棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

寝ぼけ狸

2011-02-07 08:22:08 | 山郷の暮し
気温が上がった午後、枯れ草がもぞもぞと動いている。
サクラか??いやちがう。よくよく見れば穴クマか狸のようだ。
春先には寝ぼけた獣がフラフラ歩いているのを見ることがあるが、先日まで真冬日続きのこの冬にしては早い。
そおーーと気取られないように写真を撮る。
狸のようだ。
サクラのし止めたイノシシの残骸を夢中で食べている。そうとう腹がすいているのだろう。
サクラに見つかったら、たちどころにあの世の春になってしまう。
サクラにとっては、狸ていどはお遊び気分でし止めてしまうからだ。
案の定サクラがすっ飛んできた。そして、アットいうまに咥えこんでしまったが、ともかく放してやる。
しばらく動かない。よくいわれる狸寝入りなのであるう。
毛が抜け落ち、皮膚がガサガサしている。かゆい皮膚病のカイセンに病んでいるだろう。
殺生もかわいそうだが、狸やイノシシはカイセンというやっかいな虫がいる。
現にサクラも口の周りがかゆがり、血液中にいると思われ、これ以上強烈なやつが入っても困る。
しばらくはサクラをつないで置くか・

振り向いた様がカワイイーーー


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