松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

カツオ風味の、ふんDoし~。

2019-06-28 14:42:05 | 日記・エッセイ・コラム

 火野正平のこころ旅で気になるのは、

 彼が方向指示をしたことが一度もないことだ。

 もっとも全部見ているわけではない。

 自転車は曲る時、必ず相手に知らせる必要がある。

 好きな方の片手を、まっすぐ伸ばすか、直角に曲げるかして、

 自分の進みたい方向を合図する必要がある。

 そうでないと、車の人は「あいつ、どっちに曲がるんだ。それとも直進か」

 とスピードを落として様子を見なきゃいけない。

 自転車乗りは誰でもやらなきゃいけない。

 同じNHKのサイクル・アラウンド何とかいうやつに出てくる、

 日本語の上手な外人は、ちゃんとやっているのを見たよ。

 同じ自転車乗りとして、とても気になる。

 後ろの4人のうち、誰かが合図しているなら、いいんだけど。どうなんだろ。

 感心するのは、事故も起こさず何年も続いていることだ。

 車と同じレーンを走るのは、とても怖い。

 うしろの車が間隔を取って、通り過ぎてくれるか。神頼みしかない。

 その点、5人で走ってりゃ、一番後ろのやつが死んでも、正平ちゃんは助かる。

 車も、5人が相手だと、さすがに目立つだろう。

 という全く相手次第の心細い旅だ。

 だから注意してくれ。

 昼めしで、カツオ節の香りがするたび、

 「またアレを言っていいか」と聞くけど。

 そんなに言いたいか。

 ならオレが言ってやる。「カツオ風味のふんどし~」

コメント
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