棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

刃物研ぎ

2012-08-27 07:02:00 | 山郷の暮し
私は器用なほうだと思っている(貧乏がつくかも)。ナニセお絵かきをしたりオブジェを製作しているのですから・・。
しかし、包丁をはじめとする刃物の研ぎは極めて下手で、頑張れば頑張るほど○ッパ になってしまう。
友のトンソクオジサンなどは(家具職人だった)、見かねて我が家の包丁を研いだり、収集している立派な包丁を回してもらってきた。
体調を崩し、刃物研ぎどころではないようで一日も早い回復を願っている。
 よく十円玉一枚の角度で といいますが、実際にはうまくいかないものです。
また、砥石は百円から数万円イヤそれ以上するものらしい。

 研ぎで思い出すのは、普請場(以前は建築現場をそう呼んだ)が大工がかんなやのみを研いでいた。
大工がカンナを引くたびに、ヒューーと透けて見えるカンナくず(そお呼んでいいのか??)が飛び出てきました。
見ているだけで楽しい光景でした。
 
 職人さんが使う包丁や刃物は、最初は本当の刃ではなく、使う職人さんが自分に合わせて研ぎなおすのだそうです。
すばらしい板前さんは、すごい研ぎの技術をもっているのです。
刺身など切面が輝いています。
料理の腕は包丁を見れば判るとは、そおいうことなのです。
以前は名人芸のごとき職人さんがいたるところにいたものでした。

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