棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ドキッとする言葉

2011-02-26 08:13:02 | 山郷の暮し
三月下旬の暖かさにでっかいハエが三匹電灯に群がる。
「ビッユピッで殺さなくっちゃ!」と当然のことを思った後、「殺す」という、自分が胸のうちでつぶやいた言葉にドキッとする。
それで殺虫剤をやめたわけではないが・・・・。
ピューーー。ハエがわけもなく落ち、床で激しく回転したのち、ビタリと止まる。
死んだのだ。ゴミ箱に入れる。最前まで生命体であった。そして・・・今はゴミとなってしまった。

 中東リビアのニースやニュージランドの地震報道からはやたらと「死」の文字が目立つ。
先に表した「窓辺の象」での・牛の死・での会話は、次に生まれ変わる厳かな生命のめぐり周りを書いただけに、なにかやり場の無い心持になってしまった。
 生命・・自然が与えてくれた最も美しきこと。尊きこと。というけれど・・。

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