松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

自殺しかない、譲位の恐ろしい結論。

2016-12-03 16:52:55 | 日記・エッセイ・コラム

 私にとって三笠宮親王の印象は、決して良くない。だから危うく見逃すところだった。70年前に、こんな意見書を書いていたなんて。

 もの凄い「先見の明」が書かれている。今の状況を予測なさっていたとしか思えない。

 つまり「天皇に・・『死』以外に譲位の道を開かないことは新憲法18条の『何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない』といふ精神に反しはしないか」

 皇室はなぜ例外なのか。その結果がどうなるか。当事者でなければこの緊張感は持ちえなかったことでしょう。

 また婚姻についても「当然皇族も同様に取扱はるべきである。皇族だけこの自由を認めないのは皇族の人格に対する侮辱である」と述べておられる。

 

 日本国憲法では天皇とは、ハンコを押す「ロボット」である、と言っているに等しい。

 もし、今回の有識者会議が陛下の望まれる「譲位」を認めない時、どうご決断されるか。最悪のシナリオを想像する。もしそうなった時は、全国民が現政権を非難するだろう。安倍さんは、とても生きては官邸から出られないだろう。

コメント
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