松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

雨乞いの儀式

2019-06-15 10:36:42 | 日記・エッセイ・コラム

 そろそろ秋田は渇水の情報が出始めた。

 田植えが出来ない水田もあるし、枝豆の作付けが出来ないのは、私にとって死活問題だ。

  こんなに天気がいいと自慢すれば、雷神様にも届くだろう。

 

 例年、小泉潟は田植えの時期は水位が下がる。

 しかし今年は随分下がったなあと感じている。

  試しに金足の田んぼに引いた水の量を計算してみよう。

  横幅が約600m×縦は900mだから、1m下がったとして270,000立方メートル。

  これを東京ドームと比べると約2割強となる。なんだ、案外少ないな。

  だけどドームは深さがあるからね。しょうがないだろう。

  この27万リューベの水が、金足の命綱だ。

  しかしまだ枯れてないぞ。田植えが出来ない田んぼがあるのは、隣の潟上市だ。

  でっかい貝が干上がっていた。この調子で、池の水全部抜きましたって、やったら何が出てくるやら。

  昔は菱(ヒシ)の実が採れて、箱船が岸に止めてあった。

 遊ぶ子供たちは、底なし沼だから危険だと教えられていた。

  今、干上がった泥の上に体重を乗せると、ズブッと沈む。

  おっと、ここは県立公園だから、うっかりしたことは出来ない。

  このくらい自慢しておいたら、そろそろ降ってくるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする