棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

2-ネパール大地震

2015-05-06 14:49:26 | 山郷の暮し
大型連休も今日で終わりのためか、眼下の国道254号を走り抜ける車がめっきりと少なくなりました。
とはいっても、平日よりもはるかに多いのですが。
私は我が家から一歩も花の谷から出ていませんので、娑婆の様子はわかりませんが、穂高温泉方面には当分行かないほうが無難かもしれない。

ネパール大地震の被害が、NETで次々と明らかになってきています。
私が想像したとおり、歩道の山道が開通するに従って村々の崩壊が明らかになっていきます。
なんとも痛ましいことですが、普段でも流通状態が時代遅れの地域だけに、
全てが人力によらなくてはならない。

ネパールの独特な宗教文化は首都のカトマンズばかりでなく、山肌にへばりついたような村々にも存在しています。
それらが瓦礫どころか、焼粘土製の美術品などは再生不可能な砂のようになってしまったのでしょうか。

私の研究対象にしていたチベット寺院--ゴンパ などの壁画は無事なのでしょうか・・。

活気に満ちたバザールを囲む古い形式のレンガ積みの僧院や民家が見る影もない。
写真を見て泣けてしまいます。

写真は1980年に崩壊してゆく民家のスケッチです。
当時でもこのような古民家が所々あり、四角いだけのつまらない建物に変わりつつありました。
屋根を支える ほほずえ が可愛いですね。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本