棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

古語辞典より--百人一首

2015-11-12 10:14:45 | 山郷の暮し
パラパラと開いた古語辞典。
小倉百人一首の項目に「田子の浦 うち出でてみれば白妙の・・・・」の私でも知っている句で、次々に裏覚えの句が並んでいます。
辞典には詳しい説明が続くのですがそれはご自分で・・。

今の季節にふさわしい句に

「小倉山 峰のもみじ葉 心あらば いまひとたびのみゆき待たなむ」
見事な小倉山の紅葉を息子である後醍醐天皇にも見せたいものだ。それまで散ってくれるなよ。と呼びかけているような句です・・。
もちろん、もっと詳しい説明があるのですが・・。

古語辞典を当てずっぼに読み、そのはしから忘れているのですが、
現在何気なく使っている言葉が、時代時代の思いが重なり変化しながら伝わってきている。
「言葉・文学ってすごいなー」と改めて感じています。

「言葉が乱れている」などと申す方がいますが、確かに若い方の言葉はわからなくなっています。
かといって「乱れている」とか「昔はよかった」などとは思いません。
むしろ、年配者が無理をして若者言葉を使うほうが滑稽かと思う。

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