松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

イブの過ごし方

2023-12-25 13:56:55 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日のイブは、忙しかったです。テレビを見るのに。
 10時から高校駅伝。午後は男子で、そのあとフィギュア女子フリー。
 仙台育英を応援していました。妻は県勢が何位か聞きますが、まともに確認していないので、適当に答えます。仙台育英の女子は、絵に描いた様な大逆転負け。見事というしかありません。ゴールで泣きじゃくるアンカーの子を見て同情してしまいました。去年があったからこそ、同じ過ちを犯してはいけない今年。
 アンカーに留学生を持って来るのは反則だと思います。仙台も2年目の留学生が居ましたが、去年は先導の白バイを追って行って、コースを外し、大回り。今年も危うく同じ間違いをしそうになりました。余裕がなかったのでしょうね。
 長野の佐久長聖は凄いチームでしたね。ガイジン枠無しで、あの記録。きっと彼らは長距離レースに欠かせない全日本のメンバーになることでしょう。

 日本のフィギュア・シングル女子の充実ぶりは凄いです。「百花繚乱」と形容詞を付けていましたが、私も去年、使った気がします。一段と皆、可愛くなりました。まるで昔の彼女たちがオールスター・キャストで登場したかのようなウハウハ状態。それぞれが色気を増して輝き、テクニックも見事です。技術点もさることながら、演技構成点。曲にピッタリ動きを合わせて全体を表現する力。そのレベルは確実に上がっていると感じました。6人づつの3グループ、約18人の今昔彼女に囲まれて、夢のような時間でした。
 ただ木下アカデミーの躍進が目に付きました。お前もか、っていうほどたくさんの子を抱えています。まるでフィギュア界の「虎の穴」。点数を待つ間、選手の手を握って離さない、わざとらぶり。あのコーチ、好きじゃありません。坂本花織と三原舞依のいるシスメックスが、私の好みです。

 こちらではまだ、知事の失言が尾を引いています。じゃこ天と一緒に話題になった「どろめ」。イワシのシラス。これを美味しくないと言ったらしいです。ところが「禍(わざわい)転じて福と為す」で、注目を浴び。お互いの県の名物をセットで売り出すと評判になるなど、思いがけない効果を発揮しています。
 水を差すようで悪いけど秋田にも、沿岸に産卵に来たメスを丸ごと漁獲する「季節ハタハタ漁」があります。と聞くと残酷でしょう。
 シラスが居なくなるのも、それを選んで小さい魚を食べる文化があるからですよね。
 実態はどうなのか。資源を守りつつ、漁が行われているのか。自分には分かりません。
 食文化は、その地域の大切な伝統です。これが出来ないと、正月が来ない。そう思う人も多いはず。ブリブリの「ぶりこ」が食べられないなんて、考えられません。

 それはそうと。こないだからケーキが目障りで、つい「フライング」を犯してしまいました。この時期は、コレが付きもの。また残り半分を頂くとするか。やっぱりオレはバタークリーム派だな。このしつこさが、たまらん。

ps. 真冬の日本海に船を漕ぎ出すのは命がけです。波が荒い日は漁が出来ません。ハタハタはカミナリが鳴って荒れるほど、沿岸に近づきます。自然はうまく出来ています。この塩梅が、今まで続いて来た証拠でしょう。
コメント
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