そろそろ秋田は渇水の情報が出始めた。
田植えが出来ない水田もあるし、枝豆の作付けが出来ないのは、私にとって死活問題だ。
こんなに天気がいいと自慢すれば、雷神様にも届くだろう。
例年、小泉潟は田植えの時期は水位が下がる。
しかし今年は随分下がったなあと感じている。
試しに金足の田んぼに引いた水の量を計算してみよう。
横幅が約600m×縦は900mだから、1m下がったとして270,000立方メートル。
これを東京ドームと比べると約2割強となる。なんだ、案外少ないな。
だけどドームは深さがあるからね。しょうがないだろう。
この27万リューベの水が、金足の命綱だ。
しかしまだ枯れてないぞ。田植えが出来ない田んぼがあるのは、隣の潟上市だ。
でっかい貝が干上がっていた。この調子で、池の水全部抜きましたって、やったら何が出てくるやら。
昔は菱(ヒシ)の実が採れて、箱船が岸に止めてあった。
遊ぶ子供たちは、底なし沼だから危険だと教えられていた。
今、干上がった泥の上に体重を乗せると、ズブッと沈む。
おっと、ここは県立公園だから、うっかりしたことは出来ない。
このくらい自慢しておいたら、そろそろ降ってくるだろう。