寒風山の伏流水、滝ノ頭を散策する。
なお、妙なものが写っているかも知れませんが、気にしないで下さい。他人ばかり撮って、張本人が顔を出さないのは、片手落ちかと考えたもので。いつもより、多めに、入っています。
杉木立の中を遊歩道が整備されていて、池が見えてくる。
十二湖まで行かなくても、青池が見られます。脇の流れを見ながら行くと、こじんまりした神社に出る。ここらへんから湧水が始まる。
赤い石は、水の中にあるが、澄んでいるので、そうは見えない。この水を飲んでみる。
意外に味はしない。無味無臭。水を飲んでいるという感じもしない。自然と入っていく感覚。しかし後味が舌に残る。それは淡い甘さだった。これかあ。男鹿梨の甘さは、おそらくこれなんだと思う。水分の多い、例えばスイカを食べていると、うまい地下水を飲んでいる気がする。
ここから五里合の中石まで、4kmあるかないかの距離だ。寒風山の伏流水が、梨山の麓まで行っているに違いない。
これが円形分水工。男鹿市の上水道と、農業用水に分かれていく。
途中、クレソンを栽培している場所を通る。無断で採ってはいけません、と書いている。これは入口の無人販売で買うことができる。
雨が降る前に散歩も出来たし、いやー、いい日だった。