棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

森が動く

2013-06-26 07:08:27 | 山郷の暮し
梅雨のまっただなかで一雨ごとに草木は茂り、雨雲が切れて強烈なお日様が照らすと、まるで入道雲のようにモコモコと成長するかのごとくです。
そんな山並みを見て連想するのが、たしか黒沢明の映画「蜘蛛の巣城」の中でのセリフで「森が動く」です。
マクベスクがヒントらしいと記憶していますが、ただ今の季節はまさに「森が動く」と思えるほど日々変化をしています。
そんな木々の茂みの中で、薄黄色のモコモコが点々とあります。
栗の花でふさ状に咲き、トゲトゲに実る様とはまるっきり違っています。
森の中に生える山栗の小さな実を収穫する人もなく、その分見た目には増えている気がします。
そうそう、秋には熊さんが栗の木に出没した騒ぎがありました。

薄黄色の花が消えたころ、カッ!と照らす夏日がやってくる。
森の様子もまた変わっていきます。

写真は我が家の真向いの風景です。道は国道254

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