだってが。冗談言っちゃいけねえよ。
ps. 今ニュースで見ました。結局、高さ26mの津波が来てもおかしくないってことか。湾に入る前に。