棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

女盛りの美

2019-04-27 11:03:04 | 山郷の暮し
連休の初日、天気はパッとせず幾分肌寒い。
北海道では積雪があったようですね。
この時節珍しいことではありませんが、やはりお天道様ギラギラの方が楽しい。

我が家の桜、昨日の小雨で引きちぎられるように散り、地面は花びらの模様が作られた。
雪が積た白い地面と異なり、多彩な色彩が含まれていて楽しい。

花びらの散った後、焼きレンガ色のウテナ(額のこと)に変身した、若葉に変わる短い期間の桜の美しさだ。
このときの趣をあまり注目されないが、満開時は爛漫と形容できるが、ウテナの美しさは正に、年増の美である。
いやいや、年増といってはかわいそうな気もし、女盛りの美 としよう。
 
わが花の谷の桜も、上部の750メートル以上の集落に移っていきます。
標高10メートルのわずかな高さでも、花の開き方が違っています。
なによりも、周りの花々の色がことなる。
我が家の周りは、山吹の強い黄色に花ももの濃いピンク。そして、ウテナの桜の美。
少し上部の集落は、満開になりつつある桜に、淡い花々である。








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つぶやき

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